南海の亜人アドルフ・チャンドラーによって興された世界的にも例を見ない民間軍需企業。未だ創立より1年程にも関わらず既に世界でも有数の大企業へと成長しており、中央国に本社、周辺四国に支社を持つ。現在、本社員契約社員合わせて所属人数は約800名。
紛争地域や機構の手の届かない場所への傭兵派遣を行い直接戦闘を主に行う『傭兵部』、個人邸宅や企業ビル、イベント会場を警備したり機構の警察活動を支援サポートする『警邏部』、現地での情報や応援要請、物資補給の経路確保や軍事教練のインストラクターを派遣する『統制部』、各種兵装、重機、軍事システムを研究開発運用する『開発部』等々幾つも詳細な部署に分かれ活動を行っている。
その業務体系の性質上強大な軍事力を有する事から発足当初は活動を危険視する声も多々あったが慈善的な幾つもの活動、統一機構との密接な協力形態が評価され、今ではそうした意見を声高に話す者は少ない。
その実態は正しく死の商社と呼ぶに相応しい戦争癒着企業。治安維持活動の裏で幾つもの紛争、内戦を操作する他、本来なら軍事的抑制力を持たなかった組織にも武装、兵器、人員を与え対立を激化させている。また、兵器開発部門では生物兵器、細菌兵器を初めとした倫理観を逸脱した研究も行われている。代表であるアドルフことスカンバルの目的は第二次四季戦争の勃発そのものであり、統一機構代表ネフィリムの画策により四季同盟の棄却された今、その牙は間近に迫っている。
最終更新:2014年02月27日 13:50