テオドール:フィールドイベント

その1

A.P. 238/2/21
ひ、ひいっ!……あ
な、なんだ、アークスの人か……

……はぁ、よかったぁ、
エネミーかと思いましたよ。

いや、ぼく、あんまり戦うのは
好きじゃなくって、ですね……

アークスになったのも
たまたま適正があったのと
人気があったからそうしただけで……

……正直、怖い事はしたくないんです。
なんとかなりませんかね……
ならないですよね……はぁ……

ヘンな話をしてすみませんでした。
それじゃ、ぼくは行きますね……

その2

イベント名:それしかなかったから
A.P. 238/2/24
あ、こ、こんにちは……
お元気そう……ですね。

あの……すみません
質問なんですけど、どうやったら
エネミーと戦わずにすむと思います?

アークスをやめる……っていうのは
確かにそうなんですけど
でも、ぼくにはこれしかなくて……

他には何も出来なかったけど
なぜかアークスになれる適性だけは
あったみたいで……

……ほんとうに、他のことは
何も出来ないんで、アークスのままで
なんとかエネミーと戦わずに……

……わかってます。
そんなの無理、ですよね……
すみませんでした、失礼します。

その3

イベント名:適性ってなんだろう
A.P. 238/3/1
あ、あの……こんにちは。
よく、お会いしますね。

あの、貴方はどうしてアークスに……?
ああいえっ、文句とかではなくて
ただ単純に興味があるだけで……

……ぼくの知り合い、アークスに
なれなかったんです。
その……適性がないそうで。

いっつもアークスになるって
言っていたんですけど……
……才能がない、って。

ぼくがアークスになっちゃって
彼女がなれない、って……
理不尽ですよ。

可能なら、ぼくの適性をあげたい……
けど、そんなことできないし……

……なんで、ぼくなんでしょう。
ぼくじゃなくて、彼女のほうが
よっぽどアークスに向いているのに……                         

その4

イベント名:怒られちゃいました
A.P. 238/3/6
はぁ……あ、こ、こんにちは。
すいません、いきなりため息吐いてて。
ちょっと、怒られちゃいまして……

もっと真面目に戦え、だそうです。
そんなこと言われても
最初からやる気なんてないのに……

アークスは遮二無二戦うものって
一体誰が決めたんでしょう。
どうして、ぼくたちは戦うのでしょう。

戦う力があるから戦うというのは
あまりにも論理が乱暴な気がします……

……すいません、完全に愚痴ですね。
まあ、怒られない程度に頑張ります。
それじゃ……

その5
イベント名:戦ってるふり
A.P. 238/3/13
あ、こんにちは。
ふふっ、今日はちょっと元気ですよ。
余力が残っている感じです。

なにぶん、戦っているふりをするのが
上手くなってきましたから……

必要最低限といいますか
求められたこと以外はしないように
するだけで、楽になってきました。

こんなこと、真面目にやっている人に
言うとすごく怒られそうですけどね……
でも、ぼくはそういう性格ですから。

アークス以外のことが出来ない以上
アークスの中でできる最低限を
粛々とこなしていく……

楽しいとかそういうの?
微塵もないですよ。
これは、任務ですから。

ふふ……彼女にこんなこと言ったら
めちゃくちゃ怒られそうですけどね。
もっと真面目にやれー!って。

……まあ、そんなこと言われても
才能以上に、性格の向き不向きが
あるんだから、仕方ないですよ。

その6

イベント名:無理しないでって……
A.P. 238/3/16
…………。
……あ、す、すみません。
ちょっとボーッとしてました。

いえ、ケガとかじゃないんです。
ちょっと考え事をしていただけで……

……知り合いに、アークスの仕事を
さぼっていたり、手を抜いているのが
ばれてしまいまして。

怒られるかなーって、思ったんですよ。
でも彼女は、なんだか妙に優しくて……
「無理しないで」って。

ああ、許してくれた、と思ったけど
なんか、すごくその言葉が
ぐさりときて、ですね……

彼女はなりたくてもなれない。
だからぼくが、かわりに
頑張らないといけないのに……

……なんだか、悔しいですね。
ぼくの怠惰を、彼女が彼女のせいだと
感じているのが、とても歯がゆい。

……そんなこと、ないのに。
悪いのは、ぼくなのに……   

その7
イベント名:ようやく前を向ける
こ、こんにちは。
ぼく、元気そうに見えます?
そうですか?そうなのかなぁ。

まあ、理由は自分でもわかってます。
知り合いが久々に笑っていたので
それにつられて、ですね。

ずいぶん迂回しちゃったけど
やっと追いついた、とは彼女の弁です。
いろいろからかわれたりもしました。

でも……そのときの彼女は
なんだか無理をしていない、昔のような
感じがして、ほっとして……

……ああ、いや、違う。
そうか、無理をしていたのは、ぼくか。
彼女になろうとして、ずっと……

だから彼女も、無理をするなって……
ああ、なんだ、そういうことか。

あ、すいません。
なんだか一人で納得してしまって。

つまりですね
ぼくがバカだったってことなんです。

でも、これからは大丈夫だと思います。
ぼくがバカでも、彼女がいれば
たぶんいさめてくれますから……

その

イベント名:すべてをけしてやる
A.P. 238/4/8
……あ、どうも、こんにちは。
何か用でしょうか?

何も用がないのであれば
ぼくは行きますね……
感覚を忘れたくないですから。

やっとコツが掴めてきたんです。
ダーカーの消し方っていうのが。

……そう、僕のこの力は
より多くのダーカーを消すために
与えられたものですからね。

邪魔をするものも、目障りなものも
全て消し飛ばしてしまえばいい。
そう、そうだったんだ……

なんでこんな簡単なことに
ぼくは気付かなかったんだ……

ばくが気付かなかったから
彼女は……彼女、は……

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最終更新:2013年05月19日 14:33