慧音(レス)1
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慧音(食べちゃった・・・前スレ○○との歴史・・・)
○○「うおっ!?スレがリセットされてる!?」
慧音(うわぁ・・・甘いよう温かいよう美味しいよう・・・♪)
○○「投稿した筈のけーねSSが・・・」
慧音(もう一回食べたいな・・・)
○○「・・・けーね?なんか目が血走って・・・え、角生えて無いだろ!?何でいきなり・・・アッー!」
14スレ目 >>34
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けーね先生が牛とかぬかす奴がいるので実験してみた。
けーね「ん、〇〇か、どうしたこんな夜中に?」
よーしよしよしよしよし、
けーね「ふわぁ・・・うぅ・・・くぅ♪」
どーうどうどうどうどう、
けーね「ん・・・ん・・・くぅん♪」
よーしよしよしよしよし、
けーね「あぅ・・・あ・・・って何をする!///」
14スレ目 >>641
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○○「慧音、教材の準備できたぞー」
慧音「なっ、まっ、○○!子供たちの前ではちゃんと先生と呼ぶようにと」
子供たち「ひゅーひゅーだね!ひゅーひゅー!」
慧音「お、おまえら、オトナをからかうものじゃない!そこに直れ!」
○○「落ち着け慧音先生、そんなことで頭突き落としてどうする」
慧音「だ、誰のせいだと思っているんだー!!(がつーん)」
○○「あ痛ーーー!!??」
○○「むむむ… 模倣『ファーストピラミッド』!!」
慧音「まだまだだな、これではイージーモードもクリアできないぞ」
○○「むう、ダメか……これでも毎日頑張っているんだけどな」
慧音「努力するのは当たり前、だが形にするのは何よりも難しいということだ、さあもう一回」
○○ 「げ~~~~~」
妹紅「おおい○○、そんなのより私の符術を教えてやろうかー?」
○○「おお、火系のスペルか、見た目的にもカッコいい…」
慧音「だ、だめだ!○○は私の恋b、じゃなくてい、一番弟子……なんだからな。
ちゃんと責任を取って一人前に弾幕をはれるようにするのは私の役目であり責任がある立場なわけであるからしてほら、
簡単に妹紅に教育をパスしてしまうというのははなはだ無責任なのではないかと愚考する次第なのであって」
○○「……わかりましたよ先生、それじゃしっかりご鞭撻のほどお願いいたしますよ(ニヤニヤ)」
妹紅「ふう~~~ん(ニヤニヤ)」
慧音「な、何だ二人ともその目は。私はただ……(おたおた)」
14スレ目 >>880
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「……人里を発つのが、こんなにも悲しいとはな……」
「なぁに、心配するな」
「……慧音……」
「どこにいても、何をしてても、歩んだ歴史は変わらない。
私はそうだと信じてるぞ。
だから……だから……グズッ」
「……ありがと。 ほら泣くな」
「…… 本当は……すっごく寂しいんだぞ……」
「大丈夫だって。 どこにいても、お前を愛し続けるぞ、慧音」
14スレ目 >>999
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慧音と一緒にケーキを作ることに。
生クリーム混ぜるときに、ちょっと力が入っちゃって慧音の頬に生クリームが飛んでしまった。
それをぺろっと舐めとる○○。
「ば、馬鹿、何するんだ!」
「いや、美味しそうだったからつい」
「…ま、まだ付いてるぞ」
「え、もう付いてないよ?」
言い終わるが早いか、慧音は自分で唇に生クリームを付けた。
「…慧音…」
黙ってうなづく慧音の唇のクリームを味わう○○。
しばらくして唇を離す二人。
「ほら、今度は○○の唇についてるぞ」
などと言いながらクリームを付けてくる慧音。
そんなことしながら、思う存分楽しんだ二人だった。
「しまった、ケーキがスポンジだけに!」
「つい全部食べてしまったな…クリーム…」
もこ「無くなりそうだったから生クリーム買って来たぞ」
「「いつから見てた!?」」
16スレ目 >>310
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「慧音……その、怖い話を聞いてだな……」
「またか」
「いや、違うんだ。今回はたまたま耳に入ってしまって――」
「前もそう言ったじゃないか」
「……」
「まぁ、良い。ほら、こっちへ来い」
「……すまんな」
「ふふふ。まったく、○○、お前は仕様のない奴だ」
「怖がりな癖に、どうもあの手の話は興味をかられるんだ」
「子どもじゃないんだぞ? ほら、大丈夫、大丈夫♪」
「あぁ……。やっぱり慧音に撫でられると、凄く安心する……」
「母親が恋しい、のか……?」
「うーん……。恋しいとまではいかないけど、甘えん坊だったかなぁ」
「……それならな、私に甘えると良い」
「――う?」
「ひ、人前じゃダメだぞ。……こうやって……二人の時だけだ……」
「あ、あぁ……宜しく、おねがいします……」
16スレ目 >>526
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○○:「慧音、エロマンガ島ってどこだっけ?」
慧音:「バヌアツにある島の名前でイロマンゴ島の別名か
オーストラリアクィーンズランド州にある町の名前だ。
そんな事はいいから、早くスイカを食べろ。妹紅に全部食べられてしまうぞ」
○○: 「別にいいよ。いつものように慧音の顔を見られるなら、それで十分」
慧音:「・・・バ、バカな事を言うな」
妹紅:「ホント甘いね。砂糖いらないや」
16スレ目 >>812
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870 :名前が無い程度の能力:2008/06 /21(土) 22:11:10 ID:tyxcrpXI0
けーね「私は○○の事が大好きです、私は○○の事が大好きです。
大切な事なので二回言っておいた、此処テストに出すぞー」
871 :名前が無い程度の能力:2008/06 /21(土) 22:16:30 ID:Dl9H9GYg0
生徒(駄目だこいつら、はやくなんとかしないと…)
872 :名前が無い程度の能力:2008/06 /21(土) 22:19:55 ID:WB2xvlEk0
○○「うわっ、本当にテストに出しやがった」
けーね「はいそこテスト中に私語しない」
16スレ目 >>870-872
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慧音がよっぱらいました。
いつもの宴会の席。
いつものように絡んでくる半人半獣が一人。
「おい○○~、まだ結婚しないのか?」
ああもう、慧音は酔うといつもこうだ…
お前だって結婚してないだろうが…
外の人間の世話役だってのは判るが、そういう人生の一大事を軽軽しく決められるか。
「相手が居ないんじゃどうにもならんだろうが」
この返しも今まで何度となく繰り返したものだ。
この後は、どこどこの××はどうだとかって話になって、一時間はノンストップだ…
「なら私と結婚するか?」
…いつもと違う返事に、俺は少し乗ってやろうと思った。
「それはいいな、式はいつにする?」
「それじゃあ明後日にしようか、ぎりぎりジューンブライドだぞ?」
「よし、そうするか!あはははははははははははははは!」
「決まりだな!霊夢!早苗!神前式の準備は任せたぞ!あははははははは!」
二日後…俺は慧音と結婚した。
「まさか本気だったとはな…」
「…不満ならすぐに止めるぞ」
「いや、慧音以外の女なんて考えたことも無かった。
…だから、いつも見合いを勧められるたびに心が痛んだもんだ」
「…そ、そうだったのか…
…鈍い女で悪かったな、○○…」
「まあ、その鈍いところも含めて可愛かったんだけどな」
「…馬鹿…」
慧音が唇を重ねてくる。
俺もそれに答える。
「あ、ちょっと!神前式にキスは 無いっての!」
「山坂の神だけど別に構わないよ?」
「土着神の頂点だけど構わないよ?」
「祭られる側の人間だけど構いませんよ?」
「まったくあんたらは…外の神社はどうなってんのよ…」
博麗の巫女の憤りを他所に、俺と慧音は皆の祝福をその身に受けた。
17スレ目 >>113
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「ほんとだよーみたんだよー」
「えーうそー?○○先生と、けーね先生が~?」
「ほんとだってば~」
「そういえばあたしもみた、この間忘れ物を取りに教室に戻ったら・・」
ガラッ
「やっべ、けーね先生だ、早く席に戻ろうぜ!」
「はーい、じゃあ授業はじめますわよー」
「せんせー」
「はい、どうしましたか?」
「その首のアザどうしたんですかー?」
「こ!////これは・・!なんでもないのよっ///」
「せんせー、それキスマークだよね~?○○先生のですか~?」
「ちょっとっ///あなたたち、違うからっじゅ、授業はじめるよっ////」
17スレ目 >>803
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「ま・・・○○・・・わ、私はお・・・お前のことが・・・す・・・す・・・」
一人告白の練習をしてる慧音。慧音は初心な性格がいいかもしれないかもしれない
19スレ目 >>231
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慧音「……き、気持ち悪くないのか……変身した私が……」
「気持ちわるい……だとぉ? この○○○○がぁぁぁっ!!!」
慧音「ひゃぁっ!!」
「慧音はわかっていない……わかっていない!!!!」
慧音「な、何がだ? ちょ、ちょっと○○…落ち着いてくれ」
「いいや駄目だね!! 今日は勘弁ならんッ!!
慧音おまえ、自分の正体が醜いとか考えていやがるなぁあぁ!!
そもそも慧音は自分のよさがわかってない、まぁるでわかってない!! 」
慧音「え? ……ええ?」
「例えばここにツンデレキャラがいるとする。ツンデレキャラと一言に言ってもその裾野は広すぎる。
それについて慧音に講義することは、「東方ってエロゲ?」などとほざく弾幕初心者どもに
エキストラステージをノーミスでクリアする方法を一から説明することよりも困難この上極まりない!!
だからここでは最もツンデレキャラとして普及していると思われるアリスを引き合いに出して説明することとする!!
アリスの魅力は一見ツンツン、フラグが立つとデレデレのツンデレにある!!
ツンデレの最大の魅力はツンとデレの格差にあるのは慧音も知っているはずだ
――――そんなことも知らんのか愚か者ぉぉ!!」
慧音「きゃぁ!!」
「同じく、普段は生真面目で優等生な性格だけれど、満月の夜にはスイッチが入って途端にワイルドに!!
このオンオフの段差こそが慧音の魅力なんだよ!! 他にも色々魅力あるけどな!!
それは、少女たちの可愛らしい外見とは裏腹に鬼のような弾幕の嵐で初心者を蹴散らす『東方』そのものじゃないか、つまり慧音こそはミス東方!!」
慧音「あ……あの……」
「そこに今や定番のスパイスお姉さん味が加わりしかも属性は変身前総受け! 変身後は総攻め!!
ほどよい奥手さは実に心地よく、恋にアクティブなヒロインが氾濫するこの世界に颯爽と降臨したニュージェネレーション!!
どのくらいすごい降臨かってーとあれだ、幻想郷に軍曹神主が降臨するくらいすげーぞ!
その魅力を自分でわからずに慧音はなんだ、弾幕戦士の誇りはないのかぁぁッ!!」
慧音「ちょ、ちょっと○○……それ以上は――――」
「歯を食いしばれ、今日は徹底的にイチャイチャしてやる!!!
慧音が自分に自身を持てるようになるまで今日は寝られないと思ええ!!!
はいいぃいいイチャァイチャァァイチャァァァァッ!!!! 」
慧音「わひゃあああっ!!」
20スレ目 >>26
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けーねの格好は、髪をポニーテールでまとめ、服はグレーのパーカーにジーンズ。そして緑のリュック。
すごいラフなんだけど、異国の女優のように美しい。
けーね「ちょっとダサかったかな…視線が痛い」
○○「いや、これは嫉妬の眼差しだ…店入ろっか」
――ヨッドバシカメラ札幌店
けーね「すごいなぁ…」
こんな感じでけーねとイチャりたい…
20スレ目 >>462
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けーね「お前、実はキスは初めてか?」
○○「いや、昔に経験はあることはあるが・・」
けーね「ふーん」
けーね「もう1度聞くぞ、お前、キスは初めてか?」
○○「ああ、けーねとが初めてになるな。」
けーね「そうか。なら頂くぞ」
○○「(・・・あれ?)」
20スレ目 >>925
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慧音「まったく。うっかりしているから……」
○○「ごめん。でも、今日は慧音に渡したいものがあるんだ」
慧音「ん? 何だいったい?」
○○「これなんだけど」
慧音「これは……宝石?」
○○「一生懸命金を稼いでやっと買うことが出来たんだ。以前、慧音が欲しそうにしてたから」
慧音「ば、ばか!! 私は、……もっとやすいがよかったんだ。こ、こんな高いのをわざわざ用意して……」
○○「ん?……ww ああ、悪かったな」
慧音「まったく。うっかいりしているな。これじゃあ、私もうっかり夫婦になってくれと良いそうになったじゃないか……」
○○「俺は構わないけど」
慧音「!! ばか!! こういうのはもう少し雰囲気というものをだな…………」
21スレ目 >>731
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「いやー幻想郷の子供たちはホント逞しいですね、こんな大雪なのに外で雪合戦とは」
「まるで外の世界ではこんなのありえない様な言い方をするな」
「まぁ皆が皆そうってわけではないですよ? ただ雪が降ってる云々抜きにしても、大半の子供たちはインドアな生活をしてますね」
「それはよくないわ、子供だったら外で元気に遊ばなければ。君もそうだったのか?」
「いやまぁその。あの子達くらいの年では駆け回ってましたけどね。若いっていいですなぁ」
「おいおい、まだまだ君だって若いじゃないか。君も加わってきたらどうだ?」
「俺は慧音さんと一緒にこうやってあったかいお茶を飲みながら、あの子達の観戦をしてるほうが性に合ってますよ」
「……ふむ」スクッスタスタスタ
「……ん? どうしたの慧音さん。いきなり雪玉なんか作っtヌブフゥッ!?」
「幻想郷ご当地雪玉のお味はいかがかしら?」
「……柔らかい雪玉だったとはいえ豪速球で俺の顔面にストライクとは感心しませんな、あと無味でトテモオイシイデス」
「そうかそうか、それは重畳。頑張って握った甲斐があったというものだ」
「ハッハッハ。某もお返しに慧音さんに雪玉おにぎりをご馳走したくなりました。表へ出いッ!!」
「フフフ、だが断る、君の投げる玉など、弾幕と較べれば死に掛けの蚊と同列! そう簡単に当てられると思うなッ!!」
「おー兄ちゃんと慧音先生、すごい勢いで雪玉投げ合ってるなぁ」
「俺達も負けてられないぞ、すぐ慧音先生に加勢だ!」
「おぉー! 兄ちゃんのことフルボッコにしてやれー!」
慧音さん+子供たちの雪玉美味しかったです
21スレ目 >>840
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「ん…年が明けたか」
「そのようだな」
並んで座りながら茶を啜る。
「今年も宜しく頼むぞ、○○」
「こちらこそ、と言いたいところだが」
「何だ?」
「これからも、この先も宜しく頼む、慧音」
「! ……ああ!」
「そろそろ行くか、初詣」
22スレ目 >>280
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今日と言う日も、残すところ後僅か。
人間の灯りが消え、妖怪たちが幻想郷に跋扈する時間。
とある人里の、ワーハクタクが教鞭を振るう寺子屋にて。
「終わったなぁ」
「そうだねぇ」
ズズ、と六畳半の部屋に茶を啜る音が響く。
溜まったテストの採点でもしていたのだろう、机の上の紙の山には、その一つ一つに赤筆による○×が付けられている。
「それにしても、今日は有難う」
「いんやぁ、気にすんなって。働かざるものなんとやらって先人様に従いますよ」
「それじゃあ、また頼むかもしれないけど」
「お安いご用ってやつでさあ」
いつでも任してくれよ、と袖捲りをする青年。
しかしやはり寒いのか、隙間風にぶるりと大きく震えると、すぐに袖を伸ばして自分を抱きかかえる。
その様子に、上白沢慧音は思わず苦笑した。
「ほらほら、里では風邪が流行ってるんだから。明日は折角の休日なのに風邪をひいたら元も子もない」
「へいへい」
ちらりと壁に掛けられた時計に目をやる慧音。
三本の針が指し示す時刻を確認すると、大きな欠伸を一つして。
背筋を伸ばし、強張った肩の筋肉をほぐした。
「……今日はもう遅いから、早く帰って寝よう」
「教師が寝坊なんてしたら元も子もないしな」
「違いない」
二人揃って苦笑する。
同時に立ち上がって灯りを消し、一緒に肩を並べて寺子屋から出る。
そうして自然と繋がれた慧音の左手の薬指には、銀色に光る指輪があった。
22スレ目 >>659
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「だーかーらー……」
間延びした声が境内に転がっていく。
やたらと大きな声ではあったが、宴の最中とあれば響くこともない。
しかし、誰もがそれに注目し、耳を傾けている。
「男ってのはやっぱ後ろ向きじゃ駄目なのよー」
「そうだぜー」
「だぜー」
紅白の巫女は酒に染められた頬の為か、ほんのりと赤色の割合が多く見えて、
次いで頷いた霧雨さんちの魔法使いが杯を傾けて、
ちょこんと座った頭と酒が弱い妖精はきっと理由も分からず相槌をうっていた。
「まぁ、確かに霊夢の言うことは一理あるわね」
「そうですね……お嬢様、適量かと」
「過去のことでうじうじしている男性はちょっとやーですねー」
「美鈴……刎ねるわよ」
何を。
「過去のことを穿り返してうだうだ言うのも頂けないわね」
「あー……」
「あー……」
ぼそりと杯を舐めていた魔女が言葉を溢すと、少女達は納得の言葉を重ねる。
そんな、少女達の宴が最も盛り上がる瞬間。
それはきっと男性と、その間に起こる奇妙な感情についての論議である。
所謂、それはコイバナとか言う名の宴会の華であった。
「で、ですが、過去を糧に成長する男性は……素敵だと、思いますが……」
「あら妖夢。もしかして彼のことかしら?」
「――――べ、べつにあいつのことを言っているわけではっ!」
「確かにねー、彼はネガティブとは言いがたいし。魅力的よね」
生真面目な子が真っ先にからかわれるのも、この華の特徴である。
「まぁ、だからって前ばっかり向いているのもどうかと思いますわ」
「そうねぇ……あれとか?」
「うひょぉー昨日は昨日だー! 明日は明日だー! のむぞぉっ!」
「あー……」
「あー……」
どこかのお姫様が微笑みを向けた先、異様に陽気な男が小さな茣蓙に集まった集団の中で騒いでいる。
誰もが呆れたように息を吐き、生暖かく酒に溺れた青年の醜態を眺めている。
そんな中。
「あ、あれはあれで良いところもあるんだ……○○は……」
悔しいような、慌てたような、曖昧な声がひとつ。
騒がしい宴会場に響くほどの声量で溢された。
当然のように、視線は声の元へ集まって――
「……ふーん」
「そっか」
「慧音の趣味ってそういうのなのね」
「駄目な男に惚れ込むタイプですね」
「教職が似合うというか、お姉さん気質というか」
「お熱いわね」
「妬ましいわ」
素面のように見えたその少女の顔は今更のように酒を思い出して、赤く赤く染まっていく。
「そういうわけじゃ――――」
「うおぉぉおおぉぉぉっ!」
「――ないぞ?」
言葉を置いて、少女が席を立つ。
その背中には、いってらっしゃいとご愁傷様。
誰もがその後の展開を知っているのだ。
「酒に溺れて痴態を晒すんじゃあないっ!」
「――ぎぶっ」
鳴り響いたのは、盛大な頭突きによる鐘の音。
澄んだ音色が聞こえたから、きっと目を回した男の頭は空っぽであったに違いない。
「結構お似合いかもね」
誰かが溢した呟きに、程よく酔いの冷めた少女達はひとつ頷いて、また酒を飲み始める。
酒の肴にからかえる者を見つける為に、少女の探りあいは続いていくのだ。
23スレ目 >>712
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<ついてはいけない嘘・慧音編>
慧音!大事な話があるんだ!
「ど、どうしたんだ、やぶからぼうに」
慧音、結婚してくれ!
「なっ──!?」
お前と一緒に、これからの歴史とか、子供とか、いろんなものを築き上げたい!
「……(唖然)」
頼むっ!
「……」
──なーんてな、う──
「……やっと、やっと言ってくれた」
あ、あれ、けーね?
「待ちくたびれたんだぞ莫迦者!どれだけ待ったと思ってるんだっ……ぐすっ」
うお、い、いきなり抱きつくなって
「これが抱きつかずにいられるか!待たせた罰だ!子供は最低4人がノルマだからな!」
けい、ね、さん、あ、あの、これ、エイプ──
「エイプだかゴリラだかモンキーだかストリートマジックだかKSRだか知らないがなんでもいい!」
知ってるじゃねえか。
「とにかく……っ!もう離さんからなっ?覚悟しろよ!」
23スレ目 >>773
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「ゔー……」
「ほら起きないか○○、皆先に行ってしまうぞ」
「嫌。眠い」
「……我侭言うんじゃない」
「けーねが居れば別に最後尾だっていいのー」
「あっ、こら、服を掴むな布団に潜らせるな馬鹿やめ――」
※ここから先はskmdyされました。
続きが読みたい方は優曇華の瞳を見据えながら「座薬!」と叫んで来てください。
23スレ目 >>991
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「つまり、慧音は攻めって事になると思うんだ」
「いきなり何を言い出すんだ」
「いや、攻めだろ。明らかに。いつも俺のことを与太郎だなんだと罵るし」
「それはお前がだらしないからだ! お前がきちんとしていれば私だって」
「俺がきちんとしていれば、慧音は受けになるんだな!? イイネ!!」
「な、何を言っているんだ、この与太郎!!」
「(裏声で)ああっ! イイ!! もっと罵って! サゲスンデ!!」
「お、お、お前というやつは……!!」
「やっぱり、慧音は攻めだよ」
「…もう、どうでもいい。疲れた…」
24スレ目 >>68
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○○「なあ慧音」
慧音「なんだ」
○○「皆叫んでるけど叫ばないの?」
慧音「むしろお前が叫ぶほうだろう」
○○「あっ、慧音。そんな性差別的な考え方は駄目だぞ」
慧音「それは違うだろうが・・・・・・」
○○「いいからほら、言ってみて」
慧音「・・・・・・・・・」
○○「・・・・・・・・・」
慧音「・・・・・・・・・・・・・・・分かったよ。言えばいいんだろ」
○○「さすが慧音♪」
慧音「はぁ・・・・・・・一度しか言わんからな」
○○「うん、言って言って」
慧音「(スゥゥ~~)○○ッ!大好きだぁ!!・・・・・・・・これで満足か?」
○○「うん。本当にやってくれて嬉しいよ。それと慧音」
慧音「なんだよ」
○○「ここ寺子屋だよ」
慧音「あ゛」
24スレ目 >>101
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某RPGをやっていてふと思ったんだが、ツンデレとまでいかなくとも
恋愛関係になる前と後で(文字に起こすと)同じ台詞に込められた意味が変わるのってなんかいいな。
例 特に用はないけど訪ねてみた場合
慧音(before)「どうした。私に会いたくなったか?」(冗談めかして笑いながら)
慧音(after )「どうした。……私に会いたくなった、か?」(そんなことないかと思いつつもどこかで期待した上目遣いで)
24スレ目 >>839
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二人きりの寺子屋
慧音「なぁ、○○…」
○○「何ですか慧音先生」
慧音「先生と教え子の関係ってそそらないか?」
○○「はぁ?まぁ慧音先生みたいな美人なら…ってまさか?」
慧音「ふふふ、○○、今夜は泊まっていけ」
○○「はい//」
25スレ目 >>423
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慧音「よし、今日の授業は終わりだ。みんな気をつけて帰るんだぞ。」
生徒達「はーい、先生さようなら~。」
慧音「あ、ちょっとまってくれ。帰る前に皆に注意しておくことがあった。」
生徒達「???」
慧音「最近、妙な異変のせいで、その・・・道端で抱き合ったりとかしている人たちを
見ることがあると思う。」
生徒1「あ~知ってる~。」
生徒2「昨日、帰りがけチュッチュッしてる人がいっぱいいたね。」
慧音「なっ///・・・と、とにかくだ。お前達にはまだ眼に毒だからな。
あんまり見ないでまっすぐ帰るように。」
生徒3「えー別に気にならないけどな~。」
慧音「な、なんだって?」
生徒3「だって、普段、○○せんせ~とけーねせんせ~がいっつもやってることだし。」
慧音「ななななな・・・何を急に///」
生徒4「うん、なんか慣れちゃったね~」
慧音「お、お前たち///」
○○「慧音先生、授業は終わりましたか?・・・あれ、どうした皆まだ帰ってなかったのか?」
生徒5「あ、○○せんせーだ~。」
生徒6「じゃあ、わたしたちはお邪魔みたいだし帰りましょうか。」
生徒達「さよーならー。けーねせんせ~、○○せんせ~。」
○○「どうした、慧音? なんだかグッタリしているんだが・・・。」
慧音「○○・・・。」
○○「ん?」
慧音「子どもっていうのは・・・・・・時に恐ろしい存在にもなるのだな・・・。」
意外と子どもたちは冷静だったようです。
26スレ目 >>207
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仕事にかまけすぎて未だに夏物を着ていせいか、とうとう風邪を引いた。
性質の悪いものだったようで、身動きも取ることすらままならず、
うんうんと唸っていると、いつのまにか慧音が部屋の入り口にいた。
どうやら連絡もなしに仕事を休むので、様子を見に来たらしい。
俺の姿を見るなり傍目から見てもわかるくらいに狼狽したり、
私がずっと面倒を見てやるからな、などとわけの分からぬ事を呟いたり、
俺よりも彼女の方に熱があるのではないかと思わないでもなかったが、
あえて黙っておくことにした。喋るのも億劫な程にだるかったからだ。
何とか礼を言った時の嬉しそうな顔にやられてしまったわけではない。
断じてな。
26スレ目 >>752
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「なぁ」
「なんだ」
「寺子屋、大丈夫か」
「今の所は問題ないな」
「そうか」
「なぁ」
「なんだ」
「たまには飯、作るよ」
「今日は里の集会だ」
「そうだったか」
「なぁ」
「なんだ」
「いってらっしゃい」
「ああ、いってきます」
「おかえり」
「ただいま」
「酔ってるのか」
「飲まされたんだ」
「そうか」
「なぁ」
「なんだ」
「俺はお前が大好きだ」
「私はお前を愛してる」
「そっか」
「そうだ」
「なぁ」
「なんだ」
「そろそろ寝ようか」
「そうだな」
「おやすみ」
「ああ、おやすみ」
26スレ目 >>799
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ふぅ。やはり仕事中の一服は最高だな。
「ここにいたのか○○」
うぇ、慧音……
「まったく、久しぶりにお前の授業の様子を見にきてみたら」
……
「自習ってなんだ自習って!」
……いやほら、子供たちにはのびのび育ってほし
「だまらっしゃい」
――いえすまむ。
「それに煙草は止めたんじゃなかったのか」
年間一箱に減らしただk
「言い訳はよろしい」
――あいまむ。止めてませんでした。
「……とりあえず授業に戻れ。委員の子が途方に暮れていたぞ?」
へいへい。
「それと」
あーっ、マイサン!
「これはお預けだ。後で家にガサ入れに行くからそのつもりで」
そんな殺生な……
「場合によっては泊まり込みで監視だな」
……えー
「――私みたいな女とは一緒にいたくないか?」
滅相も御座いませんまむ!
「……よろしい。では戻れ。帰りにしらたきと葱を買っておくように」
さーいえっさー!
27スレ目 >>352
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変なテンションの○○と慧音さん
「それで」
「うん」
「昨日はイヴだと言うのに何も無かったな」
「お互い仕事があるしな。仕方ないだろう」
「そして喜べ、今日はクリスマス当日だ」
「そうなるな」
「何かしようぜ?」
「具体的には?」
「お前が欲しい」
「馬鹿は程々にな。蹴られるぞ」
「誰に?」
「馬に」
「それは嫌だな」
「思いつかないなら仕事に戻りたいのだが」
「ああ待て慧音」
「何だ、早くしろ」
「夜になったら一緒に飯を食おう」
「いつもしてる事じゃないか。ボケたか?」
「そうじゃない、豪華な奴」
「どうしてまた」
「たまの日くらいお前を喜ばせたいとか思っちゃいかんのか」
「……恥ずかしいから止めないか?」
「断る」
「お前って奴は……分かったよ、そうしよう」
「やったー!」
「街中ではしゃぐな馬鹿」
「怒られたー!」
「ああもう……すいませんうちの亭主が馬鹿やって」
27スレ目 >>530
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「ということで!やってきました自宅前!」
「……何で私はここにいるんだろうな」
「お前の家でもあるからね。仕方ないね」
「何で私はこいつに惚れたんだんだろうな……」
「奇跡?」
「さらっと言うなさらっと」
「それじゃあ俺の一途な愛で」
「黙れ頼むから。野次の嵐の次はひそひその嵐になりそうだ」
「もうなってるよ。俺は一向に構わない」
「私が構う。いいから家にさっさと入れ」
「あいまむ」
「こちら○○、リビング前に到着した」
「いいからさっさと入る……ん?」
「喰らえ!」
「これは、一体?」
「恋の魔法で――オーケー落ち着こうか」
「正直にな」
「仕事休みに」
「うん」
「たまたま見かけた咲夜さんに色目使っ
……いだいいだいはなじで」
「それで?」
「頭下げて協力依頼。こうして用意されてるっつーことは大成功」
「……馬鹿か君は」
「慧音の為なら単細胞以下にでもなれる」
「消失してどうする」
「……駄目だったか?」
「いや――嬉しいよ、うん」
「イェス!」
「ありがとう、○○」
「ゆーあーうぇるかむ」
「……何処へ行く?
そっちは外――」
「あーい らーぶぃーん 慧音 フォーエヴァーーーッ!」
――エヴァーーッ!
―ヴァーッ
ーッ
「――○○」
「……ふぅ。なんだい」
「ここが街の割と中心であることは?」
「承知の上」
「……そうか。なら何も言うま……いや」
「おう?」
「○○ーーーッ、私も愛してるぞーーーッ!」
――愛してるぞーーーッ!
―ぁいしてるぞーーッ!
るぞーッ
「……」
「ははっ、どうだお返しだ。どうしたそっぽ向いて」
「――畜生、卑怯だ」
「ふふ、こうでもなければお前の相手などつとまるまいよ」
「否定出来ないのが悔しいですッ」
「さ、部屋に戻って乾杯と行こうじゃないか」
「うぃーまどまーぜる」
27スレ目 >>536
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「なぁ慧音」
「なんだ」
「年末だな」
「そうだな」
「大掃除は?」
「普段から小まめにしているしな。
今更改めてする必要も無いだろう?」
「……それもそうか」
「但し、お前の机周りには手を出していないからな。頑張れ」
「えー。何故放っておいた」
「"逆にどこ行ったかわからなくなるから止めてくれ"
などと言ったのはどこの誰だ」「キヲクニゴザイマセン」
「そうか。それならば次の満月にでも――」
「すいませんごめんなさい俺です」
「――分かればよろしい」
「でもそれくらいならすぐ済みそうだし」
「うん?」
「外にでも行かないかって言いたい」
「……いやだ」
「な、なんだってー!」
「クリスマスの一件以来どうにも……その、里の者達の視線がな」
「その肢体をなめるようなものに変化し――ぶべらっ」
「戯言も程々にな。生暖かくなったのは否定出来ないが……」
「それくらい別に構わないだろう」
「それは――そうだな。お前に連れ添うようになってからは
既に何度も味わった視線か」
「ね、開き直りって大事だよ!」
「どこに向かって喋っている。
さ、行くぞ」
「どこへ?」
「外へ。厳密には最近出来た甘味処へ行きたいな」
「ああ、あのあんみつが美味いっていう。……ちなみに代金は?」
「勿論お前が出してくれるのだろう?」
「――おーけい。そんな笑顔されちゃ否定は出来ない。
さ、お手を」
「ああ、行こうか」
27スレ目 >>582
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「なあ慧音」
「……なんだ」
「神社に着いたぞ」
「そうか……どこか、休める所へ」
「了解」
「ほれ。茶持ってきた」
「すまないな、助かる」
「大丈夫か?」
「あれだけの事をした本人がよく言う……」
「良い声で鳴く慧音が可愛くて、ついハッスル」
「うるさい少し黙れ」
「へい」
「――黙っていればいい男なのにな。勿体ない」
「俺にハーレムを築け、と?」
「……いや、今の発言は忘れてくれ」
「雪だな」
「そうだな」
「昔やらなかったか?大の字になって倒れこんで――」
「ああ、やったやった」
「寒いのは苦手だけど、冬はいいものだ」
「そうだな。少し憂鬱だけど、楽しさもある」
「……少し、冷えるが」
「ほれ」
「きゃっ」
「こうすれば暖かいだろ?」
「……ふふ、そうだな」
「いい加減うちの前でイチャイチャするのは止めてもらえない?」
「ただ暖めあってるだけなんだが」
「家帰って炬燵入れ」
「初詣もまだなんでな。我慢しろ。
ほい湯呑み。サンキューな」
「はいはい、わかったわよ。
慧音、少し顔色悪そうだったけど大丈夫?」
「体力消耗してるだけだから問題なかろう」
「消耗って……あんた、まさか」
「顔を赤くしてるとこ悪いけどそのまさかだ。
ちなみに明け方まで」
「……不潔」
「愛故の行為だ。どこが不潔なんだ?
んじゃ、戻るよ。あいつに気遣ってくれてさんきゅな」
「そうしなさい……お幸せに」
「言われずとも」
「器返してきた」
「お帰り」
「ただいま。いけそうか?」
「お陰様で」
「そか。良かった」
「手を」
「ほい。ついでに抱き締めるサービスを」
「落ち着け。人気が無いとはいえここは往来だ」
「……仕方ない、家に戻ったらにしよう」
「まったく……なあ、○○」
「んー?」
「何を願う?」
「神様が溢れかえる幻想郷でそれを言うか」
「いいから」
「ん……慧音"達"と幸せに暮らしたい。
コレ以外は何も要らんよ」
「――そうか」
「ちなみに慧音は?」
「残念なことにお前と一緒だったよ」
「そいつは重畳」
27スレ目 >>617
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「なあ慧音」
「なんだ」
「満月だな」
「……そうだな。私の役目を果たす日だ」
「毎月とはいえ大変だな」
「間隔は長いけど日課みたいなものだよ、今となってはね」
「最近では"これ"も日課になっているのかい」
「そう、だな。入っていると思うよ――ん、よし。
元気を貰う時間はここまでだ」
「いつめより長かったな?」
「誰かさんのせいで昨日は眠れなかったしな」
「……申し訳ない」
「謝る事はない。確かに疲れたが、私を愛してくれているが故だ」
「次からはそのあたりも踏まえて君を求めるとしよう」
「……なるべくなら頼むよ。それじゃ」
「ああ待て」
「なんだ?――んっ」
「――ふぅ。いってらっしゃい。」
「……先の日課に今のも追加しようか」
「慧音が望むままに」
「ふふ、ありがとう。それじゃあ行ってくる」
「ん」
27スレ目 >>623
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「……なあ、慧音」
「なんだー」
「確かに俺は"そーらーをじゆうに
とーびたーいなー"と言いはしたが」
「うん」
「何もこんな吹雪の中のフライトはご所望じゃないぜ」
「ああ、そのあたりは大丈夫だ」
「何がだ。凍傷塗れの未来しか俺には思いつかない」
「安心しろ。そのあたりは結界でどうにでもなる」
「……えー」
「なんだその不満そうな声は」
「浪漫がない。
そこは"私が暖めてやる"とかエロ格好いい台詞をぐわー」
「相変わらずおめでたい思考をするなお前は。
少しはその頭を有益な事に使え」
「……仕方ないな。寒さや雪の懸念はそれで消えたが、
それでもまだ懸念事項はあってだな」
「まだ何か?」
「俺はどうやれば飛べるんだ」
「気合」
「そんなものはお前に求愛した時に使い果たした。
で、どうすればいい」
「……」
「何故そこで頬を染める」
「……つけ」
「ぱーどぅん?」
「わ、私に抱き付けばいいだろう?」
「――oh,大胆」
「いつ落ちるとも知れぬ手繋ぎでいいならそれで行くが」
「はは、ご冗談を。
誠心誠意抱き締めさせていただこげふぅ」
「やましい真似――つまり、私の集中力を欠くような――
はするなよ。絶対に」
「な、生殺しだっ」
「制御を失って地面とキスしたいなら止めないけど」
「く、そ……目の前に魅力的な美乳があっても
揉みしだいてはいけないというのかッ」
「――するつもりだったのか」
「愚問だ」
「……ほんと、なんでこんなのに私は惚れてしまったんだろうな。
ほら、行くんだろう?掴まれ」
「……了解」
「――帰ったらまた相手してあげるから」
「さすが分かってらっしゃる」
27スレ目 >>633
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「なぁ」
「なんだ」
「どうして俺は横になっているんだ」
「机に突っ伏していたので私が寝かせた」
「なぁ」
「なんで俺は膝枕をされているんだ」
「私がしたかったからだ。嫌か?」
「いや、むしろ大歓迎だ」
「ならいい」
「痺れるぞ?」
「愛の重みと思えば容易いよ」
「時々恥ずかしいこと言うのな、お前」
「夫の前だけに決まっているだろう」
「……」
「何とか言ったらどうだ、返事なしはさすがに恥ずかしい」
「いや、嬉しくて」
「……そうか」
「なぁ」
「なんだ」
「次は俺がしてやるからな」
「楽しみにしておこう」
27スレ目 >>797
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「そろそろ冬も終わりだと思っていたが」
「まだまだ衰えないようだな……ところで、○○」
「……言いたいことの予想は大体つくが、聞いておこう。
なんだ、慧音」
「いい加減わが子のあやし方くらい覚えろ。
いつまで泣かせているつもりだ」
「いや、教えられた通りにしているつもりなんだがな?
……おお、よしよし」
「もう見てられない……こっちに渡せ。私がやるよ」
「……すまんな。助かる」
「よし、よし……うん、いい子だな、おまえは」
「流石というべきか、慣れたものだな」
「お前が慣れなさすぎるだけだ」
「努力はしているが――いやちょっと待て。
もしかするとこれは……」
「何かあるのか?」
「慧音も知っての通り、俺は野郎が大嫌いで」
「無類の女好きだったな。今度里の娘に手を出してみろ。
下に付いてるそれを無かったことにしてやるから」
「待て、待て、頼むから落ち着け。
もうお前以外に手は出さないと、求婚した日に誓っただろうが」
「あまり信頼はしてないがな。
で、それとこれと何の関係――まさか」
「似てほしくない要素だったんだが……
ひょっとするとひょっとしちゃうかもしれん」
「……何て、ことだ」
「なあ、くずおれるほど駄目か?そんなに嫌だった?」
「手のかかるのが二人になると思うとさすがに、少しな。
それに……また似られても困る」
「また?」
「誰かさんが頑張りすぎたせいで、まただ。
今度は女の子だそうだ」
「……オゥ、グレイト……」
「頑張れよ、お父さん?」
「……善処はするぜ」
28スレ目 >>56
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・・・・・暑い・・・・・けーね先生もそう思わないか
「そうだな」
そんな涼しい顔で言われてもなぁ・・・
「心頭滅却すれば火もまた涼しというだろう。お前には根本的に根性がない」
ガッツがたりない!ってか
「そういうことだ」
ちぇー・・・でも暑いもんは暑いぜ・・・
「やれやれ・・・」
あーでもけーね先生の汗でいい感じに服が肌にはっついてエロい感じに・・・
「アホなことを言うな!」
あべし!
「まったく・・・そんなに暑いなら冷たいものでも食べに行くか?」
お、いーね。かき氷とか・・・あー腹も減ってきたから冷やし中華がいーかなー
「とりあえずこの作業が終わるまで待ってくれ」
りょーかい。やったねけーね先生とデートだぜヒャッハァー
「だからアホなことを言うなと言ってるだろう!」
うわらば!
29スレ目 >>699
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慧音「ん?何やってるんだ○○?外の世界の機械かそれ?」
○○「あぁ、香霖堂で一式揃ってたんで買って、にとりに頼んで自家発電で動くよう改造してもらったんだ」
慧音「ほぅ、そうなのか。で、この動かしているものは何だ?まるで何かの町のようだが」
○○「うん、実際町を作って発展させていくゲームなんだ。新しい続編もたくさんあるけれど俺はこの初代が一番好きだから」
慧音「……ふむ。しかし傍目に見るとそれなりに順調そうだが、まだ先があるのか?」
○○「今キャピタルだからメトロポリス、メガロポリスに発展するね。まぁここから先は本当にキツいんだが」
慧音「大丈夫だ。○○ならきっとやれるさ。……そうだな、この人里の発展にも○○に協力してもらおうかな」
○○「慧音が秘書兼市長夫人になってくれるならいいよ」
慧音「なっ!?じょ、冗談はよせっ!……じょうだんだよな?」
○○「いや、わりと本気」
慧音「む……、分かった。ヘンテコなプロポーズだが受けるとしよう」
○○「うん、一緒に頑張っていこう。最良の秘書であり最愛の妻である慧音♪」
BGM“Mrs.ケイネ”
「おはよう。今日もいい朝だな。さて、里作りを始めよう。
住宅地区(R)、商業地区(I)、農業地区(F)をバランスよく配置しよう。
あまり自然区域を破壊すると妖怪達からの支持率が低下するから気をつけるように」
慧音と一緒に人里発展させたい 慧音自身も開発したい なーんてね
おや……あちこちから要求が……
“腋巫女が賽銭を要求しています”
“図書館が泥棒の撲滅を要求しています”
“騒霊楽団が演奏会の会場提供を要求しています”
“軍神と祟り神が信者を要求しています”
“竜宮の使いが雷雲の発生を伝えています”
“天人が地震発生の許可を要求しています”
“地獄鴉がメルトダウンの許可を要求しています”
“悪魔の妹が都市破壊の許可を要求しています”
うわぁ……問題山積み……
30スレ目 >>47
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「ふぅ、これで今日の分は終わりだ」
「なん……だと……」
「どうした?○○も同じくらいだったじゃないか」
「ハハハ、この書類の山を見てくれよ、慧音」
「……一言いいか?」
「ばっちこい。愛の言葉なら大歓迎だ」
「最初より増えるなんて事があるか馬鹿者」
「るっせー、少しは弁解させてください」
「少しか。で、何がどうした」
「里長から頼まれごとで」
「うん」
「次期里長決定となりました。仕事三倍、やったね!」
「なん……だと……」
「そのネタは俺がもう使ったぜ?」
「そんな大事な事があったなら何故言わない!」
「面倒臭い」
「ああもう、お前はいつもそうやって……
ええい、そっちの山を寄越せ!」
「あーれー、何をするだー」
「手伝ってやる」
「あ、マジで?」
「仕方ないだろう、その様子じゃ終わりそうに無かっただろうし」
「わーい、慧音ありがとー。助かるー、愛してるー」
「なっ」
「あれ、何かおかしいこと言った?」
「あ、愛してる、と」
「うん、愛してる」
「私をからかっているわけではない、よな?」
「ふむ。自慢じゃないが」
「うん」
「惚れた女に隠し事をした事は、星の数より多いかもしれない。が」
「……続きは?」
「嘘をついたことは一度たりとて無い。天地神明に誓ってな」
「……そう、か」
「そうだ」
「……さて。まずは仕事だな」
「なん……だと……」
「三番煎じだぞ、それ。さっきの返事はこの山を片付けたらな。
私だって考えをまとめるだけの時間が欲しいんだ」
「……オーケー。俺の本気を見せてやろう」
「ふふ、言ったな?互いの量も同じくらいだし、競争と行こうか」
「愛に燃える俺の前に敗北の文字など、無い」
「二人とも燃えている場合はどうなるんだろうな。
さ、それじゃはじめようか」
「……おう」
避難所 作品・投稿練習スレ >>117
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「けーねー暑いー」
「だらけるんじゃない。それに暑いならくっ付くな」
「だって慧音青いし涼しそうだし変な帽子乗っけてるし」
「色も帽子も関係ないぞ……まったく」
「うあー暑いよ慧音ー」
「ああ、もうっ! だったら離れろ。まだ採点の途中だから」
「なあ、けーね」
「だからな、暑ければ」
「好きだよ」
「……」
「……んん? 慧音、顔真っ赤。やっぱり暑いの我慢してたんじゃねえか」
「……」
「なあ、慧音」
「ん、あぁ。何だ?」
「暑いな」
「……そうだな」
こんな暑さにやられたかもしれない
32スレ目 >>58
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「あ゛」
「○○、どうした?」
「11月11日の事思い出した」
「11月11日に?何の日だっけか…私達が恋人になった日?それとも…」
「外の世界の日にちにちなんでポッキーの日というのを思い出したんだよ」
「ポッキーの日か・・・しかし何故急に?」
「あ~…その、なんだ…1日遅れだけどさ…慧音、ポッキーゲーム、やんない?」
「・・・っ、○○、プリッツならあるぞ」
「じゃあそれにしようか…うん」
32スレ目 >>532
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563 :名前が無い程度の能力:2012/08/31(金) 11:43:18 ID:owC8iMgU0
今日はブルームーン、一ヶ月のうちに起こる二度目の満月との事らしい
そんな訳で今日は妹様と一緒にお月見するのぜ
みんなも嫁と一緒に見るのはどうかね
564 :名前が無い程度の能力:2012/09/03(月) 15:01:40 ID:9eZHmrA60
563の書き込みを見て
『そっか、じゃあ俺は慧音先生と一緒に見るかな』
そう思って慧音先生を誘ったんだ。
そしたら、先生はいつもと違って角や尻尾が生えてたよ。
「来るな!」
って言って逃げる先生を捕まえて、
尻尾をもふもふしたり角のリボンを結びなおしたりしていたら
慧音先生―――寝ちゃったよ。
あの寝顔、可愛かったなぁ……。
おっと、誰か家に来た、それじゃあ、また。
33スレ目 >>563-564
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朝日が差し込んで目が覚める
今日は日曜だ
土曜出勤の者にとっては唯一の休日
気分も晴やかだし、どこかに出かけたいものだ
「なあ、今日はどこかに出かけないか?」
二階の寝室から出て階段を下り、平日と違って自分より早く起きている妻に声をかける
「今日は少しゆっくりしたいな」
キッチンから食器を洗う音と共に声が聞こえる
残念だ しかし彼女も疲れているのだろう
「することも無いし寝るか・・・」
一人つぶやき、大きなソファを占領して横になる
やがて、起床後に消えかけていた睡魔が再び訪れ、眠りに落ちる
「・・・・ん」
再び差し込む光に薄目をあける
赤い・・・今度は夕日のようだ
まだはっきりとしない意識と共に、辺りを見回す
エコバックに財布を詰め、メモを折ってポケットに入れる妻が目に入る
「買い物か?」
ようやく頭が覚醒しきり、妻に訊ねる
「そのつもりだ」
無愛想だが、優しい声色の返答
「俺もついてく 荷物持ちくらいさせてもらうよ」
「ありがとう」
急ぎ目で着替えて、家の外で待つ妻の下へ行く
忘れ物が無いのを確認した後、鍵を掛ける
「行こうか」
「ああ」
夕日を背に歩いてゆく
手をつなぐでもなく、寄り添うでもなく歩いてゆく・・・・
俺と慧音の日常の一幕
35スレ目 >>174
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最終更新:2018年04月15日 17:57