鈴仙7
12スレ目>>805 うpろだ882
「はっ、はっ、ふぅ、はぁ」
天狗の山にこんなものが居るとは、思わなかった
油断していたわけではない、弾数も豊富に持ってきて
兎だからか、そして冬前にうろついていた自分がいけなかったのか
ともかく、背後から迫るソレから逃げる事は、叶いそうになかった
師匠に頼まれて天狗の所まで薬を届けにいったんだ
その帰り、捕食者特有の、威圧感のようなものを感じた
振り向けば
映画の中でしか見る事の出来ないような大蛇
胴の太さは大木のそれ、頭だけでも子供ぐらいの大きさはあった
「な―――ッ!?」
とりあえず走った
すると蛇はしゅるしゅると地面を這い、後を追ってきたのだ
苦し紛れに弾幕を、しかし蛇の皮膚は弾の一つでさえ通さなかった
「どれだけ、硬いのよっ!」
懇親の力をこめて放った弾丸も、その大蛇には意味を成さない
よく見れば蛇は皮が余った状態、つまり・・・痩せている
腹が減っている蛇から逃れられる気がしない
もう少しで追いつかれる、と思った時、へびの動きが止まった
「・・・え?」
蛇はZのように身体を曲げると、一気に身体を伸ばし、飛びかかってきた
「冗談じゃ無いです、よっ!づぁ!?」
蛇の口は右足を掠った、だけでなく
牙が引っかかって、一瞬で巻き疲れてしまった
みしみしと、骨の、身体の、きしむ音がした
「たすけ・・・」
私は意識を失った
「ん、ぅ・・・・!?」
夢?いや・・・右足が鈍く痛んでいる
それに・・・ここは?
「気がついた?」
「え?あ・・・」
「ここは僕の山小屋だ、君が倒れているのを見つけて保護したんだけど・・・大丈夫かな?」
なるほど、私は生きているわけか・・・それにしても
「御香、ですか?」
甘ったるい匂い、少しきついぐらいだ
「ああ、僕の趣味でね」
早く永遠亭に帰らなければ、そう思って立とうとしたのだが
「あ、れ?」
足に力が入らない?いや、感覚はある
咬まれたせいか?麻痺毒でももっていたのか?
「足は怪我してるみたいだから消毒だけしておいたけど・・・歩くのは無理そうだ」
困った、凄く困った
近くに蛇が居るかもしれないのに、いつまでも居られない
蛇はしつこいと言うし、何より師匠ならこんな傷なら一瞬で治してくれるに違いない
「まぁ良くなるまでいればいい、僕もまだ此処を使うから」
「そ、それは・・・ご迷惑じゃあ?」
「迷惑なら最初から助けないよ、ほら、これでも食べな」
男が差し出したのは、アケビや葡萄、木の実など
いや、リスじゃ無いんだから・・・まぁでも兎だし、ありがたく・・・
「あ、ありがとうございます・・・ん、美味し」
「僕の名前は○○・・・君は?」
「私は・・・鈴仙です」
山小屋に滞在して3日が経った
右足の傷は、恐らく呪いか何かだ
裂傷の上に、圧迫痕がある、それは・・・鱗、そう蛇の身体だ
「蛇縛りとか言う奴かな・・・これは蛇に目をつけられてるってことかしら・・・はぁ」
傷はまったく良くならない、支え無しでは歩く事もできない
右足は、完全に使い物にならなくなっていた
それでも、○○さんは色々と気がついてくれて、とても頼りになる
あまり起きれない私に色々と面白い話をしてくれる
○○さんは言っていた
冬眠前に食いだめしようとしたのだろう
でも失敗した、きっと蛇はその餌を逃すつもりはないだろう、と
一週間も経てばお香の匂いにも慣れてくる
そして、その匂いがもつ意味も
「このお香・・・貴方の匂いを隠すためだったんですね」
「・・・やっと気付いたのか」
捕食者特有のにおい、いくら誤魔化そうとも、もう無理だ
「・・・太らせて食べようなんて、最近の蛇は頭がいいんですね」
「まぁ・・・な、冬眠間近で、数ヶ月何も食ってないからな、ご馳走は、美味しくいただきたいじゃないか」
○○さんの目は、ぎょろりと、動いた
瞳孔は縦に細く、人間のそれとは違う
だが、殺気のようなものが、微塵も感じられなかった
「・・・食べないんですか?」
「ああ、食わない」
彼は、はっきりと断言した
わざわざ取ってきて栄養をとらせて、なのに、食わないと
「なぜ・・・何故ですか?」
「お前と居る間、短い間だったが・・・情が移ったというか・・・お前を気に入っちまったんだよ」
私は呆気に取られた、だって、蛇が、兎を気に入った?
しかも、私?
「笑いたきゃ笑え、蛇が兎に恋するなんて・・・自分でも気味悪いぜ」
彼はいきなり、私の右足を、噛んだ
「!?・・・え?」
足のしびれも、蛇の絞めるあとも、一瞬で
「毒を持って毒を制す、抗体って奴だよ・・・さぁ、これで家に帰れるだろ」
「○、○○さんっ!わたしは「頼む・・・もう限界なんだ・・・俺はお前を食いたくない」
その顔が、あまりに悲しそうだったから
その悲しみに、昔の自分を―
永遠亭までの道のりは、憶えていない
気がついたら布団の中だった
師匠には一時外出禁止を言い渡されたり
てゐには心配料とやらを要求されたりもした
それから一週間ほど過ぎた日
「師匠~お買い物ぐらい・・・」
「駄目よ、ちゃんと検査が済むまで外出禁止、それに買い物ならてゐが行ってるわ」
私はいまだに永遠亭から出ることを許されていなかった
何でも傷口に残ってた毒が面白いから色々検査しよう、と言う事らしい
「師匠・・・私は実験材料ですか?」
「あら嫌だわ、今更気付いたの?」
こんなでも心配してくれてたのか・・・本当に?
「ただいま~」
「あ、お帰りてゐ」
「里でねぇ、面白い話を聞いたよ」
「あら、誰か未知の病気にかかったとか?」
「ぃや、人食いの妖蛇が退治されたんだってさ」
瞬間、悟った・・・きっと彼だ、そうに違いない、と
「ふぅん、蛇なんか血清ぐらいしか出来ないからつまらないわ、食材としてならなかなかだけど」
山に入ってきた里の人間を食べてしまったのか
それとも里に下りたのか
「鈴仙?」
「ウ、ウドンゲ!?ちょ、ちょっとどうしたの?」
私の瞳からは、涙が流れていた
食べるべきものに惚れるなんてオカシイと、貴方は言った
でも、私もオカシイんだ、食べようとする貴方を、好きになってしまったのだから
あのとき、貴方がどうしても、食べなければいけないというなら
「私を、食べればよかったのに」
○○さんはそれを拒否しただろう
私を食べろと言う兎と、それは嫌だと拒否する蛇
それはとても滑稽で、傍から見ても、おかしな光景だろう
それでも、私は彼とそうありたかったのかもしれない
死んじゃったら、何にもならないのに
もっと、早く会えてたら、違うかたちで・・・
「死んじゃったら、何にも出来ない・・・か」
「う、うどんげ?」
「・・・大丈夫ですよ師匠・・・私は元気に長生きしますよ」
「え??だ、大丈夫なの・・・そう・・・それならいいんだけど」
今夜は泣くかもしれない、明日は沈んだ気分になるかもしれない
それでも、いつまでもそんなではいられないから
ばいばい○○さん、私も、貴方の事が好きでした
end
13スレ目>>62
「薬ー、薬売りですよー」
里を歩いていると、前方に見慣れた後姿
頭の上にのびた長い耳が、歩くたびにひょこひょこと揺れている
短いスカートがひらひらしている、後ろから見ていてヒヤヒヤする格好だ
わざわざ長い靴下を履くぐらいならスカートの方を短くすればいいのに、と思う
「鈴仙、おつかれさん」
「え?あっ、○○さん、こんにちはっ!」
後ろから声をかけると、少しおどろいてから、元気よく挨拶を返してくれた
「・・・」
「な、なんですか?」
じっくりとその姿を見ていたら、その視線に気付いた彼女は、何事かと身構えた
だから俺は考えていた事を素直に口に出した
「いやぁ、鈴仙は相変わらず可愛いな、と思っていただけさ」
「ああ、なんだそんな・・・・えええええぇぇぇぇええええ!!!?」
「ちょ、鈴仙声でかいって」
「え、あ、いや、その、そそっそそういった冗談は」
「まぁまて、俺の話を聞け、まず冗談ではない、そしてお前はお前を過小評価しすぎている」
「○、○○さんこそ・・・私は可愛くなんかありません」
断固として自らが可愛いと認めようとしない鈴仙
まぁ自分可愛い!とか言ってる奴は可愛くてもむかつくよね
「・・・ちょっとこっちこい」
俺は鈴仙の腕を掴んで、路地裏の暗がりへ連れ込んだ
そして、彼女の肩を掴むと、多少強引に、唇を重ねた
「んっ!?んぁっ、ちゅ、んんっ・・・ぷぁっ」
鈴仙は顔を真っ赤にして、地面にぺたりと座り込んだ
「こういう事をしたくなるぐらいお前は魅力的ということ、アンダスタン?」
「はぁ、はぁ・・・こ、腰が」
「ん?腰がどうした」
「腰が、抜けて・・・」
少しは舌を入れたりなんかしたけど、彼女からすれば腰を抜かすのには十分な驚きだったらしい
地面に座り込んだまま、ぽーっとしている
このとき、彼女のスカートが短い事を、呪ってやった
座り込んだ体勢というのは、とても無防備であるのだ
抱きしめる様な形で、鈴仙をを起こす
「あ、ありがと・・・・・・・○○さん?」
「んー、いい匂いー」
せっかくだからそのまま彼女を抱きしめてみた
出てるところは出ていて、ブレザーの上からでも柔らかい感触が伝わってきた
「○、○○さん!!?ななな、なにしてるんですかっ」
「鈴仙をだきしめて匂いをかいで身体を撫で回してる」
「そ、そういうことではなくてっ、ややややめてくださ、んぅっ!や、やめっ」
流石に悪戯が過ぎるか
悪ふざけはこれぐらいに自重しておくとしよう
「オーケーオーケー、立てるか?」
「え、あ、はい、大丈夫みた「だめか、それはしょうがない」
背負っていた鈴仙をお姫様抱っこして、薬の箱をおぶって
ぎゃあぎゃあと文句を言う鈴仙を、家まで運ぶ事にした
「と、言うわけで、君は凄くかわいいわけだよ、理解した?」
持ち帰った鈴仙に紅茶とクッキーを出して、何処がどう可愛いのかを延々と話したところ
「・・・なんで・・・そんな事言うんですか・・・」
彼女は顔を赤くして俯いて、そう言った
だから俺も、前々から言っていた言葉を、改めて口にしたのだ
「お前が・・・好きだから、LikeでなくてLove」
「いつも・・・いつもそうやってふざけて」
「まてまてまて、俺は本気だって・・・さっきのキスじゃ証拠にはならないか?」
「え、あ、うぅ」
思い出したのか、更に顔を赤くしてしまう鈴仙、目も顔も耳まで赤い
「も、もう一度・・・シテくれたら、わかるかも・・・」
「ぶふっっ!」
予想外の台詞に紅茶を噴いた
恥ずかしがりながらもそんな台詞を口にした鈴仙を見た俺は、俺は!
お、落ち着け、素数を数えるんだ!!1,3,5、7,11,13ry
「○、○さん」
「れい、せん・・・」
本日二度目の、接吻
今度は軽く、触れる程度のキス
だけど―
「こ、これで・・・解ってくれたか?」
「は、はい・・・その・・・私も、○○さんのことが、大好きですよ」
惚れた方の負けとは言うが、どっちも惚れていた場合、どっちが負けているんだろうと
鈴仙の笑顔を見ながら、俺の負けかも、と思ってしまった
「ウドンゲ遅い・・・てゐ、何か聞いてない?」
「しらなーい」
「・・・夕飯の材料・・・」
end
13スレ目>>125 うpろだ948
小腹が空いて何かつまむものはないかと台所に向かう途中、部屋から明かりが漏れているのに気がついた。
「あれ、鈴仙まだ起きてるのかな?」
ちょっと気になって部屋を覗いてみると机に向かって一心不乱で何かを書き込んでいる鈴仙が見えた。
「こんな遅くまでなにやってるの?」
「あれ? ○○どうしたの? 眠ってたんじゃないの?」
「いや、ちょっとお腹空いちゃってね。鈴仙は?」
「私は師匠に纏めておくようにいわれた資料の整理。結構な量あってまだ半分くらいしか片付いてなくて」
「大変だな。無理しないようにね」
「うん。わかってる」
しかしこんな時間まで頑張ってるなんて鈴仙って意外に努力家なんだなぁ。俺は何かできることはないかと考えながら台所に向かった。
「れいせーん、開けてー。手がふさがって襖開けられないんだー」
「え? いきなりなに?」
襖を開けて顔を出した鈴仙にお盆のものを見せた。
「頑張っている鈴仙に夜食の差し入れ」
「これって、○○がつくったの?」
「うん、うどんは残りものだけどね」
盆の上にはうどんが2杯。
出来立てのうどんからは真っ白い湯気が立ち上っている。
艶やかな白い麺。鮮やかな緑色の葱と大きく切った蒲鉾。カリッと揚げ立ての海老天。澄んだ鰹だしの香りが鼻をくすぐる。我ながら改心の出来だ。
くきゅるる~
鈴仙のお腹からかわいい音が聞こえて、顔を真っ赤にする。
「……食べよっか」
「そうだね」
部屋に入って二人でうどんをすする。
こしのある麺に熱い出汁の旨み。あっという間に出汁まで飲み干してしまった。
お腹も温まって幸せそうな顔をしている鈴仙。作ったかいがあったってもんだ。
「これで頑張れそう?」
「うん、ありがとうね。○○」
「それだけで感謝の極み」
「やだなぁ、大げさだよ」
盆の上に丼を乗せて部屋を出て行こうとすると鈴仙が呼び止めてきた。
「今度ね、私がうどんごちそうしてあげるから楽しみにしてて」
「それはたのしみだ」
「期待しててね。おやすみ」
うーん、鈴仙のうどんかぁ。やっぱり月見うどんなのかなぁ。そんなバカな考えをしながら台所にどんぶりを返しにいった。
14スレ目>>19
鈴仙「○○」
○○「鈴仙」
イチャイチャ
鈴仙「○○♪○○♪」
○○「鈴仙、鈴仙」
ちゅっちゅっ
鈴仙「○○♪○○♪○○♪」
○○「れーせん♪れーせん♪れーせん♪」
にゃんにゃん
永琳「あなたたちいい加減にしなさい」
てゐ「私たちがいること完璧に忘れてるね」
輝夜「まったくこれだからバカップルは」
春はバカップルが涌く季節です。
うpろだ1067
「鈴仙……またお前かぁー!!」
静かな昼下がりの永遠亭に響く声。
声の主は最近お手伝いとして雇われた若者だ。
「どうしたのー?」
「法外な量の仕事を俺の当番に回すなとあれほど言っただろが……」
「だって、あなたいつも適当に仕事済ましちゃうじゃん! その罰」
「この量だから急いで終わらせざるを得ないんだよ! ほら手伝え!」
「はいはい」
2人のお手伝いさんは、ぼちぼちと仕事を始めた。
「はいこれで終ーわりっとぉ!」
最後の書類をまとめ棚にしまう。 机の上にあった大量の書物はきれいに片付いた。
「あー……ねむー……」
「ねぇ、もしよかったら……これからどこか行かない? その……」
「パスパス。 半端ない仕事こなしたら何だか眠くなってきたわ。 晩御飯になったら起こしてこれよー」
そう言うと、彼は欠伸をしながら自室に戻ろうとし始める。
「……もぉーっ!」
鈴仙がその足を思いっきり引っ掛ける。
見事にすっ転んだのは言うまでも無い。
「ってー!」
「何よ! 折角手伝ってあげたのに御礼もないの!?」
「もとはお前が蒔いた種だろ! むしろ謝れよ!」
つまらない言い争いを繰り広げてると、人里から永琳が帰ってきた。
「あらあら、また喧嘩?」
「んもー永琳さん、こいつどうにかしてくださいよ!」
「お師匠様! こいつなんて即効クビですよクビ!」
「分かったわ。 そんなにお手伝いが気に入ったのなら、これも頼むわね」
永琳がどさりと、人里の患者のカルテをさっき片付けたばかりの机の上に置く。
「よろしくー」
永琳は耀夜の元へとすたすた去っていった。
「はぁ……お師匠様の人使い荒いのもアレなんだよなぁ……
ほら、ちゃっちゃと片付け……!」
隣に彼の姿はもう無かった。
かわりに、彼の部屋から微かな寝息が聞こえてくる。
「あああああああっっ!!!」
鈴仙にできることと言えば、やりきれない気持ちを仕事にぶつけることくらいだった。
「どうかしら? 作業は進んでる?」
永琳がやってきた。 仕事はもうそろそろ半分ほど終わろうというところか。
「ええ……あいつがいてくれたらもっと早く終わるのに!」
「ふふふ……
ウドンゲ、あなたは彼のことどう思ってるの?」
まとめたカルテがバラバラと落ちていく。 鈴仙の動きも止まる。
「な、何を言ってるんですか!?」
「だから、本当は彼のことが好きなんでしょ? 普段はああやって喧嘩ばっかりしてるけれど」
「そんなこと……ないですよ! あるわけないじゃないですか! あんな奴役に立たないし迷惑かけるしでもう本当大嫌いですよ!」
乱暴に落ちたカルテを拾い始める。
「そ。 じゃあ私がもらっちゃおうかしら……?」
「え? え?」
重要なことなので2回聴きました。
「私は彼のことが大好きよ。 ちかいうちに蓬莱の薬でも飲ませてみましょうか?」
「また変なこと考え出してー……」
「ふふふ、仕事の邪魔して悪かったわね。 それじゃあ私は姫ともう少しイチャイチャしてくるわ」
「は、はぁ……行ってらっしゃいませ……」
部屋から出ようとする永琳は、最後に振り返る。
「あなたのその目は、敵を倒すためだけじゃないのよ。 もっといいことに使いなさいね」
にっこり笑うと、そのまま廊下へと出て行ってしまった。
ひとりぽかんと残された鈴仙は、数秒考えてから、黙り込む。
「…………この目、かぁ……」
「…………」
暗い天井を眺めて、物思いに耽る。
「別に……違うってのに……」
永琳から言われたことを思い起こす。
『あなた、ウドンゲのことはどう思う?』
あの時は曖昧な答え方でやり過ごしたが、どうもそれが本当とは考えられない。
「……ハァ、何であいつに振り回されなきゃいけないんだよ……」
ごろりと寝返りをうって、考えるのを止めた。
夕食も終わり、最後に残った仕事を片付けようと鈴仙が書庫に行こうとすると、
「あー、手伝う」
どことなっくそっぽを向いて、声をかけてきた。
「あ、ありがと」
鈴仙もそれにつられてか、ぎこちなく答える。
「じゃ、じゃあ行くか」
「う、うん」
「…………」
「…………」
二人で黙々と作業をこなしていく。
雑談的な会話は出ずに、ハサミ貸してなどの事務連絡しか声を出すことは無かった。
「……何か喋れよ」
こらえきれずに呟く。
「喋るって何を」
相手の目を見ずに答える鈴仙。 手は動きっぱなし。
「何か気まずいじゃねーか」
ぼそぼそと会話は続く。 お互いに止めるタイミングを失ってしまった。
「気まずくて結構。 私は仕事をしてるのよ」
「寂しい女」
「うるさい!」
「へいへい、そう目くじら立てるなって」
それから、また沈黙が始まった。 その後も会話は唐突に現れて唐突に消えていく。
いつしか仕事も終わり、机の上はまたきれいなままに戻っていた。
「終わりっと。 じゃあ私はそろそろ寝るわ」
鈴仙が席を立ち、扉へ向かおうとする。
「ま、待ってくれ!」
鈴仙の肩を掴んで壁際へと押し倒す。 二人の顔が近づく。
「な、何するの!?」
「なぁ……真面目な話。 俺のこと、どう思う?」
慣れないことを口に出しているせいか、つい目を逸らしてしまう。
「……伝わらない」
鈴仙が、小さな声で呟く。
「何で? 何であなたには、私の狂気の瞳が伝わらないの!?」
鈴仙の目は、月の兎のそれになっていた。 真っ赤な狂気を、肩を掴まれている相手に放つ。
「何でだろうな。 きれな紅い目にしか見えない」
「……本当……なんでなの……」
明かりの炎が揺らぐ。
「何と言うか、その目にやられた。 鈴仙、俺は君が好きだ。 その目で俺だけを見て欲しい」
「……バカ。 何で先に言っちゃうのよ」
鈴仙が体をそっと抱きしめる。 同じように、肩の手も体を離さぬようにしっかりと抱きしめる。
「我侭な私だけど」
「自由気ままな俺だけど」
「 これからも仲良くしてくれるよね…… 」
てゐ「っていうのはどうだろ?」
鈴仙「何で私がそんなツンツンした役回りなの」
「俺もそんな適当な男じゃないって」
てゐ「だって、あんたたちいつでもどこでもベタベタイチャイチャしすぎなの。 まるで永琳と姫様みたいに……」
鈴仙「別にいいでしょ、あんたはあんたでどこかいきなさいよ、ねー」
「ねー」
てゐ「むむむーっ、私も混ぜてー!」
「う、わ」
てゐ「ん~♪ やっぱりあなたは私だけのものよ!」
鈴仙「何言ってるの!? 彼は私の恋人よ!」
「どっちでもいいけど誰かたすけて あ うで かゆ うま」
永琳「ふふふ……あっちもあっちで仲良くなってるけど、愛し合い方がまだまだお子様ねぇ……」
耀夜「そうね。 私達も続き、始めましょう? 私の愛しの永琳♪」
永琳「はい、そうしましょう。 私の愛しいかぐや姫♪」
--------
COOL&CREATE「シアワセうさぎ」 を聴いてたら妄想駄々漏れ。
書き上げたのが23:10。 ちなみに書き出したのは21:05頃。 2時間も何やってるんだか俺
ツンツンした男女がドキドキするとこうなるってのを書きたかったけど結局てゐの妄想ストーリーで収まる。
というか本編は確実に最後の二行だと思うんだ。
初心者ホイホイなんてレッテルを貼られても、真面目なデレっ子はマイジャスティスだ!
って幽々子と妖夢が言ってた。 もう本当可愛いよ冥界組。
うpろだ1163
「んー…どーするかな。暇すぎる…」
ここは幻想郷。ミリタリー同好会の仲間と富士まではいかないが樹海にサバイバルゲームに出た時に迷ってここに来た。ちなみに全身迷彩服。
「それじゃ買出しでも頼める?」
「鈴仙!?いきなりビビらせんなよ…」
鈴仙・優曇華院・イナバ。この永遠亭に連れて来てくれた人物で月の兎らしい。想像とかなり違う。ちょっと気になる存在だ。
「ハイ。買い物かご。じゃお願い」
「ちょ…待っ…」
「頼んだからねー」
もういないのか。押しつけられた買い物かご。たまには外の空気でも吸ってくるかといざ出陣。
――移動中――
「何買えばいいんだ?メモと金はある…か」
メモの内容は…トリカブト・乾燥したマムシ・大麻・高句麗人参・乾燥したマゴタロウムシ。マゴタロウムシはヘビトンボとかいう虫の幼虫とのことだ。
「何だよこの怪しげなオーラ全開のメニューは…こりゃ永琳師匠だな」
マゴタロウムシ以外は入手。ようやく店が見つかった。
「乾燥したマゴタロウムシ4匹で」
「あいよ」
よし。全種類ゲット。もうすぐ日も暮れる。
――帰宅中――
永遠亭に帰ってこのブラックオーラ全開の品物をどこに持っていけばいいか鈴仙に聞く。
「ミッション終了!このブツどーするよ?」
「じゃ師匠のとこ持ってって」
確かここだったはず。今は研究室の前にいる。ハッキリ言って物々しい。
「師匠ぉー?買ってきた品物ここ置いとくんで」
「ありがと。ちょっと中入ってゆっくりする?」
「んじゃ遠慮なく…うぉ!?スズメバチのアルコール漬け!?」
「他にも結構あるの。色々と…ね」
師匠の薬品コレクションを見ている内に夕食に。珍しく鈴仙のテンションが低い。そんなこんなで夕食が終了。中庭で鈴仙を発見。
「お。妙にテンション低いな…今日は」
「満月は…いい思い出ないから…今はそっとしといて」
「月から来たんだろ?どんな…」
「それ以上言ったら…○○でも容赦しないから…!」
背筋が凍るような眼差しで睨まれた。むしろ動けない。次の瞬間には目の前から鈴仙が消えていた。
「やたらと他人の過去を掘り返すのはやめなさいな」
「師匠…?」
「あの子の過去を少しだけ教えてあげる。永遠亭以外の人物に言わないこと」
「は…はい」
「あの子…戦争になる前に月から逃げてきたの」
「…」
「だから満月は苦手みたい。あのトラウマには触れないであげて」
「後で謝っときます」
「そうしなさい…本当は気になってるんじゃなくて?」
最後にロケットランチャー並みに一言重い一撃を見舞ってから師匠は例の物々しい研究室に姿を消した。まさか悟られていたとは。
「さすがは『月の頭脳』か…じゃ自分のミスを正しに行きますか」
知らなかった。そんなフィクションみたいな過去を持つ人物がこんなに身近にいたことが。もちろん謝りに行く。
「あ…ここにいたか…」
「まだ何か用?」
さっきの目だ。ちなみにここは渡り廊下の縁側。
「ゴメンな…トラウマに触れちまって」
「だから何?」
「今まで一口に「戦争」って言うとカッコいいイメージがあったワケな」
「アンタねぇ…戦場がどんな場所か知ってる!?銃声と断末魔と爆音が響いて必ず誰かが消える場所!そこに私は…一人で背中向けたんだから」
「……」
「それでカッコいいなんて…よく言えるわ。それが怖くて逃げて来た私が言えたことじゃないけど」
「そりゃ確かに戦車も戦闘機も戦艦も装甲車も好きだけどさ…本物の戦争は嫌だな。自分がただの戦闘マシンに変わっちまうのはさ」
一瞬の内に腕にしがみつかれた。一瞬の幻覚…錯覚で見えなかった。
「自分でも野暮なこと願ってると思うけどさ…今だけでも「大事なモンを守れる巨大な力」ってヤツが欲しくて仕方ねぇよ」
「やっぱり戦争をフィクションとしか…」
「思えるかっての。大事なモン失くしたかないだろ」
「…く…い…?」
「へ?」
「いなく…ならない…?」
おいおい…泣かせたことになるのかこれは。どっちにしろ潤んだ目で罪悪感が凄まじい。
「当然。もう骨埋める場所は決めたんだ」
「うん」
巨大な力を手に入れれば必然的にその力に溺れる。架空にしても現実にしても、だ。
「やっぱ怖ぇな。目の前で大事なモンが消えてくってのは。背中向けたくなるっての…分かるな」
「殺すのは慣れないし…ね」
「狂人でもない限り慣れないだろ」
「そうだけど…」
「さっきな。カッコいいって言ったのは戦争自体じゃなくてそれに使われた戦車とかの見た目や性能…矛盾しまくりだな」
「性能とかは知らないけど…キレちゃった…ごめん」
「気にすんなって。兵器に乗れば誰だって感情も表情も消えて兵器の一部になっちまうんだからさ」
まさか元ミリタリー同好会の自分の口からこんな言葉が出るとは驚愕だ。
「でも…仮に兵器があっても月から逃げて来た…言ってみれば私は脱走兵。敵前逃亡はどうなるか知ってる?」
「言わなくていい。悲しくなる」
「そう」
「今一番近くにいる大事なモンさえ守れないとか嫌だろが」
「……へ!?――――それ…私?」
「そ。架空のキャラみたく上手く言えねぇな…悪ぃ」
「ありがと」
自分の不器用さがハッキリ言って憎いことこの上ない。
「ところでもし月に帰れる方法が見つかったらどうするよ?」
「んー…まだ未定。でも帰らなきゃいけない時は…『サヨナラ』じゃなくて笑って『またね』って言いたいかな」
初めて気付いた。まだ鈴仙は「脱走兵」じゃない。まだ自分に負けていない。
「じゃあ泣いてられねぇな…昔っから涙腺緩くてさ…よく他人から『優しい』って言われてたな」
「○○は…優しいよ…そう思う」
「こんな性格だぞ?」
「守るって…言っ…てくれた…から…」
「十分優しいじゃねぇか。ここは戦場じゃねぇんだ…泣いとけ。その方がスッキリするしな」
それから泣き止むまで10分弱。よく泣く奴だ。
「もう少し…強くなりたかったかな。月にいる頃に」
「気持ちは分かるけどそんな事言うなっての…守られる側になっちまうだろ」
「――――――大好き」
「なっ…!?まぁ…何だ…珍しく気が合うのな。特に今日は」
「うん。もう大丈夫…ゴメンね?」
しがみつかれた体勢で言われるとドーラの4.8トン榴爆弾より破壊力抜群なんだが。顔面がオーバーヒートしそうだ。
「やっと本調子に戻れたか…盛大に帰還だな」
「満月…少しだけ好きになれたみたい」
お互い少し強くなれた気がする。兵器なんて物騒な代物に手を染めずに、だ。
「心配かけさせてくれるよな…半分は自分が悪ぃんだけどさ」
「今回だけは許したげる」
「あぁ…忘れてた。一つだけ頼まれてくれね?」
「どんな頼み?」
もう「巨大な力」は望まない。今望むのはこれだけだ。
「せめて骨埋めるまでは好きでいさせてくれるよな?」
「当たり前でしょ」
「あとな。あの座薬…じゃない。弾丸の出し方教えてくれな。いつかスペカ使えるようになってみたいしな」
「座薬って言うな。でもまぁ…そこまで言うんなら遠慮も手加減もしないからね」
――今狂気の目だった気がする。だが敢えてここは気のせいにしておこう。
明日から派手な特訓になりそうだ。
うpろだ1197
「・・・おかしいんですよ」
「・・・なにが?」
ウドンゲは、唐突に話をふってきた
話しかけるより駆けられるのを待つようなタイプなのに珍しい事だ
「○○さんが変なんです」
「ふんふん、何処がどう変なの?」
ここ数週間、食が細い、動きが鈍い、なんだがダルそう
らしい
「あら、いつもそんなんじゃない?不活発で燃費がいい」
「もう、違いますよ、○○さんは行動派です」
「ふぅん、それで、私にどうしろと?」
彼女から話をふってきたのだ、話だけと言うわけがない
「それは・・・その・・・○○さんを診てもらえたらなぁ、とおもいまして」
「・・・はぁ、今度つれて来なさい」
「は、はい!ありがとうございます師匠っ!」
「と、言うわけで、永遠亭に来て欲しいんですよ」
「いきなり何を言い出すのかな君は」
鈴仙と一緒に里を歩いていると
何の前触れもなく唐突に、永遠亭に来て欲しいとな?
「でもなぁ、あそこは兎がいっぱい居て・・・姫さんも苦手だしなぁ」
「そこをどうにか・・・お願いします」
優曇華は下から上目遣いで攻めてきた、だがその程度で折れる俺ではないわっ
「うーん、でもなぁ」
「・・・解りましたっ!その・・・来てくれたら・・・私の部屋で・・・(ピーッ)までなら・・・い、いいですよ」
「行きましょう、ぜひ喜んで行きましょう」
俺はあっさり折れた、これは俺でなくてもしょうがない、鈴仙萌えでブレザー萌えの俺にはどうしようもないんだ
「やぁ○○・・・と座薬」
「座薬って言うなっ」
「よう妹紅、相変わらずふらふらしてるな」
竹林を歩いていたらヤンキー、じゃなかった妹紅に出会った
「ん?ああ、○○はもうそんな時期か」
妹紅は俺の眼を見て何かを理解した様で
俺は
「ああ」
と短く返事をすると、鈴仙と共に永遠亭への道を歩いた
「○○さん、そんな時期ってどんな時期ですか?」
「ん?ああ・・・気にしなくていいさ、俺としてはあんまり知って欲しくはないがね」
「?あ、ししょうーっ!」
永遠亭が見えたと思ったら永琳さんの姿もそこにあった
何となく会いたくなかったけど、仕方がない
「こんにちは・・・」
「○○さん、いらっしゃい・・・ゆっくりして行ってね」
永琳さんの笑顔に嫌なものを感じた俺は、反射的に二歩半歩ほどの距離を、下がった
ぶしゅぅ
俺がいたところに撒かれた謎のガス
避けられたことに対しての舌打ち
そのときに、やっぱり来るんじゃなかったと後悔した
そして、横に避けず後ろに下がったことも後悔した
チクリという小さいが鋭い痛み
俺の後ろに居た鈴仙がもつ、小さな注射器による痛みだった
「こっちが本命ですよ○○さん」
「チクショウ、油断しすぎた、ぜ」
そこで、俺は意識を手放した
「うーん」
「ど、どうなんですか師匠」
「ねぇウドンゲ、○○は人間?」
「え?いえ・・・妖怪だと思いますけど」
そういえば全然詳しくしらないなぁ
人間ってことはないと思うけど、何の妖怪かも知らない
師匠はそんなことも知らないで付き合ってたのかと私を馬鹿にした
でも愛に種族は関係ないんです!とは言い返せなかった
「もしかしていや、うーん」
「な、なんなんですか!?もしかして性質の悪い病気とかなんとかだったり」
「たぶん、脱皮だと思うのよ」
「・・・は?」
脱皮?主に爬虫類がする古い表皮を脱ぎ捨てる行為の事?
「ほら、目が白くにごってるし」
白内障みたいに・・・ではない、表面が白くにごった感じで
「もしかして蛇の妖怪か何かだったりねー」
というかそれしかないでしょうー
「うーん、うーん」
「あ、起きましたね」
目が覚めると、視界いっぱいに鈴仙の顔が
まだ少しボーっとしてるが、自分がどうしてこんなところで横になっているのかは、覚えている
「鈴仙、何の目的があって俺を・・・?」
「い、いえ・・・○○さんの体調が悪いみたいだったので・・・心配で」
心配してくれるのはありがたいが、もうちょっと優しくてもいいんジャマイカと思ったが口にはしなかった
今はとりあえず鈴仙のこころづかいをありがたく受け取っておく
「それで・・・○○さんは・・・蛇、なんですか?」
「ああ・・・そうだよ」
「なんで、隠してたんですか?」
そりゃあ、彼女は兎だ、俺は蛇だから
怖がられると、思った
嫌われるならまだいいと思った、でも怖がられる事が、怖かった
「私が、貴方が蛇だから、そんな理由で接し方を変えると思ったんですか?」
「じゃあお前は、俺が蛇だと解っていたら・・・好きになったか?」
鈴仙は、驚いたように目を見開いた
返答無く、一拍おいて彼女は口を開いた
「・・・解りません、だけど今は・・・○○さんが好きな気持ちは・・・変わりません」
「・・・そうだよな、もしもの話なんてのは・・・悪い、愚問だったな」
それでも俺を、変わらず好きだといってくれる彼女が愛しくて、抱きしめた
「○、○○さん・・・」
「鈴仙・・・ありがとう」
「あ・・・ど、どういたしまして」
「ああっ!そういえば○○さん!」
永遠亭からの帰り道、いきなり鈴仙が大きな声を出した
「うお、な、なんだよ?」
その赤い瞳でこちらを睨むようにじっと・・・睨んでいる
「そういえば妹紅さんは、知ってましたね」
ああしまった、そういうことか
「何で私には秘密にしてて、妹紅さんは知ってたんですかっ!?」
「いやアレはだな、偶然の産物で知られてしまっただけでry」
鈴仙はぎゃあぎゃあと文句、と言うか愚痴のようなものを延々と言っている
いまだ竹林は続いている
こういう時のコイツは、厄介だ
「ああもううるせぇなっ!食っちまうぞっ!」
鈴仙はビクリと身体をこわばらせた
瞬間、しまった、と思った
さっきまで一応蛇だ兎だと言い合ってたのだ
あまりに、空気を読まない台詞であったに違いない
「いや、鈴仙、その、今のはな」
「○○さん・・・その、そういうことは、家の中で・・・」
「は?」
頬を染めて、スカートの裾を握り締めちゃったりなんかして・・・
どうやら彼女には
食っちまうぞ(性的な意味で
に聞こえたらしい
ん?そういえば
「ああっ!永遠亭についていったら(ピーッ)するって言ったじゃ無いか!!」
「だ、だからってこんな所(竹林)でそんなこと」
「よいではないかよいではないか」
「んぁっ!、だ、め・・・そんなとこ、ぁんっ」
俺は葉っぱのベットに、鈴仙を押し倒し、そのブレザーを乱暴に剥ぎ取り、彼女のその
(削除されました、読むためには善い行いをする必要が有ります)
「あの馬鹿どもは、外でなんてことを・・・」
「やぁ妹紅、何を見てるんだ?」
「慧音!ななな何でも無い!」
「そうか、ん?向こうで何か声が」
「そうだ慧音!美味しいお茶を買ってきたんだ!一緒に飲もう!」
「おお、それはありがたいな、ご馳走になろう、ん?やっぱり向こうで声が」
「慧音ーッ!そっちみちゃらめぇぇぇ」
終わらなくなったので終ワル
最終更新:2010年05月27日 23:12