幽香4
11スレ目>>883
「幽香さん。これ、受け取ってください」
想いの人に花を贈る。状況だけ見れば、ただそれだけのことである。
そう、相手があの"フラワーマスター"風見幽香であることを除けば。
「今頃こんなこと言うなんて、卑怯だと分かってます。でも、言わせてくださ...「ええそうね。いまごろだわ」
遮る言葉はただ一言。にも関わらず遂に最後まで言うことが出来なかったのは彼女の苛立か。それとも彼の後ろめたさ故か。
「”
桜花之恋塚”の話、知らないわけでは無いでしょう。その上で私に黄水仙を贈ろうというの? 」
既に喋ることさえ出来ない彼に対し、彼女は容赦なく言葉を紡ぐ。
「いいわよね。気楽で。相手が出来たのだから、断られても自分が傷つくことなんてないんですもの。
そういう自己欺瞞とか保身みたいなの、だいっきらいよ。
貴方にはそもそも私に気持ちを示す資格すらないわ」
風見幽香――人間友好度最低・危険度極高とされる、人間嫌いで有名な自称最強の大妖怪。
そして、四季折々の花たちを見て回る”花の主”
「でもね、この花だけなら貰ってあげる。小さな器に囲われて、それでも尚こんなに嬉しそうな花を見たのは久しぶりよ」
彼女は、立ち尽くす男の手から小さな鉢を優しく受け取る。
「貴方の店先に並ぶなんて、私には全然役不足。精一杯花たちを可愛がって、私に『一緒に並ばせて』と言わせるような
素敵な花屋になってみせなさい。私が教えた花師なんだから、無理だなんて言わせないわよ」
それだけ言うと、何事も無かったかのように花たちを見て回り、そして何処かへ消えて行った。
─────────向日葵の裏─────────
ゆうかりんに告白しようとしたら、何故か言葉攻め受けてました(爆
流石にこのままじゃ可哀想だったので適度にいたわって解放することに。どう見ても報われませんが。
"桜花之恋塚"の影響がもろに出てます。かってに設定使って作者さん本当にすみません。
あとは蛇足的な何かで〆。締まってないが(
─────────後ろに笑顔なゆうかりん──
何かその一
「花屋の小僧がお前に会いに行ったと聞いて心配して見に来たんだが、なかなか可愛いとこあるじゃないか」
「何よ上白沢。別にそのまま囲ってもよかったんだけど、そうするとあの人が拗ねちゃうでしょ。
それに、ああいっとけば花屋で何かとおまけしてもらえるでしょうし」
「散々言っておきながら、お前も打算だらけではないか。少しは小僧が可哀想だとは思わんのか」
「”報われるかも”って思わせてもらえるだけで幸せでしょ? 」
「確かに、お前の怒りを買っておいて生きて里に戻れただけで僥倖というべきなのかもしれんな」
やっぱり花屋の彼は報われなさそうです。
何かその二
「あ、留年皇さん。今日何の日だか覚えてます? 」
「何の日ってどういうことだ? 」
「桜花之恋塚が建って今日で丁度一年じゃないですか。これとこれ、おまけしときますから、奥さん喜ばしてあげてください」
その後、誤解した幽香に彼がボコられることになるのだが、それはまた別の話。
何かの何か
「誕生日の贈り物ですか? お相手はどんな人です?」
「そうですね......では、これとこれとこれでいきましょう。こまめに水を換えて、最後まで可愛がってくださいね。
花だって生き物なんですから、愛情を注げばそれだけ長く綺麗に咲いていてくれますよ」
里に、とても良い花屋があるという。客に、そして花に親身になって考えてくれる、とてもいい花屋が。
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10スレ目>>540
里の外、入り組んだ林の奥には誰が住むとも知れぬ、美しい花に包まれた家がある。
…そんな噂を聞いて、よせばいいのに俺はそれを探しに出かけてしまった。
それを探しに行って帰ってきた者は誰一人いないという事だった。
妖怪が住んでいると思われていたし、里の人間にも必死に止められたのだが、
…なぜだろうか。
一言で言うなら好奇心。そんなもののために命を落とすのも馬鹿らしかったが、
その幻想的な風景を一目見てみたいと思い、俺は林の奥を彷徨った。
果たして、そこは存在した。
迷いに迷った末、半ば諦めかけていた時にその家は俺の前に現れた。
…なんと美しい。いや、そんな言葉ですら陳腐と思えるほどの色彩。
小さな家を文字通り包むように、色とりどりの花は咲き誇っていた。
俺がその花々に目を奪われていると、
「誰かしら?」
後ろから女性の声が聞こえてきた。
この家に住んでいるのだろうか・・・こちらもまた、花に負けないほどの美しさの女性だった。
「私用で出かけていたのだけれど・・・何かこの家に用?」
彼女は、風見幽香と名乗った。
「ここには、彼と二人で暮らしているの」
彼女・・・風見幽香はそう語った。
なんでも彼女は妖怪だと言う。
最初はとても驚いたのだが、彼女は俺には危害を加える事がないと分かったので普通に話している。
里の人間を攫ったのは貴女か、と聞くと、
「攫っただなんて人聞きの悪い。向こうからやってきたのに・・・でも、貴方は少し彼に似てるから、特別よ」
と、花のような笑顔で返された。
正直、その笑顔が怖かったのだが・・・なぜか彼女から逃げ出そうとは思えなかった。
何故なら、「彼」とやらの事を話している時は、とても幸せそうな顔をしているから。
「ここにいれば誰にも邪魔されずに過ごせるでしょう?」
そうか。つまりここは愛の巣というわけだ。
「御免なさいね、彼も挨拶できればよかったのだけれど。今は少し出れないから」
病気なのだろうか。
ますます彼女を怖いとは思えなくなる。
床に伏せっている夫と、それをかいがいしく看病する妻。そんな表現がぴったりだった。
「それじゃ、私はそろそろ彼の所へ行かなくちゃ。彼も寂しがっているだろうから」
それなら引き留める事は出来ない。
お大事に、と一言だけ残し、帰り道を教えてもらってからそこを去る事にした。
「でももう二度と、ここには来ないでちょうだいね?」
二人きりでいたいのだろうか、本当に新婚らしい。苦笑を残して花の家を後にした。
そういえば。
あの家からは物音がついぞしなかった。
いや、夫は病気なのだろうから仕方がないのかもしれないけれど。
…誰かが存在する気配すらしなかったのは、どういうわけだろう・・・?
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10スレ目>>550
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春が終わった。
桜の花が散り、春を告げる妖精が山へ帰り、
代わりに暗い色彩の紫陽花が咲き誇るようになった。
幽香は「もうここには居られない」と、少し悲しげにそういった。
「私は四季の花を見たいの。
だから、一つの所には一つの季節以上留まらない様にしてるの」
笑みで何かを隠すように、幽香は微笑んだ。
悠然と俺に背を向けて、ゆっくりと姿を小さくしていく。
俺はせめてもと、彼女がこの地を去ってしまう前に、声高に叫んだ。
「好きだ、幽香。また来年でいいから、春の間だけでもいいから、俺のところに来てくれるか?」
俺の言葉が彼女に届いたか分からない。俺の気持ちが彼女に届いたか分からない・
次の日、俺の家の前に、一輪の忍冬が咲いていた。
白の花弁が溢れるように咲いている。まるで、手を広げるように、空を仰ぐように咲いている。
忍冬には一枚のカードが添えられていた。それには幽香の筆跡でこう書いてある。
「来年の春が楽しみね」
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※忍冬の花言葉『愛の絆』
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10スレ目>>598
「なあ、幽香」
「あら、どうしたの?あなた」
「弁当、美味いんだけどな・・・重くね?」
「え?こ、この位食べるでしょ?
味も偏らないように工夫を」
「・・・野菜はどこに行ったのかな。特に菜ものは」
「・・・ごめん。
好きなものだけ詰めていったら、隙間無くなっちゃって」
「まあ、妖怪ってバランスに頓着しないだろうからね。
そうだろうと思って、葉野菜は別途に用意してきたよ。
はい、どうぞ」
「あ、ありがとう」
「どういたしまして」
…うちの嫁の弁当が超パワーフードで吹いた。
そんなお話。
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11スレ目>>451
「俺という養分で君という花をもっと美しくしてみせる!」
あれ?これじゃあ文字通り喰われそう。それでもいい、幽香が好きだあぁ!
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11スレ目>>459
「幽香さん幽香さん、貴方が俺のことを好きなのはよく分かりましたから、
胡蝶蘭ばっかり持ってこないで下さい。窒息しそうです」
※胡蝶蘭の花言葉は『貴方を愛します』
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11スレ目>>752
「ゆ、幽香様っ!?」
蝋燭の明かりで照らされた、薄暗い部屋。
中には、疲れきった顔をした少年と、妖艶な笑みを浮かべた風見幽香。
「はい、もう一回」
うふふ、と上機嫌に命令する幽香に対し、○○は息も絶え絶えといった所だ。
「ゆ、幽香様、もうこれ以上は・・・」
「まだよ、まだまだ」
そう言うと、幽香は再びソレに○○の顔を押し付ける。
「うふふ、いいわ。その調子・・・」
ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ。
最初は小さな水音が、段々ばしゃばしゃという音に変わってゆき、最後に大きな音を立て、静かになる。
そして、少し経ってからまたぴちゃぴちゃという音が聞こえ始める。
「ゆ、幽香さ・・ごぼっ!」
「ほらほら、もっと頑張りなさい」
そう言って、幽香は○○の後頭部に手のひらを当て、ソレ―――なみなみと水の入ったたらい、に再び沈める。
もう、何度沈めたか数えていない。2桁に入った辺りで数えるのをやめた。
「もっと耐えられるでしょう?」
ゴボゴボ、ゴボゴボ。
痛めつけたい、苦しめたい、いぢめぬいて滅茶滅茶にしてやりたい。
○○の苦悶の声を聴く度に、幽香は身体の芯がしびれるような感覚を覚える。
「ごほっ!ごほごほっ!、はぁ、はぁ、げほっ・・・」
「ふふ・・・」
白い手がすっと伸び、○○の頬を優しく撫でる。
「幽香様・・・」
突然の事に戸惑う○○。
幽香はニヤっと笑うと、緊張の切れたその一瞬のスキをついて、再びたらいに顔を沈める
「・・・!!?」
「まだまだ、夜は始まったばかりよ?」
「そうね、今晩はこの辺にしておくわ」
そう呟くと、幽香はたらいに顔を押し付けていた○○の髪を掴んで引き揚げる。
「ゲホッ、ゴホッ!・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「頑張ったわね、お疲れ様」
荒い息をつきながらぐったりとする○○を胸に抱き、満ち足りた笑みを浮かべる幽香。
顔についた水滴を優しく拭う様は、まるで母親のようだ。
…先ほどまでの行為に目を瞑れば、だが。
疲れたのか、抱かれたまま眠ってしまった○○に、幽香は優しく声をかける。
「明日の夜も楽しみましょうね」
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11スレ目>>858
神社の宴会に呼ばれた。
新年の宴会だけに普段は来ないような珍しい面子も神社に集まるらしく、
俺はここぞとばかりに復讐の決意をした。
初めて幻想郷に来た日から、
ずっと俺の心を誑かし続けたあの妖怪!
今日こそ復讐してやる・・・
さて、目的の妖怪を見つけた。
今日も宴会の中心からは離れた所で一人で楽しんでやがる。
俺は魔理沙と話をしながら誘導し、彼女に近付ける。
ブン屋には高い金を払って復讐の一部始終を写す様に仕立ててある。
噂を聞き付けたのかあのスキマ妖怪すらも助けに入ってくれた。
さて、幻想郷での風評、報道、情報を束ねる面々が彼女の周囲に集まった。
復讐の時は今しか無い。
俺は彼女に対して、大声でこう言い放った。
「風見幽香さん!
初めて会った時から貴女が好きでした!結婚して下さい!」
一瞬の静寂の後、宴会場からは大歓声が沸き起こった。
風見幽香はというと顔を真っ赤にして俯いている。
ふ、どうだ、大観衆の中で恥ずかしい思いをさせてやったぜ。
あれ、なんで幽香が目の前に居るんだ、
何で魔理沙が背中を押してるんだ。
「あ・・・の・・・その・・・私も」
再び大歓声が沸く。
幽香の後ろの方ではスキマ妖怪がニヤニヤと笑っていた。
畜生、嵌められた。
幽香がおもいっきり抱き着いて、
肩の骨が軋んだ所で俺の意識は途絶えた。
スイーツ(笑)
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11スレ目>>997
幽香さん、僕をおもちゃにしてください・・・
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12スレ目>>808
〇〇「こんな深夜に書き込みをする、つまり寝付けないんだ」
幽香「で、何で私の所に来る訳?」
〇〇「いや、旧作で夢魔とかやってなかったっけ?」
幽香「寝かせて欲しいと」
〇〇「うん」
幽香「窒息と意識破壊と外傷性ショックによる以下略どれが良い?」
〇〇「膝枕の方向で」
幽香「抱き枕で妥協しなさい」
〇〇「わぁい」
幽香の寝返りによって〇〇が複雑骨折したのは言うまでもない。
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12スレ目>>995
僕と一緒に幻想郷の全てを花で埋めよう
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13スレ目>>281>>292
「だーれだ?」
木陰に座っていると不意に視界が暗くなる
「幽香」
「当たり」
後ろから抱きついてくる幽香
「それじゃあ、何でわかったのかしら?」
「香り」
「あらあら、変態さんかしら?」
「それぐらいはわからないと……って幽香少しきつい」
回された腕が少しずつ力を増す
「幽……香?」
「ふふふ……絞め殺してあげようかしら」
限界寸前で腕がゆるむ
「冗談よ、でも苦しがってる○○見るのも楽しいわね」
「ちょ……また……やめ……」
締め付け→解放を繰り返していると
「幽香……そのなんだ……胸が……」
「あら、やっぱり変態さんじゃない」
そういった彼女に引き倒され
「変態さんにはやっぱりこれよね」
踏まれた
額を
「ちょっとまて!!痛い痛い!!」
「ふふふ……」(グリグリ)
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13スレ目>>609
遊戯王っていったら、女の子のマジシャンのカードを
500円で1枚買わされた思い出しかありません
幽香「……そんな思い出しかないの?」
○○「それが無いんですわ」
幽香「可哀想な人ね。ホントあんたって愛に飢えた獣だわ。どうしようもないったらありゃしない。」
○○「ああんっ!!! もっと言って!!!」
幽香「ふんっ!下品な奴には用なんてないんだよ!!」
○○「あふん!! もっともっと!!」
幽香「……正直言って、私あんまり貴方にひどい事言いたくないんだけどなぁ。
何でこんな風に言ってほしいの?全然分かんない。」
○○「ごめんね。でも幽香さんに罵られるとすごくうれしくなって、嫌な気分が晴れるんですわ。
幽香さんってなんだか御天道様みたいなんだよね。とってもキレイだし」
幽香「(// //)……もうっ!幽香さんなんて呼ばないでよ!前から何度も言ってるでしょ?」
○○「うぅ……何か小っ恥ずかしいんだよね」
幽香「罵られるのは平気で、呼び捨てだと名前も呼べないの?変なの……」
○○「だっ、だって!お互いに好きだって分かってる人に言ってもらえるからうれしくなれるわけで、
その辺の小便くさい妖精とか巫女に言われてもちっともピンと来ないよ!」
幽香「……もうっ。変な人は放っておいて私はお散歩に行って来るわ。」
○○「ああん!待ってよ幽香さん!」
幽香「とりあえずさん付けを直してくれたら考えてみてもいいかな。」
○○「言ったね?絶対だよ!幽香さん!」
幽香「はいはい」
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新ろだ08
幽香のゆは愛してるのゆ
~宴会場にて~
ねえ○○?この宴会に来て楽しい?私は楽しいけど。
え?そうでもないってどうしてよ?
どこへ行こうとも私以外目に入らないから関係ないって?
ふん、そんな丸分かりの口説き文句言ったって私はね……きゃあ!?
何よ抱きついてきちゃって。そんなに積極的に来るともう我慢できないじゃない。
お返しに抱きついてやるんだから。
ふふ。ありがとう。私も愛してるわ○○。ずっと一緒よ。
霊夢
「幽香が樹にしがみついて何かぶつぶつ呟いてるが、一体何なの?」
萃香
「たまたまどんな妖怪でも酔いつぶれるって噂の酒を手に入れたんで、
皆で飲んでみようとしたんだけどね」
アリス
「それを幽香が一気飲みしたのよ」
○○
「止めとけって言ったのになあ」
紫
「さあてどんな醜態を晒すのかしら」
魔理沙
「こいつはいい酒の肴になりそうだぜ」
文
「スクープの気配ですね」
にとり
「ビデオカメラ準備よし!」
霊夢
「なんか様子が変わったわよ」
一同
「じ~っ」
うぃ~ヒック、頭がぼんやりしてくるわぁー頭もぐるぐるするー
……あら?○○と抱き合っていたと思っていたけれど、○○がきえちゃったわ。
辺りを見回して○○を探すと、私に代わって月の兎と守矢神社の巫女が左右から○○に抱きついちゃってるじゃない。
人の恋人を寝取るなんてこれはおしおきが必要ね。
あらあら泥棒猫のお二人、別に怯えなくてもいいのよ直に何も考えられなくなるから、永遠にね。
ガシッ
ほぅら、つ・か・ま・え・た☆
パチュリー
「別の樹にしがみつき直してまた独り言のようね」
幽香
「つきぃのうーさーぎぃーヒック」
うどんげ
「え、私?」
幽香
「らいたいねぇ、がくせーふくなんてねーあんたわとしおかんがえなさい」
うどんげ
「ひどっ!」
永琳
「まあまあ、飲んだくれのたわごとなんて」
幽香
「としまぐわいはあんたのししょーにゃまぁ~けるけどぉーワハハハハハ」
永琳
「 」
てゐ
「ひぃっ!か、顔がぁ!カタカタカタカタカタ」
幽香
「もりゃのみこぉ~?」
早苗
「わ、私?」
幽香
「m9(^Д^)ルイージ乙wwwwプギャーwwww
腋巫女の二番煎じの脇役巫女wwwwww」
早苗
「…………」
神奈子・諏訪子
「サナエガアアアアアアアアア」
さあて、こいつらはじわじわと絞め殺してやるわ……
喰らいなさい、○○直伝サバ折り!
はっ、「○○直伝」!?まるで私と○○の繋がりを強調しているようね。
いい響きね直伝って……
幽香
「○○をかどわすどろぼ~ねこはこーしてやる♪
○○を好きでいいのはぁねぇ、わたしだけなぁんだから~」
メキョッ!
チルノ
「ああっ!ぎゅって抱きついた樹をつぶしてるー」
小町
「どうやら○○は夢の中まで愛されてるねぇ~」
○○
「いやあお恥ずかしい」
妹紅
「のろけは後で!ほら、次は料理のある方へふらふらいったよ」
あらあら今度の泥棒猫は紫ぃ?またおしおきね!
……そうだ、ちょっとだけかじるってのはどうかしら。
妖怪の味見でもしてみようっと。
幽香
「この少女臭ババアがああああああ!!!」
カジカジブチィッッッッ
藍
「ここでスルメに噛りつくとは……
泥酔下でもなおするめの磯臭さとしわしわを
紫様に見立て、間接的に罵倒している!
あいつは悪口の才能があるに違いない!」
橙
「そんなことより藍さま、紫さまが大変ですっ!
ひっくり返って泡をブクブク吹いて痙攣してます!」
数十分後
「ぬあああああああああああああああ」
「それだけは許してくださいいいいいいいいいい」
「生まれてきてごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「そーなのかなのかなのかなのかなのか」
○○
「すげえ、ほぼ全滅、死者累々だな」
咲夜
「残りは私達だけみたいね」
レミリア
「うっう~♪たーべちゃうぞぉ~♪ぎゃお~♪」
咲夜
「お嬢様、お気を確かに!」
さらに二分後
○○
「ゆっくりしていってね!」
咲夜
「PADじゃないこれは仕様そうよ仕様よしようがないのよ」
その場には幽香を除いて皆絶望に打ちひしがれていた……
~翌日の神社にて~
ここは朝の博麗神社。今日は少しばかり様子が違うようだ。
一人の花妖怪が境内の上にTV画面に顔を向けたまま正座させられている。
カチッ
にとり
「再生終わりっと、これが昨晩の様子。で、感想はどうだった?」
そして昨日神社で宴会をした面々がその妖怪を取り囲み、濁った瞳でただひたすら見つめていた。
霊夢
「何か釈明は?」
幽香
「別に酒の席でならちょっとくらい構わな」
霊夢
「あ゛?」
幽香
「……ありません」
幽香はか弱げに首を振り、全てを諦めた様な表情でじっと下を向いている。
ふと目を横にやると、わずかながらジリジリと皆が近づいて来るようだ。
本能的な恐怖で幽香の全身が総毛だった。
幽香
「ひぃ!」
幽々子
「あれは酷過ぎたと思うのよ」
ジリッ
幽香
「や、やめて!」
魔理沙
「酔ってたとはいえ我慢の限界ってやつがな」
ジリッ
幽香
「近寄らないでく、下さい」
映姫
「あなたは少し反省が必要なようです」
ジリッ
幽香
「ご、ごめんなさい」
慧音
「ということで」
ジリッ
一同
「覚悟しなさい!」
ジリッ
幽香
「あ、あああ、あぁぁぁぁぁ」
幽香
「きゃぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ」
ピチューン
幽香
「うう、散々な目にあったわ」
○○
「大丈夫か?ほら、背中におぶさって」
幽香
「よっと、そういえば、○○におんぶされるのは初めてね
○○を担いだりぶん回したり、……手を繋いだことはあったけど」
○○
「そりゃあそうだな、幽香がこんなにふらふらになるなんて今までなかったしな
それにしてもあの酒の効き目はすごいな」
幽香
「………………ふん、ちゅ、忠告も聞かず、勝手、に、突っ走って、強がって、
で、挙句飲んだく、くれて、宴会を台無しにして、わ、悪かったわよ
う、う、うわああああああん」
○○
「ほらほら泣かない泣かない。ほい、これで鼻かんで」
○○
「正直俺は嬉しかった」
幽香
「え?」
○○
「幽香はいつも強気で、敵なんかいないって感じだったろ?
俺を連れて行く時は首根っこを掴んでまるで引きずるみたいだったし、
付き合うことになった後も手を引っ張ってだったしな
その内に、何だか不安になってきたんだ、
俺は幽香に釣り合わないんじゃないかって
幽香は強いし、綺麗な花を育てられるし、可愛いし
それに比べ、俺はただの人間だし、すぐに死ぬ、
死んだ後まで無駄な思い出で迷惑をかけるんじゃないかってね
そう思うとおはようのハグやお昼のチュウや手を繋いで一緒に寝るのも、
もしかしたら俺が付きまとってくるのが邪魔だけど、
寿命がくるまでの数十年ぐらいでお別れだから我慢しているのかもと思ってた
けど、さっきのふらふらになってる幽香を見て気づいたんだ
幽香は完全無欠の妖怪じゃなく、
花が大好きで、ちょっと強がりで負けん気の強い、
ただの可愛い女の子だってな
そんな幽香の一面を見れてあの宴会に行ってよかったと思ってるよ」
幽香
「っ~~~~!!!!
……気づくのが遅すぎない?」
○○
「顔が赤くなってるのが見なくても丸分かりだぞ……はいはい、
ごめんなさいごめんなさいっと、え?反省してないって?
お詫びに今晩は幽香をぎゅうって抱きついたまま寝るから許してくれないか?」
幽香
「駄目よ。今日だけじゃなく明日からは毎晩しなさい」
○○
「へいへい分かりましたよ、その前に右の目やに取ってからな。
泣くと目やにって出やすいんだよな……いてえっ!髪の毛引っ張るなぁ!」
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新ろだ09
弾幕勝負に敗れた幽香を見つけたので虐待することにした。
「惨めな私を見てせいぜい笑いなさい。
体が動くようになった後で血祭りに挙げてあげる。」
他人の目に触れるとまずいので家に連れ帰る事にする。
「この機会に私に復讐でもするの?
ただの妖怪ならまだしも、私を殺せると思う?人間風情が。」
転倒してしまったが、自分が下敷きになってしまった。
「私をかばうなんて何考えてるの。
情けをかけてるつもり?悪名高いあの花妖怪を助けたなんて噂広まったら、
あなた村で肩身が狭い思いをするんじゃない?」
嫌がる幽香を風呂場に連れ込みお湯攻め。しかしながらにもう表面の傷は塞がっていた。
これでは湯攻めのダメージが無くなってしまう。幸い内部は動けるほどには回復していないようだ。
「他人の庇護を受けたのは何年ぶりかしら。
もしかしたら初めてかも。」
充分お湯をかけた後は薬品を体中に塗りたくりゴシゴシする。
「これって香霖堂から出回ってる、しゃんぷうとせっけん?
いい香りがするわね。
ひゃぁん、へ、変な所触るんじゃないの!」
薬品で体中が汚染された事を確認し、再びお湯攻め。
「目をつぶれ?嫌よ、どんなことされるか分からないし、
わざとじゃなくてたまたまなんて言い訳通用しないわ。
痛たたたた、目がっ、目がしみる~
…笑うんじゃない!」
お湯攻めの後は布でゴシゴシと体をこする。
「ふうっ、さっぱりするわ。
風呂は気持ちいいわね。また今度入ってもいい?」
風呂場での攻めの後は、全身にくまなく熱風をかける。
「このぶおーんと音が鳴って温風が出るの何?
どらいやあ?へえ、いいわねこれ。
ぶおーん。」
その後に、蒸気の沸き立つご飯、熱々の味噌汁、乾燥した不味そうな魚を食わせる事にする。
「ご飯まで用意してくれるなんてありがとう。
でも迷惑じゃない?本当に大丈夫なの?」
そして俺はとてもじゃないが飲めない緑色の飲み物を淹れてきて飲ませる。
「ごちそうさま。美味しかったわ。あなたには感謝してもしきれないわ。」
もちろん、温めた後にわざと冷やしてぬるくなったものをだ。
「ちょうど飲みやすいわ。あなたのお嫁さんになる人は幸せ者ね。
本当に…。」
その後は紙の片面に模様と数字が印刷された物体を幽香と交換し合う。
「どっちかがじょーかーでもう一方が4なのは間違いないけれど。
こっち……違う……いやそっちかも……」
幽香の闘争本能を著しく刺激させ、体力を消耗させる。
「ババ抜きって緊張感がたまらないわ。弾幕勝負とはまた別の楽しさね。
後もう一回しましょう、後一回だ…け……ぐう。」
ぐったりとした幽香を畳の上に布団をしいただけの質素な寝床に放り込み
「すぅ……すぅ……」
寝顔を監視した後に就寝。
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新ろだ17
幽香って剣道とか似合いそうだよな
とある夜更け、人間と妖怪が不敵な笑みを浮かべ対峙している。
観客からの喚声は耳をつんざきそうな程だ。しかし二人はお互いの事しか目に映らない。
いや、そうする事しか出来ないのだ。一瞬たりとも目を離せば…負ける。
周りの異様な熱気の中、一方が動いた。
「観念なさい!○○!」
一対の牙を以て幽香の手が風を切る。
ぶおん。
そのうなり声はさながら本物の獣の様に襲い掛かってくる。
妖怪である幽香の力をもってさえすれば一瞬で勝利をもぎ取ることなどたやすい。
「もらった!」
ビュウッ!
しかし、甘い。甘すぎる。
カッ!ガキッ!
「え?」
確かに幽香は強い。しかしそれは100%力を出し切れればの話だ。
幽香が勝利を確信し、気が緩んだその刹那、そう、その僅かな油断を狙い、捌く。
いつも右からの攻めは気を抜くなと口をすっぱくして言っていのにもかかわらず。
パワーだけはあるんだがな。まるで木刀の風斬り音だよ。
「…っつ」
幽香が憎憎しげにこちらを睨む。あの幽香が、だ。
野生に生きる肉食獣のようなぎらぎらした瞳を見ていると、嗜虐心がそそられる。
「えいっ!」
シャッ!
また攻撃を仕掛けてくるが、今度は避ける。
こちらは滑るように先端を操るが、幽香はややぎこちない。
──ところで、かの宮元武蔵は常識外の握力を持っていたからこそ二刀流が可能だったと言われている。
刀は他の刀剣類に比べ非常に刃が細い。
とはいえ数キロもの鉄棒を実戦に用いることが可能なほどの速度で刃を振るえたのだから、相当な握力だったのだろう。
「とうっ!」
見え見えのフェイントだ。動くまでもない。
──目の前で必死に頑張っている彼女、風見幽香は人間ではない。妖怪だ。
人間より遥かに優れた筋力、反射神経、耐久力、免疫力、五感。
彼女が出場した運動種目全てが世界新記録で塗りかえられるだろう。
先述の宮本武蔵だって、大人と赤子だ。
剣道の達人や侍が100人いようとも勝てるわけがない
では何故ただの人間が、これ程までに幽香と渡り合えるのか。
それも特別に訓練された訳でもない一般人がだ。
「うぅ~」
悔しがっている幽香の顔も可愛いな。
──それはまず一つ、道具の強度の問題だ。
圧倒的な幽香の力は、逆にそれが枷となる。折れないようにと、つい弱腰になる。
──二つ目、単に技術の差だ。ここ半年ぐらいから始めた幽香と、
20年近く実家で鍛えた自分とでは天と地ほどの開きがある。
「ちょっと!大人気ないわよ!」
口角が上がるのを抑えきれない。
勝利を目前にした興奮と、幽香の滅多にない地団駄を見れたからだ。
──そして最後にして最大の勝因!
それは、幽香への愛情だあああああああああ!!!!!!
大上段の構えから一気に振り下ろす。──勝った!
「へぇ……なら私の勝ちね。」
何?どういうことだ。
「それはね……」
「私の○○への愛はそれ以上だもの!!!!」
くっ、しまった!恥ずかしくて切り替えしへの反応が遅れた!
キィン!
「どうやら勝負は私の勝ちね。」
……負けたよ。だけどな、俺も幽香に負けないくらい愛してるからな!
「はいはい分かってるわよ。勝利者へのご褒美、ちょ・う・だ・い♪」
ゴクリ。
思わず喉を鳴らしてしまった。これからの事を思うと顔が真っ赤になる。ええい焦るな自分。
幽香も顔を赤らめてもじもじしている。幽香も恥ずかしいのだろう。
男なら彼女をどっしり受け止めろと己を叱りつけ、平生を装い顔をじっと見つめる。
「い、行くわよ。」
「おう。」
幽香は興奮した様子を隠そうともせずに段々近づいてくる。
そして……
「はい、あーん」
あーん。ぱくり。
おいしいよ、幽香。
「そう、ならよかった。」
そういって天使のような微笑みをくれる。
「よっ、○○。ラブラブだねぇ。」
こらそこ、茶化さない。
何の因果か幻想郷の宴会のメンバーで焼肉を食べることになった。
焼肉用のテーブルと椅子を二人分用意する、ムードがないが即席の二人だけのレストランだ。周りは無視無視。
そしてもぐもぐと二人で肉を平らげていると、最後の肉が一つ余った。
どうせなら終わりは相手に喜んでもらいたいと、いつものように相手にあーんさせる権利をめぐって、
お肉争奪戦バトルが始まり冒頭へ戻るのだが……
幸せを噛み締めているとるとアリスがテーブルの横に立ち、バーンと手をテーブルに叩きつけて叫んだ。
「あんたらイチャイチャするにも場所を考えてしなさい!」
怒らないでくれ。どうどう。
まだ付き合い始めたばっかりなんだから勘弁してくれ。後10年したら自重するさ。
「長すぎよ!」
しょうがないだろ、ラブラブなんだから。ねー。
「ねー。」
「ったく、ムカつくとこまでそっくりなカップルね。」
ん?何だ、羨ましいのか?…しょうがないな、ほらこっちこっち。
「?……ん、んむ~~~~~~~プハァ、ななななな何するのよーーーーーーー!!!!」
あふれ出る愛をアリスにおすそ分けするためにキスしただけだが?
それにしても勿体無い、こんなサラサラの髪と宝石のような瞳を持っているんだ。
彼氏になる奴が羨ましいよ。
「え、え、え、え~っと、○○がどうしてもっていうなら付き合ってあげても……」
おや、萃香じゃないか。
「二股とは○○もやるねえ。ところであっちで固まってる幽香の事は大丈b…
ムチュー
ようし舌も入れてやれ
「あ…あふぅ……○○ぅ…あん…んっ……」
ぷはぁ、っと。顔真っ赤にして座り込んで一体全体どうしたんだ?
今度は魔理沙が近寄ってきた。
「うげっ、酒臭いぜ。この奇行も酔ってたからみたいだな。」
ようし行くぜ魔理沙……って体が動かない。あれ?皆近づいてきた。
「ということは」
「○○の嫁になるには」
「今がチャンス」
え?何々?皆?あれ?にじり寄ってく……
後は記憶にない。
目を覚ますと顔がボコボコに腫れていて幽香が涙目で睨んできて口利いてくれなくなった。
その代わりみんながこちらを熱っぽい目で見つめてくるんだが。なんで?
補足
最初の戦いについてなんだが、箸で肉の奪い合いしてたんだけど分かってもらえたかな?
で、勝った幽香が○○に食べさせてあげた、と。
上手く描写出来なくてごめんね。
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最終更新:2010年05月11日 16:41