ぷよm@sアナリーゼ
8.PARANOiA(Part35 14:05)
○Dance Dance
Revolution
「PARANOiA」はコナミのリズムゲーム「Dance Dance
Revolution(DDR)」のラスボス的ポジションの楽曲です。テンポの早さからもゲームとしての難易度が激ムズなのが分かります。
DDRは何回も新作を出していますし、本曲もその度にリミックスし直したものを出しているみたいで、ぷよm@sではその内の何曲かをメドレー的につないでBGMとして流しています。
全部で5曲、なのでしょうか。メロディが薄いということもあって、通して聴くと、一つの変奏曲みたいになっているのが面白いです。(変奏曲・・・主題のあとにいくつかの変奏(アレンジ)をつなげることによって一つの曲としたもの。モーツァルトのキラキラ星が特に有名)
定義が難しいですが、原曲としての作曲者は同ゲームのミュージックプロデューサーでもあるNAOKI氏。そこから各自のリミックス、という感じです。
○P@ranoia
M@ster
BGMのアナリーゼだけならこれで終わりなのですが、今回はやはりもう一つの元ネタにも触れないわけにはいきません。サブタイトルの元ネタ、テーブルトークRPGの「パラノイア」 そしてそれを元にしたニコマス作品の「P@ranoia
M@ster(param@s)」です。
テーブルトークRPGというジャンルは私には難しいので説明しづらいのですが、一言で言えば「バトルロワイヤル」です。
ただ、バトルロワイヤルが殺意むき出しの殺し合いなのに対し、パラノイアは表面上は普通の人間を演じなければならない点が違います。自分は健全(幸福)で相手こそが異常なのだ、という魔女狩り的な行動。この辺りが「パラノイア(偏執病)」という語源にも繋がっています。
Param@sは一回の架空のゲームプレイ(架空戦記)としてお話が進められるのですが、その中でプレイヤーとしての雪歩がかなりぶっとんだ言動で周囲を翻弄していきます。まさにPart35の雪歩そのままの印象でしょうか。
ただ私には22:23の雪歩の恍惚の表情が、うみねこのグラフィックに見えてしょうがないですw
○タラPの「カノッサ」的遊び心
Part21の説明文にもある通り、タラPが変則トーナメントのことを「パラマス」という言葉で展開したのは、このparam@sを意識しているからに他なりません。
振り返ってみれば、パラマストーナメント編は他のノベマス作品を引用してる場面が結構多かったです。ジャンケン大会、せんだみつおゲーム、そして今回のparam@sと、それらを視聴者に意識させる作り方をしています。
「カノッサの屈辱」というTV番組をご存じでしょうか。当時の流行や社会情勢などを教育番組のスタイルで実際の歴史の出来事になぞらえて解説していくバラエティ番組です。
この「実際の歴史」というのが面白さのキモになってまして、その歴史を知らなければ面白くも何ともない、ある意味二次創作的な番組でした。似たようなコンセプトのニコマス動画がありますので、知らない人は参考にこちらをどうぞ(→bbcP
sm18144105)
何が言いたいのかというと、ぷよm@sにもこの要素があるのではないか、ということです。
つまりタラPがわざわざこれらの作品を持ち出しているのは元ネタが分かる人にこっそり楽しんでもらう、更にコメントを引き出させる二次創作ならではの「遊び」です。
もしくは、ニコマス動画にそれほど詳しくない人達にも元ネタ動画を見てもらおう、というニコマスコミュニティに対しての使命感なのかもしれません。
最終更新:2015年10月16日 09:55