The Game Tourからの変化
The Game Tourでは、
JAZZ Tour以来続いた、
①開幕はWe Will Rock You (Fast)あるいはJailhouse Rock
②最初のMC後にLet Me Entertain Youで会場を盛り上げ
③メインセットは、Bohemian Rhapsody、Tie Your Mother Downで締める
④最終アンコールは、We Will Rock You、We Are The Champions
というセットリスト型もバンド内で飽きが出てきたのか、時折一部に変更が
見られるようになっていた。
そのこともあったのか、当
The Hot Space Tourでは大幅にセット変更された。
具体的には
①開幕は、Flash (Tape)→The Hero→Tie Your Mother Downという流れに
②最初のMC後は新曲のAction This Dayを演奏
③Killer Queenなどを中心としたMedleyは削除
④Get Down, Make Loveは単独で演奏
⑤Dragon Attackを含むNow I'm Hereがメインセットの締めに
などである。
この変更に伴い、1981年11月のCanada、Montrealでの2公演のセットから、
We Will Rock You (Fast)、Let Me Entertain You、Killer Queen、
I'm In Love With My Car、Keep Youself Alive、Jailhouse Rock
の計6曲が削除された。
The Hot Space Tour欧州のセットリスト変遷
・Set List パターンA:4月10日~4月16日
The Hot Space Tourからの最古の音源は、1982年4月10日Stockholm公演であるが、
この日のセットリストは、
A01.Flash・The Hero・Tie Your Mother Down
A02.Action This Day
A03.Play The Game
A04.Sombody To Love
A05.Staying Power
A06.Get Down, Make Love
A07.Fat Bottomed Girls
A08.Love Of My Life
A09.Save Me
A10.Instrumental Inferno・Liar
A11.Crazy Little Thing Called Love
A12.Bohemian Rhapsody
A13.Under Pressure
A14.Now I'm Here (Incl:Dragon Attack)
A15.Another One Bites The Dust・Sheer Heart Attack
A16.We Will Rock You・We Are The Champions
A17.God Save The Queen
となっている(赤色の曲は新曲、緑色の曲は久々にセット入りした曲)。
このセットリストは、翌日のDrammen公演、6日後のZürich公演でも、
細かく変更が生じている。
ただ、4月16日のZürich公演まで、A01~A06までとA15~A17の流れは共通しており、
この期間のセットリストパターンをパターンAとする。
・Set List パターンB:4月17日から変動がみられ、4月20日以降固定、4月22日まで
翌日の4月17日Zürich公演から、またセットに動きが出る。
A01~A03の流れの後、A05→A06→A13という流れに。
特に、このA06→A13という流れは、のちに間にGuitar Soloなどが挿入されるようになるが、
基本的に以後の欧州ツアーでは変わることがなかった。
そして、4月19日Paris公演からはA05とA04の演奏位置が入れ替わり、以後固定される。
また、4月20日Lyon公演からは、A06に続く形で、Guitar Soloが演奏されるように。
したがって、
B01.Flash (Tape)・The Hero・Tie Your Mother Down
B02.Action This Day
B03.Play The Game
B04.Staying Power
B05.Somebody To Love
B06.Get Down, Make Love・Guitar Solo・Under Pressure
B07.Love Of My Life
B08.Save Me
B09.Fat Bottomed Girls
B10.Crazy Little Thing Called Love
B11.Bohemian Rhapsody
以降は、パターンAのA14~A17と同じ構成。
というのが、パターンB。
・Set List パターンB':4月24日~5月6日
ところが、このパターンBも4月24日Leiden公演で若干の変更が生じる。
B05→B07→B08→B06→B09という流れに。
なお、4月23日Brussels公演についてはかなり特異なセットになっており、
この日は、基本はパターンBなのだが、The Heroに続いて演奏されるのが、
We Will Rock You (Fast)であり、メインセットの締めはTie Your Mother Down
になっている。
話を戻すと、4月24日からのパターンは、一部がマイナーチェンジしている程度なので、
便宜上パターンB'とする。
このパターンB'は5月6日Köln公演まで続く。
・Set List パターンC:5月7日~6月5日
そして、翌日の5月7日Köln公演からは、
C01.Flash (Tape)・The Hero
C02.We Will Rock You (Fast) or Sheer Heart Attack
C03.Action This Day
C04.Play The Game
C05.Staying Power or Back Chat
C06.Somebody To Love
C07.Now I'm Here (Incl;Dragon Attack)
C08.Love Of My Life
C09.Save Me
C10.Get Down, Make Love・Guitar Solo・Under Pressure
C11.Fat Bottomed Girls
C12.Crazy Little Thing Called Love
C13.Bohemian Rhapsody
C14.Tie Your Mother Down
以降はA15~A17と同じ流れ、というセットリストに。
したがって、ライヴ冒頭でWe Will Rock You (Fast)を演奏、
そして、後半のCrazy Little Thing Called LoveからGod Save The Queen
までの流れは、先のThe Game Tourと全く同じ流れに。
セットリストを一新したはずが、結局前回ツアーのセットを一部踏襲した形に
なってしまった原因は、このツアー中にリリースされたSingle「Body Language」
の売り上げが芳しくなかったことも影響しているのかもしれない。
そのBody Languageも5月13日Wien公演で初演されているが、
この欧州ツアーでは、Hot SpaceからStaying Power、
Back Chat, Body Language, Action This Day,
Under Pressureが演奏されているが、
Under Pressureを除き、すべてA面の曲である。
この欧州ツアーの後、バンドは北米→日本と公演を重ねていくが、
最終公演地の日本ではBack Chat, Action This Day, Body Language,
Put Out The Fire, Calling All Girls, UnderPressureと
A面とB面の曲の比率が一緒になっている。
このあたりの詳細は、The Hot Space TourのSet List-2で書いていく。
最終更新:2024年10月11日 10:53