ここはどこにでも繋がっていて何処にも繋がらない
終わりの道だよ
~通りすがりの看板教師~
- 峡谷の近辺に幅広く存在するとされる坑道である。
- 入口も複数確認されており、学園内にすらあると言われているが奥に入って帰ってきた者は数少ない。
- 坑道は複数層に分かれており、下に往くほど危険とされている、しかしそれに見合った『遺産』や『物資』の存在が確認されている。
- たまに学園の先生が資源や物資を集めるため目的や、課外実習のために潜っている。
- 下の層から上の層に上がる際に、深ければ深いほど強くなる『負荷』がある為、奥に行けば行くほど帰還が困難かつ絶望的なものになる。
- 下の層からでも峡谷の外壁などに脱出してから負荷無しで帰ることができる可能性はあるが…。
- 一部の先生や生徒は負荷を軽減する方法を見出していたり、そもそも通じていないことがあるようだ
- 『噂』では峡谷の底に繋がっている可能性が存在するらしい。
- 1層付近は許可があれば自由に出入りすることができ、また、普通のニンゲンが言うところの危険は少ない。
- 2層以降から煉獄生物の一部が跋扈し、潜るたびに内装の一部や落ちている『遺産』や『物資』の位置や種類が変わっている。
- 全ての「種族」にリーダー級のモノがいるらしい
~第一層~
始まりの穴
- 所詮は第一層、第二層までの通路のようなものである。まだ弱い。まだ弱い。
- たくさんある入口はほとんどがこの層に繋がっている。
- なんの変哲もない洞窟で、一部の部屋に草が生い茂っていたりする。何か所かに次の層に続く穴や階段がある。
- 出現する生物も可愛いもので、ウサギなどのかわいらしい小動物や、はぐれぼのくんが隠れ住んだりしている。
-
ただし第二層に繋がる穴や、階段の付近には第二層の尖兵と言わんばかりに獣種などの自発的に襲ってくる凶暴な生物が上がってきてることがあるので注意。
- 基本的に『遺産』や『物資』はほとんど残っていないが稀に見つかることもあるようだ。
- 『負荷』に関してはほとんど無し、耐性がない者でも軽い倦怠感に襲われる程度だ。
~第二層~
穴の底から覗く獣
- ここからが始まりである、第三層まで進むのは容易ではない。
- 入った瞬間から別世界のようになり、もはや森林と言っても過言ではないほどの草木が生い茂った世界が広がる。
- 上の世界にはない植物もたくさんあるため、素材の宝庫でもある。
- 出現する生物のほとんどが攻撃性のある凶暴な生き物である。
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穴を掘って潜み呑み込み攻撃を仕掛けてくるワーム種、草陰に隠れ不意打ちを狙って襲ってくる獣種、縄張りに入ったり条件を満たすと集団で襲ってくる虫種などがいる。
- だが一番の脅威はやはり多種多様な゙植物種゙であろう
- げんせ種やなし種が稀に潜んでいるようだ。ハムぼのくんの目撃例も
- 生えている植物が『物資』みたいなものである。遺産?あることにはあるだろうが…基本的に『巣』の中にあると思われる。
- 『負荷』は全身の強い倦怠感、耐性の無い者だと軽く鼻血が吹き出す程度。
- 一層から落ちる穴の直下に稀に゙一層の穴まで強制的に上昇させる゙植物が存在することがある。一瞬強い倦怠感で混乱するだろうが注意せよ。
~第三層~
輝く水の世界
- ここまでこれる時点で立派な煉獄学園の生徒であることは間違いないだろう。
- この層は基本的に綺麗な湖が通路で繋がる形でたくさん存在し、その水面は見ていると引き込まれそうになるほど輝きを放っている
- 出現する生物は基本的に水棲生物である。巨大ガエルやオオナメクジ、はたまた水龍の姿を確認したとの噂も…
- 水中では魚型の生き物達が君を狙ってるかもしれない
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ぼのフィッシュの生息が確認されている。通路下の小さい水路を使って生きながらえているようだ。ぼのフィッシュ種が上手く生きているということは群れの王のようなものが存在する可能性を示唆している…?
- ここから、水や壁際で採れる鉱石などすら資源として普通に使えるモノが増えてくる
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『遺産』や『物資』に関しては水底にある可能性が有力とされているが、凶悪かつ凶暴だったり巨大だったりな魚型の生き物の群れを回避したり無力化する方法が必須となってくる。
- 『負荷』については軽い頭痛と吐き気、めまいなどが起こる程度
~第四層(工事中)~
ようこそ資源の世界へ
- さて、工事中とあるがそりゃそうだ。ここから先は資源を掘るためのまさに坑道。ただし、採掘中の事故なぞよくあることだ。
- 学園を維持する鋼材、石灰石、ケイ素、石炭、石油、閃ウラン鉱、新資源、高温地下水などなどあらゆる素材やEN資源が採れる。
- 死の要因となる基本的に生き物はいないが野放図に採掘されているため、迷えば二度とは出られない。
- 様々な鉱石などの資源が混在してるせいで方位磁針などが一切機能しなくなるため、文字通りの『奇跡』でも起きない限り帰還は無理だろう。
- 落盤、出水、ガス、爆発などの事故は耐えない。ここを生きて帰ることができれば、赤目先生に単位をもらえるぞ。
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『負荷』は単純、激しい風邪のような症状と軽い幻覚症状。耐性がない者がここまで来ることは滅多にないが、目や鼻、耳の穴からの出血は免れない。帰還が困難となるであろう。
~第五層~
延々と続く背表紙
- ここまで来れる生徒はほぼいないと言っていい。ニンゲンである場合は先生ですら難しい。
- ここにあるのは膨大な量の本棚と、そこにすら収まりきらず漏れ出るほどの本だ。
- 人工的なのではないかと思えるほどに通路じみているため、迷子になることはほぼなく、脅威となる生物も何故かいない。
- ただし、本の中には読んだだけ、触っただけで被害を受ける程の魔導書、魔術書などが混ざっているため注意が必要。
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また、噂によると、ここは百禁仙人が完全に開拓し、危険な本を保管するための本棚を置いたといわれていが、本人は「ちょうどいい本棚があったから日記を置いているくらいだよ」とのたまっている。
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『負荷』は自殺願望、また、三徹後程度の眠気、手首に裂傷のような痛み、首筋に緊縛感、息苦しさ、落下感など。耐性がない者が来ることはほぼないだろうが、もし来たとしたら何らかの手段で自殺してしまうかもしれない。
~第六層~
人の思いの掃き溜め場
- ここまで来てしまったら生き残れることを考えるのをやめたほうがいい、ここから先に待っているのは絶望と脅威ど絶対的な過負荷゙だ
- ここの『負荷』は魂・人間性への干渉を中心とし、さらに全身の穴からの出血、人体感覚の喪失など。この上の階層に生き物がいないのだけが唯一の救い
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上の階で激しい自傷や、他人に対する暴力や性的な欲を発散しに走ったりなど、普段じゃ考えられないことを行うのを確認。また、魂への干渉により自分という存在が曖昧になる。
- 侵入者が現れるとそれが潜在的に恐れているモノが顕現される
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ここで死んだ生物は『負荷』により魂がここに固定される=死ぬと永遠に出られないし死ぬこともできず、『成れの果て』として永遠に彷徨うこととなり、次の犠牲者を求めることになる
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『成れの果て』は原型となった生物の形を保った真っ黒なモノであり、死んだときの苦痛を常に味わっていると言われ、うめき声を上げながら生きている者を追いかける習性がある
- ただし、生徒等の『成れの果て』なんかより圧倒的に゙ぼのくん゙の『成れの果て』が多いのはなんの意味があるのだろうか
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また、『成れの果て』以外にも毒性の泥を撒き散らす巨大な蝸牛のような生物や火を吐く巨大ムカデなどもいるのが目撃されている。それ以外はいまだに不明
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遺産はまだ調査中、無理をすると死が確実に襲うため探索が進んでいない。顧問の先生はこの階層で『負荷』を軽減する遺産を発見できなければ間違いなく死んでいたと語っている
おまけ~脱出編~
~第七層~
不明領域XXX
- 存在するということしかわかっていない。もしかしたら誰かが来るのかもしれないし、探索しきるかもしれない。
最終更新:2015年11月03日 05:47