算数のお助けエンジェル レイ

算数のお助けエンジェル レイもしくは文章題エンジェルのレイは、1999年度の進研ゼミ小学講座・チャレンジ5年生において提供されたビデオチャレンジのうち、算数に関するいくつかのビデオに登場するキャラクター。

概要

ビデオチャレンジとは、一時期の「進研ゼミ」のビデオ教材のことで、短い教材映像がテレビ番組のように複数収梱されているが、彼女は各解説ビデオの本編ではなくその前後のナビゲートを担当しているキャラクターである。

「少数のかけ算」「少数のわり算」という二つのビデオでは「算数のお助けエンジェル レイ」を、「文章題とっくんビデオ」というビデオでは「文章題エンジェルのレイ」を名乗っていることが確認されている。

なお、本ビデオにはスタッフロールが付属していないため声優は不明。似ている声質の声優としては荒木香恵、かないみかなどが挙げられる。

特徴

ライムグリーンの髪、大きな黒目が特徴的で、薄いピンク色を基調とした白い衣装、白い長靴と長手袋を着用し、背中には羽根が生えている。その羽根を使って飛ぶこともできるようだ。

雲の上に建てられた、イグルーやゲルを想起させるドーム状の家に住んでいる。家には赤い郵便ポストがあり、ここから小学5年生からの算数にまつわるお便りを受け付けているようである。

お姉さんというような柔らかい口調で、相談役らしく時折敬語も混ざる。また、時折快活な様子もみせる。「レッツゴー!」「それじゃねバイバーイ!」などといったセリフに見られ、後者は「文章題とっくんビデオ」のみでの挨拶である。

はてなようせいとの関係性

エンジェル(天使)という妖精と同様の神秘的なモチーフ、ナビゲートキャラクターとしての役割や性格・セリフ回し、その声質やイントネーションに類似が見られる。服のピンク色という点も挙げられるだろう。

さまざまな変容が起こっている2000年台以前の進研ゼミにおいても同様の立ち位置のキャラクターがいるという点でその意義は深い。
最終更新:2022年01月10日 16:09