射程/範囲には、「○○/△△」の型で記載されるものと、それ以外が存在する。
「○○/△△」の型で記載されるスキルは、対象を任意選択可能(最低1体は選択する必要がある。)である。
それ以外のスキルは範囲内のユニット全てが強制的に対象となる。
(味方を巻き込む可能性がある。)
また、全ての命中判定が発生するスキルにおいて、自身のみを対象にとって発動することはできないものとする。
射程:X-Y
射程が「X-Y」となっているスキルの場合、最小射程がX、最大射程がYとなる。
つまり、自身からXマス以上Yマス以内にいるユニットが対象選択可能である。
射程が「X-Y」のスキルには、範囲に「単体」と「範囲」と「X-Y」の3種類がある。
「X-Y/単体」と「X-Y/範囲」の違いは以下の通りである。
単体 |
対象選択可能なユニットから1体 |
範囲 |
対象選択可能なユニットから1体以上何体でも |
X-Y |
射程内でX-Yの領域を選択し、その中で1対以上何体でも |
左図が射程:0-4の場合、右が射程:2-4の場合の対象選択可能な範囲である。
次に「0-2/0-1」の場合の例を示す。
この場合、黄色の領域から、画像で赤で示しているような0-1の領域を選択する。
つまり赤の領域が対象選択可能な範囲となる。
このとき、下図のような射程を飛び越す領域選択はできない。
直線Xマス
直線Xマスは、使用者のマスから数えて上下左右のいずれかの方向に距離1~Xマスまでの範囲が対象範囲である。
ただし、範囲に複数のユニットがいる場合、強制的に距離の近いユニットが対象となる。
つまり、直線Xマスは必ず1体のみが対象となる。
直線3マスの例。右図からわかるように、手前のユニットのみが対象となる。
貫通Xマス
貫通Xマスは、直線Xマスと同様に使用者のマスから数えて上下左右のいずれかの方向に距離1~Xマスまでの範囲が対象範囲である。
直線Xマスと異なり、対象範囲内にユニットが複数いる場合は全てが対象となる。
貫通3マスの例。直線3マスでは手前1体のみ対象となるが、貫通3マスでは2体とも対象になる。
十字Xマス
十字Xマスは、自身から上下左右の4方向に1~Xマスまでの距離にある全てのユニットが強制的に対象となる。
十字2マスの例。貫通2マスが4方向分あると考えるとわかりやすい。
X字Yマス
X字Yマスは、自身から斜め4方向に1~Yマスまでの距離にある全てのユニットが強制的に対象となる。
斜めに数えてYマスであることに注意。
X字2マスの例。十字2マスと対になる対象範囲である。
八方Xマス
八方3マスは、自身から斜め4方向に1~Yマスまでの距離にある全てのユニットが強制的に対象となる。
斜めに数えてYマスであることに注意。
八方3マスの例。十字3マスとX字3マスを合わせた範囲
前方3マス
前方3マスとは、自身の周囲8マスのうち、1マスとそのマスに隣接しており
周囲8マスであるマスを含む3マスにいるユニットが対象となる。
前方3マスの範囲例。これが上下左右対称のパターンがあるため、範囲選択方法は8パターンある。
放射X
放射Xとは、貫通Xマスの範囲に加えて、距離Xの部分では垂直方向(上方向なら左右に)に(X-1)マスだけ範囲が拡大する。
この範囲内に含まれているユニット全てが強制的に対象となる。
文章ではわかりづらいため、左図に放射2、右図に放射3の例を示す。
放射は自身からちょうど斜めにいるユニットには攻撃できないことがわかる。
チェインXマス
チェインXマスは、自身に隣接するマスを1マス目として、順番に1マスずつ隣接したマスをXマスまで選択し、選択したマス全てを効果範囲とする。ただし、このとき同じマスを2度選択することはできない。
(自身のマスを選択することは可能。その場合)
チェイン6マスの範囲選択例
チェイン6マスで自身のマスを含んで選択した例
チェイン6マスで選択できない例。2マス目を2回選択している。
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