前置き(まえおき)とは、問題文に先立って置かれる注意書きのこと。
前置きは問題文ではないので、
早押しクイズの場合は「問題」のコールの前に読まれ、その途中でボタンを押してはならない場合が多い。
具体例
よく使われる前置きには以下のようなものがある。
- 大意○:「答えの大意が合っていれば○」の意。説明問題や台詞などを解答する場合、細かい部分の差異は問わず意味合いが合っていれば正解とするもの。
- キーワード○:「キーワードが出れば○」の意。上記「大意○」に近いが、重要なキーワードを必要とし、それを答えれば正解とするもの。
- ○○には答えが入ります:問題文中に○○などの伏字が登場し、その部分には答えとなる言葉が入る構造となっていることを明示するもの。「○○には答えの一部が入ります」「○○に入るのは答えではありません」などのバリエーションもある。
- 3択の問題:問題が3択の問題であることをあらかじめ明示するもの。2択や4択、○×などのバリエーションもある。
- すべて解答:答えが複数あり、それらを全て答えることを要求するもの。「全て解答し、最後に「以上」と言う」などのバリエーションもある。
- 早押し注意:構文上、早い段階でボタンを押すと高い確率で誤答になってしまう場合に付されるもの。
- パラレル:問題文がパラレル構造であることをあらかじめ明示するもの。「3パラ」あるいは「パラレルではありません」などの前置きがされる場合もある。
- 2文:問題文の途中で句点が置かれ、文章が2文に渡っていることをあらかじめ明示するもの。
- 嘘フリ:前フリが嘘(答えにつながるダジャレになっている、など)であることを明示するもの。変化球問題に含まれることも多い。
- 前フリ主観:前フリが客観的事実ではなく作問者の感想など主観的要素を含むことを明示するもの。変化球問題に含まれることも多い。
- 表記指定:ペーパークイズやボードクイズにおいて、特定の表記や文字数を求めることを明示するもの。「漢字で」「アルファベットで」「4文字で」など。漢字の誤表記やスペルミスは基本的に不正解となる。
最終更新:2024年11月20日 20:50