地竜種

ヴァンレシアに古くから棲む数多の亜人の一種類。
飛龍種の様に滞空能力を持たない代わりに飛龍種を超える強靭な膂力と頑丈な身体、目立つ大きな角が特徴的。
激昂すると瞳孔が爬虫類の如く縦に細くなり光彩が金色に輝く。
気質は穏やかで平和を好む者も多く、その大きな角に小鳥が留まろうものなら小鳥が飛び立つ迄身動き一つしないと亜人達の中でも噂になる程。
然しそれは彼等の過ぎた力を思うが侭に振るった場合他者を不必要な迄に傷付けて仕舞う事を彼等自身が十分に理解している為であり、一度武器を手に取れば勇猛果敢な戦士となる。

古くは遺跡が点在する砂漠に覆われた最南端の島に集落を持っていたが、長年に渡って彼等の生活を支えていたオアシスが枯れかけている事から他の島に渡って仕舞った者も多く、嘗ての集落は僅かな家族が暮らすに留まる。
飛龍種程では無いものの元より数が多くない上に頭の角が妙薬として高額で取引される為、特にアマツ人によって襲われ命を落とす者も多く絶滅の時は近いとも言われている。
この現状の根底には亜人に対する偏見・差別があると考える地竜種も多く、他の種族に敵対心を持つ者、ひいてはレジスタンスに所属する者も少なくない。

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最終更新:2014年02月01日 10:54