さて、チョークも買ったし早いこと寺子屋に戻るか
確かこっちの道をまっすぐ行けば…
「あ。」
あ。
…知った顔と遭遇してしまった、これはまずい
って言うか何でこんな人里ふらついてるんだ!?
ともかくここはダッシュで逃げ…
『河童 のびーるアーム』
「ハイそこ待ちなさい。」
あっさり捕まった。
「…で、そういうわけで人里で働いてると。」
「・・・ハイ」
これまでの経緯をにとりに話す羽目になった
「しかし紅魔館に忍び込もうとは…アホなこと考えるねアンタも」
「でも、どっちにせよ荷物取り返さないとアッチに帰れないからなぁ。遅かれ早かれ行く必要はあるだろうし」
「それに時間がたって警備も緩くなってる、って考えね?」
「その通り。そんで今、誰か協力してくれる人、若しくは妖怪を探してるんだけど…」
にとりなら多少の時間一緒に生活した仲だし、何よりこの身体の原因だ。
もしかしたら一緒に紅魔館に行ってくれるかも…
「あぁ、それなら私はパス。」
「えぇ!?ちょ、おま、もとはと言えばこの身体…」
「だって吸血鬼とやりあうなんてめんどくさいもの。そんな割の悪い仕事はごめんだわ」
「えぇー…」
ちょっとは責任感じろよ…
「でもあれねー!リュックの中身取られたら困るわねー!」
「…は?」
「ステルス迷彩っていうのが入ってるんだけど、アレ取られたら困るわ―!盗んだ奴が泥棒なら余計困るわ―!」
ステルス迷彩…!?
「あー!リュック重いなー!置こうかなー!ここに置こうかなー!!あ!キュウリ買うの忘れた!リュック置いて行ってこようかなー!!」
「…借りていいのか?」
「…好きにしなさい、ただ今度はちゃんと返すこと。魔理沙にもね」
ステルス迷彩か…見えなくなるのならとても役に立ちそうだ
っていうかあれよ、これなら一人で行けるんじゃね?
~寺子屋~
「あぁ、おかえり。時間がかかったようだが大丈夫か?」
「あー、すいません。ちょっと道に迷いまして…」
「そうだったのか。チョークはそこの棚に頼む」
「ハイ、了解です…あ、あと一つ」
「ん?」
「明日って仕事は休みでしたっけ」
「あぁ…確かに明日は休みだが…」
「そうですか、ありがとうございます。それじゃ、また明後日に!」
よし、今日の夜にでも様子を見に行こう
最終更新:2012年04月07日 19:46