輝夜1



1スレ目 >>69


「これで……文句無いだろ、どれも正真正銘の本物。おまけに香霖堂のお墨付きだ……」
 リュックサックの中から次々と出てきたのは、五つの難題の答え全て。
 疲労困憊した体に鞭を打ち、彼は立ち上がって居住まいを正す。
 その場にいた誰もが、言葉を失った。
 かつて、輝夜に求婚してきた者の全てが解けなかった五つの難題を、全部まとめて解いてしまったのだから。
「輝夜、俺はお前と、ずっと一緒に……」
 それだけ言うと、崩れるように倒れこんでしまった。


「……やってしまいましたね、あの青年は。まったく呆れかえります」
 永琳は軽く肩をすくめて一つ小さな溜息をついた。
 永遠亭のある一室。その上座に蓬莱山 輝夜が、下座には八意 永琳がいた。
 男は兎たちに運ばせて、別の一室に寝かせてある。
「まさか『五つの難題』を全て解いてしまうなんて……ね」
 声は忠実に冷静さをテクスチャーしているが、しかし内心で一番驚いているのは難題を出した張本人である輝夜であろう。 蓬莱の薬を生成するのに必要不可欠な五つの材料を集める。それが五つの難題の本当の目的なのだ。
 輝夜とともに生きるということは、ともに永遠を過ごすということと同意義なのだから。
「では、私は蓬莱の薬の精製にかかります」
 そういって、永琳は静かに立ち上がる。
「その必要はないわ、永琳」
 しかし、輝夜はそれを止めた。
「?! 何故……」
 次に続くであろう言葉は、月の頭脳には容易に想像できた。
 だからこそ、真意を問う。
「私の能力で蓬莱の薬の効果を一瞬のものにしてしまえば、彼が永遠を生きる必要もない」
 自らのためでなく他人のために蓬莱の薬の効力を捨てる。そう輝夜は言った。
「ごめんなさいね、永琳。私は貴女にもらったこの永遠の命を捨てるわ」
「いえ、姫様の幸せこそが私の幸せでもあるのですから……」
 そう言った永琳の眼は限りなく優しかった。
 従者と主人という関係の台詞ではなく、一人の理解者、友人として、心からそう言っていた。
「それでは、永琳。祝言の用意を」
「かしこまりました、姫様」



1スレ目 >>79-82


「輝夜様、ぜひ、ぜひこの私めと契りを結んでくださいませ!」

「フ~ン、そうねえ。そう言ってくる男たちは箒で掃いて外に山と積むほどいたけれど、
あなたみたいな幻想郷の外から来た人間なら、少しだけ考えてあげてもいいわよ。
けれども!
ただでこの蓬莱山輝夜があなたと結納を交わすだなんて思ってほしくないわね。
今から挙げるこの五つの難題を全部解けたら、そのときは結婚を考えてあげてもいいわ。
一つ、西行寺幽々子の遺骨(プリンセステスタメント)。
二つ、フランドール・スカーレットの翼(デーモンロードウィング)。
三つ、神綺のアホ毛(ディヴァインヘアー)。
四つ、博麗霊夢のサラシ(インビジブルアンダーウェア)。
そして五つ、八雲紫の靴下(アルマゲドンソックス)。
さあ、自分の持つ「~程度の能力」も自覚できていないあなたに、これが全部そろえられるかしら!?」

 …………無理だ、無理だ無理だ無理だ無理だ無理ったら無理ッ! 
考えてもみろ、どれも獲得に失敗したら即死ぬようなやつばかりじゃないか。それを五つ! 五つも! 
猫は九つの魂を持つというが、この僕の魂はどう計算しても一つ。小学生が数えても一つ。鳴いてもわめいてもただの一つきりッッッ!
そのたった一つのかけがえのないものを風前の灯としてしまうようなまねを、僕は、僕は五回もしなければならないのかぁーー~~~~ッ!?
見ろ。輝夜のあの上座からこちらを見つめるそのまなざしを。
なんと美しく、しかもなんと冷たいあの瞳! 
まるでこっちを虫か何かのようにしか感じていないとありありと分かるようなその目つき! 
『哀れなものね。今はこうやって卵を産んでいるけれど、やがてお肉になって食卓に上る運命なのよ』
と養鶏場のウズラを哀れむかのような視線じゃないか。
 ――――いやいや僕、養鶏場にいるのはニワトリに決まっている。
落ち着け。落ち着くんだ。そうだ、諦めよう。
あっさり深窓の令嬢とはおさらばして紅魔舘の周りでアホのチルノやショタなリグルと戯れる平穏で家内安全な毎日に帰ろう。
よく考えればあの輝夜って女、冷静に見てみるとただのヒッキーじゃねぇかよォ~~~~っ。
そんな、僕が命を賭けて挑むべきレディではない。そうだ、そうに違いない。
さっさとおさらばしよっ。

 ――――でも、本当にそれでいいのか? 
ここで僕が『輝夜様申し訳ありません。私めはそのような難題、とても解くことはできません許してくださいこのとおりでちゅ』
と土下座してそれでいいのか?
隣に立つマッドな永琳や金魚のフンの鈴仙や詐欺師のてゐに蔑まれた目で見られて、それで本当にいいのか?
 (ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………)
否! 全くもって否!
この僕は、全身全霊を持ってその選択を否定する!
代わりに!
全身全霊を持って!
その難題を受けて立つ!
彼女の定めた難題を乗り越え、その暁に彼女の「心」を我が物とする!
これは「試練」だ。
「過去」つまり現実世界にいた「自分」を乗り越えるようにと「運命」から与えられた「試練」なのだッッッ!
蓬莱山輝夜ッッ! 僕が五つの難題を解いたそのときに、きっとあなたはこう言う!
 「お見事です○○様。この蓬莱山輝夜は約束どおりあなた様の妻となります。身も心も、夫に捧げ尽くす所存にございます」
となぁ~~~~ッッッ!
おお、これが、これこそが求婚! 僕は、僕はお前に求婚するぞ! 輝夜ォォオオオ!

 (ドドドドドドドド…………)
 「ンッン~それで、八意、永琳さんでしたっけ? 『やごころ』か『やこごろ』だか分かりにくい名前ですよねぇ~~~っ。
ああそうそう、姫様の難題のことでしたよね。ええ、それはもちろん受けさせていただきます。
なに、たいしたことじゃありませんよ。
でもね、そこの上座に座しておられる方がどうしても解いてほしいっていうのだからしょぉぉがねぇなぁぁぁ~~~って感じでやるんです。
時間は取らせませんよ。まずは魔界にでも行きますか。
そこの神綺ってやつのアホ毛、楽チ―――ンに引っこ抜いて持ってきてやりますよ。では。
アリヴェデルチ」

 TO BE CONTINUED(嘘



1スレ目 >>139


てるよへ
「NEETで引き篭もりで不死身でも俺はお前を愛していくよ。俺は不死身じゃないけどNEETでひk(ry」


2スレ目 >>154


フゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~~…
…うん、いいお湯だ。
やっぱ一番風呂はいいねぇ…

僕は今、永遠亭のお風呂に入っている。
何故?と訊かれれば、答えは「僕がここの住人だから」になる。
…正確に言うならばここの居候なんだが…
居候なんだから一番風呂はダメなんじゃないか?と訊かれれば、ここには"風呂を沸かした人が一番風呂に入れる”と言うルールがあるからとなる。
んで、今日の風呂当番は僕だから一番風呂を楽しんでいるって言う訳なんだ。

「あら?誰かいるのかしら?」

おっと…どうやら早くも風呂から出ないといけないかな。
この声は…どうやら輝夜さんか…

「誰かいるの?」
「すいません。一番風呂もらってます」
「あら○○だったの。…いいわよ、まだ入ってて」

ん?…今、輝夜さんの声が一瞬狡猾なことを企んでる声になったような…気のせいか。

そして僕はもう十分ぐらい、この極楽を楽しむことにした。
…この選択が後に、僕を地獄へ誘うとは…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ガサゴソ…ガサゴソ…

ん?脱衣場の方から何か音がするような…
…なんか…嫌な予感が…

ガラッ!

「○○、入るわよ」
「…ッ!!!!!!」

なんと輝夜さんが風呂場に入ってきたではないか!
しかもバスタオル一枚で。

「かかかかか輝夜さん!ななななな何をしていらっしゃるんで!?」
「何って…お風呂に入ろうとしているに決まっているじゃない」
「いいいいいいや、もっもっもっもっ問題はそこではなくって、ナナナナナなんで僕がまだ入ってると分かっていながららららら!」

いかん…ものすごいテンパってる…
落ち着け…落ち着くんだ…落ち着いて状況確認を…

ハラリ(バスタオル落下)

「ブッッッッ!(はなぢ)」
「あら○○?鼻血が出てるわよ。しかもものすごい勢いで」
「…健全な青少年なら…普通女性の裸体を見ればこうなりますよ…しかも、その相手が美人ならば…尚更ヤヴァイことに…」
「あら、それは褒め言葉なのかしら?」
「ええ、一応はそうなりますね…って恥ずかしくないんですか!僕は男なのに…」
「あら、裸の付き合いとはよく言ったものじゃない」
「それ、絶対意味違いますよ。」

…やばい…頭がクラクラして来た…
ただでさえも熱い風呂の中にずっと居たせいでのぼせているのに、なおかつ輝夜さんみたいな美人の裸体なんて…そして出血多量も手助けを…

ザバー(湯船にIN!)

「ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!(後ろに仰け反る)」
「…何?その分かりやすいリアクションは…」
「…まぁ…お約束ですね…(下半身を気にしつつ湯船の端っこに行って壁側を向いて)」
「あら…ならばこれもお約束かしら?」

がしっ(後ろから抱きつく)

「~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!(声にならない)」
「ねぇ、○○…後で一献付き合ってくれないかしら?」

あうう…二つの丸くてやわらかいものが背中に当たってアタッテあたってattatte…

「ねぇ…あら?○○?」
「……(失神)」
「○○~?おーい…」

ぶくぶくぶくぶく…(主人公沈む)

「きゃぁっ!ちょっと○○!しっかりして!」


ちなみにこの後、永琳が入ってきて現場を見つけ、○○は脱水症状寸前のところで助けられた。


…何が書きたかったんだ?俺…
 >>76さん、>>77さん、スイマセンでした…orz


2スレ目 >>485


てるよ結婚しよう


>>201


ここは永遠亭。辺りはすっかり夜に包まれている
俺は縁側に座って、庭にうち捨てられたソレをぼーっと見つめていた。
「どうしたの?」
ふいに聞こえて来た声で正気に帰る。
いつの間にか、隣には輝夜が座っていた。
「ん…あれがさ」
「あれ?」
視線の先には、もう動くことの無い機械が月明かりに照らされていた。
「こんなにいい女を今まで独り占めしてきたのか。って思うとちょっと嫉妬心がな。」
「…ばかね。」
そう言って輝夜は俺に肩を寄せてきた。
「失った時間はあなたが取り戻してくれるんでしょう?」
俺は輝夜の肩に手を回して言った。
「ああ、これから一緒に作っていこう。」
「うん…。」
過去と決別した彼女が見せる笑顔はとても綺麗で、眩しかった。



>>406


竹の奥の屋敷に、いと美しき姫あり

その姫に婚儀を取り付けようとしたもの

いずれも、難題を受けさせられあまりの非現実さに諦め

その姫、永遠に婚儀はありえないと謳われた。




「冗談じゃねぇ…」
その注文を聞いた俺は愕然と呟いた。

「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」
竹林の奥にある永遠亭と呼ばれる場所に、俺は居た。
特別な理由があるわけでもないし、ただこの場所に迷い込んだ俺は
彼女と巡り会って、こんな風に話をしていた。



「…あんた、そんなに美人なのに結婚とかしないのか?」
その一言があまりにも迂闊だったのか、彼女は喜々として
素晴らしいことを言ってきた。

「もし、これから言うものを持ってこれたら、貴方でも結婚するんだけどね」
と。
「…へぇ、面白いじゃねぇか。それで、もし俺が行くとしたら、何を持ってくれば良いんだ?」

「龍の頸の玉、仏の御石の鉢、火鼠の皮衣、燕の子安貝、蓬莱の玉の枝」

「それって言うなりゃ、アレだろ。難題だな?第一、存在するかも分からんモンを
持って来いってのはなぁ…」

「無理なら、それに匹敵する高価なものを入手してくることね」



「はっ、冗談じゃねぇ…」
思わず、悪態を吐いた。

「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」
苦笑しながら彼女は言う。
「…つまり、あんたはこの難題を解決した野郎には、婚儀を受けて…その、身体を差し出すって訳かよ」

「そりゃ、難題だもの。誰もやれるとは思ってないわ」
と言うか無理ね、と彼女が呟く。

「何で、そんなに無茶なものを出したんだよ?」

「あら、人間として価値が高いものを見たいと思うわよね?」
正論だが、それは何か間違っている。

「――高価なら、いいんだな?」
知らないうちに、呟いていた。
もしかしたら、俺は今頭の中で

「え?えぇ」
彼女にほんの僅かに動揺の色が見えた。
生憎と、俺はそんなに高価なものを持っているわけではない、が。

「価値ってのは…人が決めるもんじゃねぇ、自分が決めるもんだ…!」

「…な、何を――!?」
言い終わる前に、俺は彼女を抱きしめていた。
甘い香りが、広がった。
いつから伸ばしていたのか、長い黒髪を撫でる。

「ちょっ、離して」
「…離す気はない。力づくでもいいから離してみろ。これが俺から出す難題だ」
死んでも離す気はない。
俺の存在が消滅しない限り、この抱きしめた腕を離す気はない。

「……」
「……」

どのくらい、そうしていたのか。
やがて、俺の方から彼女を離した。
何故か?いや、言うまでもない。気恥ずかしくなったんだ。
「難題、解決ね」
「…あぁ、悪いな。これで、難題解決だ」

「――そうね。でも、こっちの難題も解決されちゃったから」
その先を聞く前に、彼女の唇が俺に触れていた。

「…どう、いうことだ?」
「高価なものは、確かに見せてもらったわ」
…俺はある意味、ただ彼女に思いを伝えただけだ。
妙にストレートに変だけど。

「あー、ちなみに俺が見せた高価なもの、って何だ?」

「…貴方の思い、そして――」
彼女の後の呟きは聞こえなかった。

「…何だって?」
「ナイショよ」


彼女が呟いた言葉、それは――


私の恋心。





後書き
===難題の裏===

蓬莱山輝夜ってよォー
「輝夜」って呼ぶんだよォ~~~ でも皆は「てるよ」とか「ニート」とかよォーー 
まともに呼ばねーんだぜーッ それって納得いくかァ~~~~ おい?
オレはぜーんぜん納得いかねえ……  なめてんのかァーーーーーッ このオレをッ! 
「輝夜」って呼べ!普通に! チクショオーーー ムカつくんだよ! コケにしやがって! ボケがッ!

===難題の裏ここまで===

まさか、一時間ちょいで、こんなテキトーなものが出来るとは思わなかった…。

俺は、どうしようもなく…バカだった。



3スレ目 >>551


「んふ~ふ~ふ~ふ~フギャ」
「オイコラいつまで寝てる」
ある晴れた日の事。毎度のようにうちの同居人を撲殺ライト(パチモンマグライト、単1電池6個分)でたたき起こし、さっさと布団から出す。
「や~、まだ寝たいのぉ」
「やかましい。お前は寝すぎなんだよ」
「うぇ~」
「まったくろくに働きもしないで何贅沢言ってやがる」
「だって私、姫だもん」
「元だろうがこのてるよ」
てるよ……輝夜がこちらに来てから数週間が経った。最初のうちはこういうキャラなんだろうな、と諦めてはいたが。
「それに最近また風呂入ってないだろ」
「えぇ~いいじゃんお風呂くらい。どうせ昔は入らなかttウボァ」
「昔は昔、今は今。今日は布団干しのついでにお前を徹底的に洗浄してやる」
グチグチ文句たれる輝夜を撲殺し、リザレクションした後に宣告してやった。
いやな。臭いんだ。こいつは風呂に週間単位で入らない。俺が無理矢理洗わなきゃ絶対に、だ。
いくらなんでもこれだけには毎度毎度ムカムカ来る。
「いーやー、おーかーさーれーるー!!」
「誰が何週間も風呂入ってないフケツ女とヤるかっ!!」

(少女洗浄中)          アアーヤメテーソコハダメー ヘンナコエダスナ ダッテェ……

「ううっ、穢されちゃった……」
「……何言ってるんだよ」
洗浄中に暴れられたためもう突っ込む気力もない。
ドライヤーは使わず、タオルのみで輝夜の長髪を拭くのは大変な仕事だ。(ドライヤーは髪が痛むと嫌がられた)
「まったく。こりゃ元の世界の連中も大変なんだろうな」
一房一房丁寧にタオルで水分を抜き取り、ブラシをかける。
「うん、えーりん達も迷惑してると思う」
「ならこの生活を変えろ」
「や」
一言かよ。

てるよ……実際にこっち来たらこんな感じだろうな。



3スレ目 >>676


「えーりんえーりんたすけてえーりん♪」
「えーりんえーりんたすけてよ♪」
「タスケテエーリン」
今日は珍しく竹取飛翔(通称へるぷみーえーりん)を歌ってみる。
「って、私そんなにえーりんに頼ってるように見える?」
「まあ、そりゃネタだし。仕方ないんじゃないか?……と言いたい所だが」
生活をともにすればわかる。
「確かに頼ってるな。もうべったりなほどに」
自己紹介その他は前にやっている(>>551)。つまりはそういうことだ。
「ええっ!?」
ゆあ、ショック!みたいな顔をする輝夜。
「ほっとけば風呂にも入らない飯も食わない、おまけに些細なトラブル、というか完全に自分の事以外は必ず他人に解決させる。
 完全に依存してやがるな」
……前にこんな輝夜がむかつく、と言ったが、アレには別の訳もある。
自分自身を見ているようだった。甘ちゃんで他人に依存してなければ生きれないような馬鹿野郎。
だけど、ここまで自立できたのもこいつのおかげだ。口では悪く言っても、感謝はしている。
「……ありがとよ」
ふと口に出す、感謝の言葉。
「え、なに?」
「なんでもない。それと、今日も風呂だな」
「この前入ったばかりなのにー!?」
「五月蝿い、いいから入る」
「やめてー!水責めもやすり責めも窒息も勘弁してー!!」

でもやっぱり、むかつくもんはむかつく。



3スレ目 >>777


「ただいまー……」
「あーおかえrホゲァ」
相変わらずだれた顔で俺を迎えてくれた輝夜に一瞬の微笑みの後マグライトを投げつける。
「人が「ああ、お帰りっていってくれる人がいるっていいな」とか思った瞬間になにやってんだこの糞ニートォー!」
「ふぁ……なんで投げるのよ~、何もしてフンガ」
しらばっくれる糞ニートてるよに特殊警棒(前に通販で買った、マグライトよりも前に家にある)でぶん殴る。
「これは何だァーッ!!?」
俺が大神のクリア後のリザルト画面の映ったテレビを指差す。
「……暇だったからクリアしちゃった。てへっ」
リザレクション後、可愛く舌を出してほざきやがった。
「…………まあいい、それよりてるよ。来月ここ行くぞ」
「とーほーかーにばる?」
例のライブのフライヤーを見せる。
「ああ。一応お前の分も貰ってきたからな。これがあればイベントで500円割引になる」
「ふーん」
「お前には懐かしい面々がいると思うぞ?偽者だけど」
「へー」
「ノリ悪いな?そうだ、こっちに来たときの服、まだあるか?アレを着ていけば……」
「私、行かなくていいや」
「……え?」
「一人だけで行って来ていいよ?私、待ってるから」
「おま……」
言いかけて、輝夜の目に気づく。
私がいないほうが、貴方は幸せだったかもしれない。そう告げていた。
「…………いや、お前も来い」
「でも……っ!」
「これは命令じゃない!」
それは違う。お前がいたからこそ、俺は幸せになれたんだ。
「……頼み、だ。一緒に行こうぜ、輝夜。」
もう自分で何をやったか覚えてないが、気がつけば輝夜を抱きしめていた。
「今だから全部言ってやるよ。俺が強くなれたのはお前のおかげだ。お前がいなきゃ俺はただの糞野郎で終わってた。
 だからさ、だから……」
これ以上後の言葉が言えない。言った後に全てが終わりそうな気がするから。
「……毎日風呂に入ってくれないか?」
と言うか輝夜の体臭で気がそれた。
「や」
「……言うと思った」
でもまあ。今だけは好きになれるかもしれない。この濃い女の匂いが……

「よし。今日は徹底的にお前を洗ってやる」
「えー!?」
「ただし、性的な意味で」



4スレ目 >>84(うpろだ0014)


カーニバルレポも含めてるよ。

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「おぅ……今何日の何時だっけ……」
「6月12日の午後二時くらいだったかな」
「……やっべ!?急いでまとめるぞ!!」
「何を?」
東方カーニバルも無事終わり、夜勤で寝ぼけた脳をまた休めるために次の朝勤後に寝て。
気がつけばこんなに時間がたってたりする。
「東方カーニバルのレポだろうが!前回行くって言った(三スレ目>>777)からにはレポ書かんと!」
「そう言いながらレポートまとめ用のモバイル持って行かなかったのはどこの誰だっけ?」
「ふぐっ……」
そう。実はカーニバルへのみやげ(後述)に気を取られて肝心のモバイルを忘れてしまった。
「そこには突っ込むな……とりあえずまだ記憶は残ってるからそのうちに書くぞ」

6月10日 午前九時ごろ
「ああもう私は支度終わらせたのに何やってるの!?」
「うるせぇ!風呂入んないと気持ち悪いんだよ!」
こんな感じでようやく家を出たのは九時過ぎ。
「まったくもう、何でそんなに支度が遅いノブァ」
「ぃやかましい!お前はのんびりできてるからいいけれど俺は夜勤だったんだよ!」
輝夜を後ろに乗せて自転車でダッシュ。
そして駅に到着。
「ほら、さっさと行こう」
「あー。ちょい待ち」
「って、どこに行くのよ」
「買い物だ買い物」
そう言って、買ってきたのは二袋のお菓子。
「これは横浜名物だ。だけに青森のまりお氏に渡そうかと思ってな」
「そんな無駄遣いして大丈夫なの?」
「ダイジョブダイジョブ。ふふふ……」

午前十時過ぎ
田町に到着。
「あぢい」
「そんなかっこしてるから……」
「仕方ないだろ。薄手の服が黒しかないんだから」
とりあえずキューブ326へ。
「えっとまず……」
ケータイを取り出して地図を表示。
前回はろくに地図も確認しなかったせいでかなりひどい目にあった。
地図を見て指示通りに進んでいき、到着。
「って多っ」
「うわ凄。」
来た時点(十時くらい)で三十人くらい並んでました。
とりあえず並んで整理券が配られるのを待つ。
「…………」
「…………」
「暇……」
「そうね……」
「なんか向こうでド○ロちゃん読んで不気味に笑ってるやついるし……」
「人の事いえないじゃない……」
「そもそも○クロちゃんは公共の場で読める物じゃないな。笑いが止まらない」
「あ、そう……」
「……あ、まりおさんだ!」
「……で?」
「…………」
「…………」
「反応に困る返し方するな」
「ごめん……」

これ以上グダグダ書くのもアレなので時間飛ばして十二時ごろ。
スタッフ「整理券配りまーす」
「ふう、ktkr」
「脱力しながら言うせりふなの?」
整理券(というかチケット)をもらい、とっとと解散。
そして、あるネタの仕込みのために近くのロー○ンへと行く。
昼飯と仕込み用の道具を買い、またキューブへ。
「うっし。やりますか」
仕込み用の道具……油性ペンと黄色のマーカー、それとみやげを取り出し、作業を開始する。
実は九時ごろに買ったみやげというのが、「にんにくせんべい」と「中華おこげせんべい」。
……実際に行った人、または文字を見ただけでわかるかもしれない。そう。『中華』を『中国』に変えてやるのだ。
まず『華』の字に×を書き、その下に『国』と書く。そして上のほうに星とその中に『中』と書いて完成。
「何やってんだか……」
「わーい、中国だ中国だ!」
喜びのあまりスタッフさんが集まってる中にその物体を置いてみる。
「フウ!(さわやかな顔をしながら」
「本当に何やってるの」
無論、スタッフさんの突っ込み待ちで。
ちなみに、その時の台詞は「リアクションに困るものを置かれても……」でした。

ここからちとおぼろげ気味なのでだーっと箇条書きで。
 ・6階。まりおさんいないのでとりあえずせんべいズ放置。
 ・オープニング。ファミコン画像が出ててなんだこれと思ったら実際にゲームやってました。
 ・とりあえず暴走しすぎたので6階に。って、東方ファミコンktkr!思わず熱中。
 ・そしてにょ。氏のライブに出遅れる。急いでいくとそこにいたのは⑨のゼッケンをつけたトランペットを吹くチルノでした。
 ・にょ。氏「正直いっぱいいっぱいです!」
 ・前半は奇闘劇の曲。すげすげすっげ。もう二人で興奮しまくり。
 ・アクスタ代表登場。冬コミの件は何とかなったそうです。
 ・後半。東方サッカーktykr!!
 ・雨水氏のたすけてえーりんで爆笑。輝夜ににらまれた。
 ・にょ。氏「そんなにえーりんやりたい?」客(俺含む、輝夜以外)「yeeeeeeeeeeeeesss!!!」
 ・でもループ終わった。
 ・気を取り直してもう一回。
 ・最後はやっぱりにょ。氏の生ペット。最高。
 ・クールダウンのためレイバー氏はパス。ごめんなさい。
 ・そしてレイバー氏後半で戻る。えーりんのためだ。
 ・というかさすがマキナに定評のあるレイバー氏。頭ん中かき回されてトランスってました。でもベムが現実に戻す……
 ・終了。
 ・レイバー氏「テクネ出て来い!」俺、輝夜(エーッ!?)
 ・みんなでテクネの大合唱。でも出てこず。レイバー氏「打ち合わせじゃあこうじゃなかったんだけど(ボソッ)」
 ・すぺさんに交代。すぺ様の大合唱。
 ・真央たん声がエロイよ真央たん。鼻伸ばしてたら輝夜に足を踏まれた。俺はサンダルだぞおい!モロは痛いから!
 ・電子の01でえーりん大合唱。ていうかなんだよこのネタ曲の嵐は。ライオンダーで吹いたし。
 ・「てゐ!てゐ!」大合唱ktkr!ていうか最前列の人真央たんファンなのか?すっげーテンション高いんだけど。飛び跳ねてるし。
 ・まりおさん来ましたよkr!そしてやっぱりアレが出る。
 ・客「みゅう!さん!いち!よん!」←アレ
 ・まりお氏「というわけでC&Cのビートまりおです、と行きたいんですが……あまねさんが来てません」客「えーっ!?」
 ・あまねたん、現在(6/10)仕事中だそうで……青森からここまでってそれなんてハードスケジュール?
 ・というわけで抽選会が繰り上がりました。
 ・しかしチケットを持ってないと確認できないというアレな抽選会。
 ・ていうか俺、当たってました。しょっぱなから。でも疑われたくないので黙ってたら……
 ・俺「すいません、申告がない場合はどうなりますか?」スタッフ「そういう場合はチケットを持ってないかもう帰ってしまった方かのどちらかということで……」
 ・つまり俺の当たりは無し。
 ・しかも時間が押してるのですぐに帰らないといけない罠。というわけでとっとと帰り支度。
 ・「まだいたいー」「じゃあ残ってろ。ただし電車代は自分で出せよ」「……わかったわよ」
 ・ついでにのぞいたらいきなりみーにゃたんの萌え声が耳に直撃、でも帰らねば。

「はい、お疲れ様でしたー」
「おうよ」
家に帰ってきて一息つく間もなくすぐにシャワーを浴びる。今日も夜勤だからだ。
「行ってくる」
「あーい」
ふらつきながら自転車でバイト先へと向かう。……正直、夜勤中に寝ました。


あとがき(じゃなくてただの戯言)
て「ていうかこの文章、夜勤中に書くつもりだったんだよね?」
俺「ああ、それがな。眠くて書けなかった。以上だ」
て「シンプルな上にけんか売ってる理由ね……」
俺「ニートは黙ってろ。お前のために簡単なタイムテーブルを見せてやる。

 実際の時間
 前日21:30 ~ 7:30 ~ 9:00 ~ 19:00 ~ 21:30~
         夜勤   休憩(風呂)  ライブ     休憩     夜勤

 さて、寝てる時間を実質ゼロだとすると大体21時間前後も運動をしたまま寝てないことになる」
て「えー?まだまだ序の口だよこんなの」
俺「あのな?精神的には大丈夫だったが肉体的疲労がたまってるからそれが眠気を後押ししてつらいんだよ。
 動いてなけりゃ何とかなるかもしれないがさすがにきつかった」
て「ふーん、で?」
俺「労え」
て「や」
俺「即答ッ!?」
て「これぐらいのことじゃ労ってもらえるわけないじゃない。作家さんに喧嘩売ってるよ」
俺「……それもそうだな。それじゃあこっちへカモン」
グワシ ずーりずーり
て「え?なに?なんなの?」
俺「いやな。また風呂入ってなかったっぽいから洗ってやろうかと」
て「昨日入った!無理やりつれられて入ったから!っていうかこれって八つ当たり!?」
俺「いや?とりあえず俺が満足するまでは外に出れないからな。あと血も流さなきゃいけないし」
て「ちょっと待って微妙に連続リザレクション確定な言動しないでって言うかここはネチョは禁止……」
俺「大丈夫。これでオチだから」
て「いーやー!おーかーさーれーるー!!」
俺「安心しろ。……そんな事言えなくなるほど壊してやるから」
て「やめて犯さないで殺さないで埋めないで本気で!えーりんえーりんたすけてえーりーん!」


4スレ目 >>164


てるよとニートライフがおくれると聞いて今日会社に辞表出した俺がやってきた。
ちょっと妄想してくる。


避難所 >>28-29



妄想をぶちまけろ!!


「あれから1年以上経つのに、まだ1つも解けていないのね」
3週間ぶりに帰ってきて疲れきっている俺に何の容赦もなく彼女は
そう、のたまいやがった

「お前には 他人を労わる気持ちっちゅうもんがねぇのか!」
「少なくとも、あなたに対しては今の所ないわね」
「ひどっ!お前、絶対あの閻魔に『貴方はもっと○○を労わるべきです』って言われるぞ」
「それだけは絶対にないわね。大体、私は死なないのだから会うこともないわよ」
{宴会で散々会っているんだが、そういったらいったで、まためんどそうだな・・・}
「それでも床でへばっている人間に対して言う言葉じゃない気がするが」
「それだけしゃべれるのだから十分元気でしょ。それにもう慣れたわ」

彼女は心底呆れたという感じでため息をはいた。
しかし、そういわれたらこちらは何も言うことができない。
なんせもう一年以上、旅に出て帰ってきては倒れるということを繰り返しているのだから。
初めの頃は不器用ながらに心配してくれて可愛かったのに・・・

「それで、今回は解けたのかしら?私の出した難題は」
「・・・とけてねーよ」
「1つも?」
「1つも解けてねーよ!今回は大丈夫だと思ったんだよ!確かな情報だと思ったんだよ!
あんだけの断崖絶壁だったんだからそこに有ると確信してもいいじゃねぇーか!?
それなのに、それなのにやっとの思いで手に入ったと思ったものがただの糞ってどういう事よ!竹○物語そのままじゃねぇーか!?
それを、デマ情報流した上に大笑いしくさってあのスキマ妖怪がーーー!!?」
「また、今回も溜まりに溜まっているって感じねぇ。でもあなた、前回もあのスキマに騙されてなかった?」
「うっ!」

確かに今までで、もう数え切れないほど紫に騙されてきている。しかし、五つの難題の情報は少なく
実質、全くといっていいほど情報が入ってこない。なので紫からの情報はデマであろうとも
まさに、藁にも縋る思いなのである。

「ふぅっ。しょうがないだろ、情報が全然ないんだ。他の頼んでいる奴らも自分の生活があるから早々調べたりできないみたいだし、
まともに相手してくれるのも紫ぐらいだしな。」
「ふ~ん、そう」
「・・・なんだ?」
「いいえ、別に。ただ、このところ随分とあのスキマといることが多いからもう私のことは諦めたのかな~と思って・・・ね」
「なっ! 馬鹿なこと言うな!誰が諦めるか!?」
「そのわりには旅の間もずっとスキマと一緒にいるみたいだけど・・・」
「それはあいつが行き先をぜんぜん教えないからだ!」
「だけど!」
「だ~もう、いいかよく聞け!今もこれからも俺が愛しているのは蓬莱山 輝夜ただ一人だけだ!!」
「・・・信じていいの?」
「つ~か信じやがれ」
「・・・馬鹿」

腕の中に俺よりの頭一つ分小さい女の子が納まる。
普段はまさにお姫様って感じで少し近寄りがたい気がするがこういう時はほんと普通の女の子だな。
しかし、ほほを赤くし涙をためた目で上目遣いに『ばか』はやめてほしいです。
心臓どころか理性に大ダメージでほんと辛いです!

「あなたに出した五つの難題だけど、一つに変えるわ」
「はぁっ!なんで!?」
「だって、このままじゃあ何年経っても終わりそうにないもの」
「いや・・・そういわれると言い帰せないが。なんか今までのことを全否定されているような・・・」
「私は気にしないわ」
「・・・さいですか」
「それで、難題のことだけど」
「いまさらだからな。もう何でも来いってとこだぞ」
「じゃあ、あなたに出す難題は私と共にいること」
「え?」
「私と同じ永遠の時を共に歩み、共に過ごし、愛し続けること。
これが私からあなただけに出すたった一つに難題」
「・・・それは難題なのか?」
「普通の人間が永遠の時を生きることにどれほど耐えられるかしら?」
「なるほど」
「それでこの難題、受けるのかしら?」

努めえて冷静にいっているようだが、俺の背中に回されている手には
力は弱いが気持ちは痛いほど強く篭っているし、その小さい肩は細かく震えている。
女にここまで言わせておいて黙っとくなど男として いな!漢としてできるわけがない!
俺の気持ちは最初から、いやあの時、告白すると決めたあの瞬間から決まっているのだから!!

「その言葉に対する俺の言葉はただ一つだけだ」
「・・・」
「永遠の時を共に歩み、永久に貴女を愛することをここに誓います」
「・・・ありがとう」

「永遠 それは長く険しき道 」、 「誓い それは儚く不確かなるもの」。
されどそれが二人なら、数多の道も乗り越えられ
されどそれが共になら、それは強く確かなるもの
願わくは、この永遠の道に幸あらんことを・・・



3作目投下! 永久は「とわ」と読みます。
ちまたではニート扱いされている輝夜ですが、私の中では姫なのです!
そして絶対に着やせするタイプだt(ウワナニヲスルヤメ


オ・マ・ケ

「姫もやっと素直になったのね。この1年、やたらと長く感じたわ。」
「ししょ~、これで○○さんの後を尾行したり、スキマ妖怪から○○さんの貞操を
守ってスキマ送りにあったりしなくていいんですね~(涙」
「ええそうね、それにこれからの姫の世話は○○がしてくれるだろうしね。
まったく姫も変なところで初心なんだから」
「・・・師匠がそれを言いますか?」
「どういう意味かしら?ウドンゲ」
「だって治療で○○さんの上半身見るたびに顔を赤くしt」
「ウドンゲ、ちょっとこっちに来なさい。」
「し、ししょう!す、すみません もう言ったりしません、しませんからー! いやぁ!薬漬けはいやぁ~~~~!?」



4スレ目 >>431


竹取物語というより逆源氏物語。
正攻法で書くのを断念したから懲りずにもう一回この方法で。

あら、やっぱりここにいたのね。
別に悪くなんてないわよ。貴方がここを気に入ってるの、知ってたから。
隣、いいわよね? ……まあ、嫌だって言っても座るけど。
ええ、いい返事ね。昔だったら、私が近くにいるだけで照れてたのに。

……もう。あの小さくて可愛かった○○は何処に行っちゃったのよ。
ほらほら、拗ねないの。ちょっと昔の事を思い出しただけよ。
何年経ったか忘れちゃったけど、人間って竹みたいね。気付くとどんどん私を追い越してく。
本当、月日が経つのは早いものね。光陰矢の如し、かしら?
でも、貴方が頑張ってたのは全部知ってるわよ。私に子供扱いされるの、嫌だったんでしょ。

ふふっ。でも、今はもう違うわよ。貴方はもう『立派な殿方』で通用すると思うけど?
――あら。まだ不足? あ……まあ、それもそうね。
ほんの少しの歳月じゃ、私達が歩いてきた永遠には届かないものね。

……それじゃあ、一緒に生きてみる? 私達と同じ永遠を。

あ……そういえば、私が難題を出したのよね。『私に釣り合う殿方になりなさい』って。
ふふ、確かいっぱいいっぱいな○○の表情が見たくて出したんだっけ。懐かしいわね。

そう、ね。これからも精進して。
ずっとずっと、私の隣にいて。
別に難題じゃないでしょ? 貴方の気持ちだって、解ってるから。


――じゃあ、お昼寝したら、一緒に永琳の所に行きましょうか。
蓬莱の薬……一人分用意してもらわなきゃ。


4スレ目 >>459


なあみんな聞いてくれよ。
この前ネトゲで知り合ったteruyoってIDの人が近くにすんでるらしいんだけど、
なんか知らない?
幻想郷からつながってるパソコンなんてそんなにないからさ。


4スレ目 >>550


てるよと二人でハロワ行きたい
俺はわりと真面目に仕事探してるのにてるよはハロワカードの登録も
面倒くさそうにするんだけど結局しぶしぶカード作って
そのまま勤める気も無い工員職のファイルを斜め読みするてるよにため息をつく俺

一時間ほどしてからてるよが危機感の足りない笑顔(でも少し困った感じ)で
「朝マック行こっか?」とか言うので二人で冷房の効いたマックで退廃的な朝食を摂りたい


4スレ目 >>683


永遠に生きる月の姫君に捧ぐ
「君にとっては刹那の出来事かもしれないけど、それでもこの思いを伝えたいんだ。愛してる」


5スレ目>>233


「永遠が操れなくても、貴方の難題、一生かけてでも解いてみせますから!」


5スレ目>>379


襖の向こうから鈴を鳴らす。
「誰?」
返事は輝夜のものだ。透き通った、それでいてよく通る声。
何度聞いてもたまらない。
「姫、○○です。只今戻りました」
「入りなさい」
襖を開くと、輝夜は座布団に正座をして部屋の隅に置かれたTVに向かっている。
据え置かれたPSにはデスクリムゾンのパッケが載っており、姫の操作する
コンバット越前は敵か味方かよくわからないオブジェクトを銃撃していた。
「あ、死んだ」
呟くや姫はリセットボタンを専用の棒(○○が竹を削って作った)にて
妙に優雅な動作で押し込み、それからようやくこちらへ振り向いた。
「早かったわね。ちゃんと買ってきた?」
微笑が眩しい。
「はい。こちらが御所網のゲームソフト、それからハイレゾパックに
今週のファ○通、プリングルスのビビンバ風味、ジャスミン茶」
順に卓袱台の上に並べていく。怪しい品物ばかりだが、特に新旧ハード
ごちゃまぜのゲームソフトが買い物袋から同時に顔を出すのは不気味だった。
「 ・・・あの店、毎度ながらどういうルートからこんなものを・・・」
「香霖堂はなんでも屋よ。ティッシュペーパーから核弾頭までなんでもあるわ」
さらりと言ってのけた姫様はプリングルスを開封しつつあった。
ちゃんとお皿に並べるところは気品があるが、その皿は何日前からここにあっただろう。
「「ありがと、○○。これで当分退屈しないわ」
ですからその笑顔は危険です姫様。私は胸の高鳴りをごまかすかのように
更に一つあった紙袋を差し出した。
「これはなぁに?」
「これは、私からのプレゼントです。姫様が新しいジャンルのゲームを開拓できるようにと・・・」
中身はゲー○ストだった。

所かわってここは永琳の部屋
「○○、しゅびは?」
「すべて順調です。姫はこれでアーケードゲームに興味を持たれ、ご自分から外出するようになるでしょう」
そう、これは○○と永琳の不健康な姫様を外出させるためにゲーメスト作戦。
荒療治だが二人は自信を持っていた。
そして姫がゲーセン通いの暁には私が常に付き添って!

数日後
「姫様、参りました」
「いつもすまないわね、○○。また買い物をお願いするわ」
姫様はいつものように私にメモを渡してきた。
「承知いたしました。すぐに行ってまいります。・・・ところで姫、
このあいだお渡しした新しいゲーム雑誌はいかがでしたか?」
「凄く面白かったわ。だから、早速○○にお使いにいってもらうことにしたの」
メモにはアーケード基板の題名と操作モジュール一式が書き込まれていた。


最終更新:2011年02月27日 00:20