プロローグ

神々が戦いを繰り広げられている世界。
調和と混沌、それぞれを司とる二人の神は、
異世界に生きる者たちを、己の戦力として召喚した。
召喚されたものは、帰る術と記憶を失って、主となる神へ仕えなければならなくなる。
戦うよりほかに道のない世界。だとすれば残された可能性は勝利の先にある。

俺は、この先を受け入れ、神々の戦いへと―――――――

スターロボ「なぁ、えっと、「ヴィドム・テラ」・・・だっけ?」
ヴィドム・テラ「なんだ・・・?」
スターロボ「そんなに落ち込むなよ。誰だって来たくて来てるわけじゃないんだ。」
ヴィドム・テラ「来たくて来てるわけじゃない、と言うだけで、見ず知らずの空想世界の者にうるさいことを言わなければならないのか?」
スターロボ「まぁ、あの方が言ってることは、別に間違ってるわけでもなかったし。」
ヴィドム・テラ「「スターロボ」・・といったな。それなら俺が言ったことは間違いだったのか?」
スターロボ「そんなわけないけど・・・、あの、えっと・・・。」
サドゥ「俺は「サドゥ」だ。」
スターロボ「あぁ、なんか言ってあげたら?最初からこんな調子じゃね・・・。」
サドゥ「・・・ヴィドム、ある意味お前の言い分は正しい。俺たちはまだ互いの力も知らん。そこに協力も信頼も生まれるわけがない。ならば、あいつと行動しその実力を見極めたらどうなんだ?」
ヴィドム・テラ「何?」
スターロボ「まぁ・・・・、この人の強さ見てないからな。」
サドゥ「何かあれば、俺たちが間に入ればいい。仮にそこで勝敗がつくなら、上に立つ者も自ずと決まるさ。」
スターロボ「「俺たち」って、僕も巻き添えですか。」
ヴィドム・テラ「勝手に話を進めるな。お前等に取り仕切られる覚えはないぞ。」
サドゥ「試される自信はないということか?」
ヴィドム・テラ「・・・。」(うつむいた)
サドゥ「お前がそこまで反発するほど腕の立つ駒がどうか、俺もわからんのでな、力を見せてほしい。」
ヴィドム・テラ「・・・。(けれど、俺は・・・。)」
バート「気をつけろ!敵が来る!」

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最終更新:2012年01月09日 17:44
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