仙人

嘗てアマツに存在していた小国「神華国」に実在していたという種族。
元々は人間であったが、厳しい修行に耐え自然と一体になる術を身に付けるとこの名で呼ばれると伝えられている。
魔人種さえも凌駕する圧倒的な長寿(というより不老)であり、自然から氣を摂取する事で飲食することすら不要。取り込んだ自然の氣と自らの氣を混ぜ合わせ自然現象を自在に操る「仙術」を使い、人々に多種多様な知識を授けていたという。
旧神華領には存在していた事が確実視されているが、神華が亡国となって以降姿を消した。

仙人についての言及がある現存する数少ない文献では、彼等が生きる為には「清らな空気」が必要とされる。
争いを繰り返し「悪意」という名の瘴気に満ちた現在のクアドラでは絶滅したか、居たとしても人の手が入らないアマツの霊峰でひっそりと暮らしているかどちらかであろう。
極稀に人間以外のモノ(非生物含む)が長い年月を掛け仙人と同等の存在になる事があり、これは「妖怪仙人」と呼ばれる。妖怪仙人は「清らな空気」を必要としない為人間界に紛れているとも、魔人種を名乗り各地に潜んでいるとも言われている。

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最終更新:2014年01月21日 00:01