1975.05.01.日本, 東京, 日本武道館

Recording

Audience録音、複数の録音が存在

Track List

01.Procession (Tape)
02.Now I’m Here
03.Ogre Battle
04.Great King Rat
05.White Queen (As It Began)
06.Flick Of The Wrist
 :Brighton Rock (Ending)
07.Hangman ←当ツアーでは唯一のテイク
08.Doing All Right
09.Medley
 :In The Lap Of The Gods
 :Killer Queen
 :The March of The Black Queen
 :Bring Back That Leroy Brown
10.Son And Daughter (Incl;Guitar Solo, てるてる坊主)
11.Keep Yourself Alive
12.Seven Seas Of Rhye
13.Stone Cold Crazy
14.Liar
15.In The Lap Of The Gods. . .Revisited
16.Big Spender
17.Modern Times Rock’N’Roll
18.Jailhouse Rock
 :Shake Rattle & Roll
 :Stupid Cupid
 :Be Bop A Lula
 :Jailhouse Rock (Reprise)
19.See What A Fool I’ve Been
20.God Save The Queen

Topics

 日本公演最終日にして、Sheer Heart Attackの
リリースに伴うツアーの最終公演である。
 そのためか、このツアーでは他に演奏されたことが
確認できていない07もセット入り。
 4月29日、30日、5月1日と3日連続公演であるにも
関わらず、この日は序盤から絶好調で最後の19まで
まったく勢いが衰えない。
 特に11から14まで、MCを挟みつつも息つく暇もない
と感じさせるほどである。
 個人的なことを書くと、私はよくこの11~14の流れ
の部分と、16~18の部分を聴く。
 <Queen>の録音に残されているライヴテイクの中でも
最高峰のパフォーマンスの一つであると思う。

First Encounter

 2024年現在では、10種類近くの音源が流出している
この公演も、2002年当時は、ライヴをほぼ完全に収録
しているブートとしては、「First Live Attack」
というタイトルしかなかったのだが、2000年頃に
リリースされているこのブート、とにかく見つける
のが困難なアイテムとなっていた。
 一度だけ、某オークションで出品されているのを
見たのだが、¥25,000くらいの値段が付いていて、
さすがに入札する気にはならなかった。
 結局、私はこの「First Live Attack」をテープ
トレードという形で入手したが、2007年に突如として
Taranturaレーベルから「Young Nobles Of Rock」
というタイトルのブートが登場。
 このTaranturaというレーベル、<Led Zeppelin>
などのブートで有名なレーベルだが、装丁が凝っている
こともあり、値段はそれなりにするレーベルだが、
臨場感あふれる音という噂を耳にして購入したところ、
本当に迫力ある臨場感あふれる音であったので、当時
大興奮した覚えがある。
 この時の興奮がきっかけとなり、この後も続々と
リリースされたTarantura製の<Queen>の日本公演
ブートをすべて購入するに至ってしまった。
 また2024年には、<Led Zeppelin>のブートで有名
なEmpress Valleyからも新たなブートがリリース、
「ロックの貴公子-Live At Budokan」というタイトル
で、完全収録となっている。
 音質的には、Tarantura盤よりも低音域がよく鳴る
が、Tarantura盤より音像は遠いといった感じで、甲乙
はつけ難い。
<First Live Attack>
Privat Masterレーベル, Privat Master 007/008, 2CD
<Young Nobles Of Rock>
Taranturaレーベル, TQCD-1-1,2, 2CD
<ロックの貴公子-Live At Budokan>
Empress Valleyレーベル, EVCD-1936/1937, 2CD

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最終更新:2024年12月02日 18:13