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ガタンゴトン、ガタンゴトン……
https://twitter.com/siva_yuri/status/787153565844320256
電車の中で何を思う?
死んだ猫の事
昨日見たアニメの事
綺麗なお姉さん
隣に座る黄色いジャンパーの人
https://twitter.com/siva_yuri/status/787154629423353857
黄色いジャンパーなんて趣味悪いな
バイクかなんかに乗ってるのかな……
しかも眼鏡だ
しかし筋肉ムキムキだ
浅黒い肌の女の子連れてる
黄色いジャンパーで美少女とは
https://twitter.com/siva_yuri/status/787158006060331008
浅黒い肌の女の子は被り物をずらして貴方を睨んでいる。
黄色いジャンパーの人は微笑んで口を開いた。
「どこに行くんですか」
栃木です
どこか遠いところに
新しい夜明けを見に
第三セルフクラフト
https://twitter.com/siva_yuri/status/787161355325288452
黄色いジャンパーの新田さん:
「栃木……あそこは今、とても危ないとニュースで言っています。
銃も使えないし、電車も宇都宮までだ」
「何か対策はしていますか」
良い靴履いてます。
実は何も・・・・・
刀があれば
猫の餌持ってます
https://twitter.com/siva_yuri/status/787164869384478720
黄色いジャンパーの新田さん:
「でもその靴の接着剤は良くないかもしれないな。ああ、そうだ」
麻のスカーフを貰った。
「良い旅になると良いですね」
新田さんは次の駅で降りて行った。
宇都宮まで向かう
準備のために帰る
新田さんを追い掛ける
駅で弁当を買い求める
https://twitter.com/siva_yuri/status/787168399541403648
乗り継ぎの関係で時間が惜しい。宇都宮までそのまま行った。
宇都宮は餃子の街だが、今はそれどころではないようだ。
北へ向かう
南へ向かう
商店を覗く
神社にお参りしておく
https://twitter.com/siva_yuri/status/787171937407479809
神社に行くならどこにしよう
ニ荒神社
八阪神社
雷電神社
すごく遠いけど那須神社
https://twitter.com/siva_yuri/status/787174591495938049
最近物騒な事が多いのか、雷電神社はたくさんの人で賑わっている。
お参りするのに一〇日ほど掛かり、そこから北を目指した。
走る
ゆっくり確実に北上する
他の神社にも行っとこう
タクシーを探す
https://twitter.com/siva_yuri/status/787178710608650244
ゆっくりのんびりぶらぶら四日かけて北上すると
どんどん木々が多くなる。町や学校が木々に飲み込まれてしまっている。
そのうち樹海に阻まれて道がなくなった。
神社で買ったお守りをだす
森に突っ込む
誰か森に行く人について行く
もう帰る。またゲーム失敗しそうだ
https://twitter.com/siva_yuri/status/787181299618283520
神社で買ったお守りを取り出したら、木々がするすると動いて道が出来た。
恐ろしいほどにご利益が強くなっている。
神々の助けに感謝しつつ、北上した。
大田原
さくら市へ
福島へ
場所はともかく人を探そう
https://twitter.com/siva_yuri/status/787183825054871553
大田原市街は街が木々に呑まれているが生活している人は特に気にしてなさそうだ。
すごい髪型の女の子がしょぼくれた白い犬を連れて歩いている。
龍を探してると話し掛ける
龍はどこかとさまよい歩く
犬の方に話しかけてみる
木々にお願いしてみる
https://twitter.com/siva_yuri/status/787186291997745152
凄い髪型の女の子に話しかけたら、ナニコノヒトという顔をされた。
髪がゆらゆら揺れている。
怪しいものではありません。
龍を倒しに来た
飼い猫の仇を取りたくて
可愛らしい髪型ですね
https://twitter.com/siva_yuri/status/787188701898178560
髪型を褒めたら何故か自信ありげに髪が動いて鉛筆を握った。
さらさらと何か書いている
<何か御用でしょうか?>
龍神さまを探してて
猫の仇を取りに来たんです
恋におちてしまいました
髪が独立してる!!
https://twitter.com/siva_yuri/status/787191248738070528
特別ボーナス
青狸ボーナスとして恋に落ちてしまいましたに+30パーセント
https://twitter.com/siva_yuri/status/787192602390958080
ちっ。足りなかったか。
https://twitter.com/siva_yuri/status/787192754392543233
龍神を探していると伝えると、白いニョロニョロが目を細めて
蕎麦を食べながらやって来た。
目的の龍はこの龍だろう。
修行したいと申し出る
助力をお願いする
空の光について教わる
ドラゴンスレイヤーに俺はなる!
https://twitter.com/siva_yuri/status/787193631664779264
ビッグ青狸ボーナス。ドラゴンスレイヤーに俺はなるに+四〇票
https://twitter.com/siva_yuri/status/787194541816156162
龍神に空の光について尋ねるとこう返事が返って来た。
「それは他界からの侵寇かな。最近増えているという話がある。僕はこっちで手一杯なんだけど……」
龍神はちらりと横を見た。
太った猫が
髪鬼が
白い犬が
雲英の兄(次兄)が
https://twitter.com/siva_yuri/status/787197755408080896
目付きの悪い太った猫は口を開いた。
「なんで死んだあいつがお前を守ったのかは
分からんが、猫には猫の掟がある。30秒で支度しろ」
自衛武器として猫の肉球ステッキを貰った貴方は地元へ戻り始める。
To be continue.
https://twitter.com/siva_yuri/status/787200494431109120
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途中終わると思ったところから粘りに粘ってどうにか持ち直した。
色々な人々の努力だろう。
https://twitter.com/siva_yuri/status/787202673674104833