A.P. 238/2/28 ……なんじゃ、お主は。 わしを笑いにでも来たのか? ふん、好きに笑え。 この刀匠ジグ、齢七十五にして すでに枯れたようだ。 燃えんのだ…… かつては泉のように湧いてきていた 創造心というものが、奮い立たん。 四十年前の決戦時は心震えた・・・・・・ 十年前の死闘もそうだ! 大規模な戦いは情熱をかき立てる! だが、戦線の沈静化を受けて わしの情熱も冷めていった・・・・・・ 武器を手掛けたい気持ちはあるが 中途半端なものは作りたくない。 これは、職人の矜持じゃ。 ・・・・・・すまんな、愚痴に付き合わせた。 お主には、何故か話しやすくてな。 ・・・・・・愚痴ついでに、ひとついいか? もし、わしの情熱を滾らせるような 何かを見つけたら、持ってきてほしい。 インスピレーションを刺激するような そう、刺激的な何かを・・・・・・