ティア: どうもこんにちは、ティアです。 ほら、パティちゃん。 きちんと挨拶しないと。 パティ: あ、えと、パティ……です。 ティア: ええと、なんと説明したものか。 この前、噂で『始末屋』という存在の 話を聞いてから、こうなってます。 アークス内に、そういう裏の仕事を している存在がいるとかなんとか。 何も証拠はないんだけど…… それで、なんでかパティちゃんは 自分が始末されちゃう、とか 考えちゃってるみたい。 パティ: だ、だってだって! 始末屋ってあれでしょ? 始末しちゃうヤツでしょ! 『お前は知りすぎたんだ……』 とかクールに呟いて、流麗な瞳と共に 刃を向けてくる少年とかのことでしょ! ティア: いや、そこまで具体的な 始末屋像を語られても…… それに、噂を聞く感じだと アークスの始末屋というよりも ダーカーの始末が主みたいだよ? パティ: あり?そうなの? な、なーんだ!だったら あたしたち心配ないじゃん! ティア: この前みたいに、大声で ヘンな情報を吹聴してたら 流石に始末されるかも、だけど。 パティ: ひいっ!