イミテ:よう、こんばんはだ
ルーヴェント:やぁ、イミテ君
ベルツェーリウス:はじめまして
イミテ:はじめましてになるな、俺はイミテという名だ
ベルツェーリウス:ヨロ、しく
イミテ:ああ、よろしくな。手に職がなく頼りないだろうが…良ければ使ってやってくれ(ナイトが来るまで我慢の冬を過ごすのです
ルーヴェント:私は酒場に顔を出してみようかな。顔は晒さないがね
イミテ:…俺も飲んでこようか
エミール:こんにちは。冒険者の仕事をしようと思うのですが、今からいかがでしょう
ベルツェーリウス:わーいイクイクウー
エミール:おや?あなたはヒューマン?
ベルツェーリウス:ソウよ。人間ヨ…たぶン。ワタしがニンげんだと思ってルからニンげんデショ
カティノ:深いですね
エミール:それは失礼
ベルツェーリウス:タダ、リーン語はムズかしネ
エミール:私もよそ者ですが、よろしくお願いします
ベルツェーリウス:ヨロしくナー
エミール:他にも仲間を募りましょう
ベルツェーリウス:ドコでなかマフヤす?
エミール:酒場に寄ってみましょうか?
ベルツェーリウス:さかバ?わかタ
二人は酒場「鍋と樽」へ。
エミール:こんばんは
ベルツェーリウス:やほー
ルーヴェント:やぁ
イミテ:や、こんばんはだ
ベルツェーリウス:えみールが、ボウケンイクて。あとふたリ
サリタス:新進気鋭の冒険者…エミールってのはお前か。優男だな
イミテ:どのくらいのレベルの仕事だ?
エミール:魔物退治のような仕事をしたいと思うのですが、いかがでしょう?
ルーヴェント:ふむ、同行しても良いかね
イミテ:俺も行こうか
エミール:あぁ、ありがとうございます。
サリタス:まぁ頑張んな
ベルツェーリウス:ソロた。イコか
イミテ:ああ、行ってくる
ルーヴェント:一応、代金は置いていくよ(札束を多めに置き)足りなければ帰って来た時に言ってくれたまえ
エミール:サリタスさんも、またいろいろ教えて下さい
サリタス:ああ、またな
エミール:では参りましょうか
四人はパーティを組み、冒険者の宿「羊のしっぽ」へ。
エミール:皆さんは顔なじみなんですか?
イミテ:ルーヴェンスとは一緒に仕事したな
ルーヴェント:ああ、一度組んだな
エミール:依頼によっていろいろな方と組んで仕事をするのも、冒険者の醍醐味なのでしょうね
イミテ:そうだな、楽しみの一つでもある
ベルツェーリウス:ソウ、か。ワタし、イツモ、一人ダカらワカラないナ…モグモグ
ルーヴェント:何を食べているのだね?
ベルツェーリウス:これ…ぺろキャん。ぶキニもナル
エミール:ふふ
イミテ:今度一緒に行くかベルツェーリウス
ベルツェーリウス:ヨロこんデ
ルーヴェント:私でもよければ付きあおう。もちろんエミール、君もだ
エミール:仕事はこれからですよ
イミテ:そうだな、気を引き締めよう
GM:アルマ「あら、こんにちは。今日はどうします?」
依頼書を眺めて手軽なクエストを探していたら、ちょうどゴブリンの退治があったので詳しく聞いてみることにした。
GM:アルマ「その依頼ですか?…えーと、近くの農村でゴブリンが村までやってきて、家畜に手を出して困っているようです」
エミール:ゴブリンは家畜を食べるのですかね
イミテ:そういう場合もあるんじゃないのか?
ベルツェーリウス:ゴブりん。アレ、雑食、ナンでもたべるオモウよ
ルーヴェント:食べるならまだしも、殺して放置する場合もあるみたいだね
ベルツェーリウス:ソウ、なのか!?ムムム…
エミール:私のいた地域には少なかったので、生態に詳しくないのです
イミテ:俺はそういった知識はないが…すまない
ルーヴェント:自分より強い魔物に虐げられた腹いせに、という例もあるらしい
エミール:それは陰険な…
ベルツェーリウス:ベルも、知ってるゾ!ごぶりンはクサくてオイシくない!
イミテ:食ったことがあるのか、チャレンジャーだな?
ベルツェーリウス:北ノ国たべモノない時が冬。ナンでもタベルとおおキクなる…ペロペロ
エミール:…。とりあえず経験を積むに良さそうなので、こちらを請けましょう
GM:アルマ「ゴブリンのようなので、あまり心配はないと思いますけど、気をつけてくださいね」
エミール:皆さん手練のようですから、後れはとらないでしょう。よろしくお願いします
歩いて半日、日が昇る前に出発したので、昼を少しすぎたあたりで農村がみえた。
ベルツェーリウス:村ネ
エミール:着きましたね
ルーヴェント:ふむ、思っていたよりも近い場所だね。リーンに入り込んでくる可能性もある。さっさと片付けてしまおうか
ベルツェーリウス:ガンばろー
さて、依頼を出した牧場の主を探しにいこうと相談をしていたところ、少し向こうが騒がしくなってきた。
ベルツェーリウス:オワたら牧場でゴハン…ン?
エミール:…?騒がしいですね。
イミテ:早速敵か…!?
GM:村人「ゴブリンがきたぞー!」
ベルツェーリウス:あたリ
エミール:そのようです!
ルーヴェント:こんな昼間から…なかなか度胸のあるゴブリンらしい
エミール:これは、手間がはぶけたといっては不謹慎でしょうかね
ベルツェーリウス:いってミヨ。ペロきゃんのチカらヺみせテやるー(ペロキャンを振り回す
現場を見ると、いそいそとしたゴブリンが2匹、ちょうど村の柵を乗り越えてきたところだ!
駆けつけると、牧場主であろう壮年の男性がこちらに気がついた。;
GM:村人「お!?なんだ、あんたらは?」
エミール:間に合って良かったです
ルーヴェント:依頼を受けてきた者だよ
ベルツェーリウス:マ、あれガカタずイテからネ、ゆっくり説明スルよ
イミテ:下がっていてくれ(武器を構える
GM:村人「おぉ、助かったよ。あいつらをなんとかしてくれ!」
アクティブシーンに移行します。
ベルツェーリウス:イクぞー。ゴゴッごー
イミテ:前に出る!
エミール:では私は馬を守りましょう
ルーヴェント:やぁ、ゴブリン諸君。君たちに怨みはないが、これも依頼のためだ。悪く思わないでくれ
イミテ:さて、人の領域を犯したことを後悔させてやろう
エミール:数もこっちが有利、覚悟しなさい
イミテが前進し、ルーヴェンとがダッシュでそれを追う。ゴブリンに近接したところで、それぞれの武器をゴブリンに振るった。ベルツェーリウスも投げナイフ(?)で急所を貫き、一体の息の根を止める。
ベルツェーリウス:ペロキャンッ
ルーヴェント:なかなか頑丈なキャンディのようだ
ベルツェーリウス:モッタいナイ…(拾っている
イミテ:トドメといくか!
ルーヴェントが弱らせたゴブリンにイミテが打撃を浴びせ、村への脅威はなくなった。
エミール:お見事でした
GM:村人「さすが冒険者さん。ゴブリンが近くの森に生息していることは知っていたが、これまで村までくるようなことはなかったんだ…」
エミール:この季節は森にエサがないとか…熊だったらそういうこともあるそうですね
GM:村人「なにはともあれ、ゴブリンを退治してくれてありがとう。報酬も渡したいので、わしのうちでお茶でもどうかね?」
ベルツェーリウス:ワアイ
イミテ:茶か、良いな。…?どうした、エミール
エミール:…いえ、ちょっと気になることが
ベルツェーリウス:?
エミール:これまで姿をみなかったゴブリンが、急に村の近くに頻出するようになったというのは、何か原因があるのかもしれません
ベルツェーリウス:リユー。ソレまで調査スルのカ。エラいナ
イミテ:なるほど、エミールは賢いんだな
エミール:せっかくですからね
ルーヴェント:もしかしたら先ほど私が話した事、あながち間違いではなかったのかもしれないな
エミール:…!たしかに何かから逃げてきたようにも見えましたね
イミテ:ふむ、これは確かめてみる価値はあるな
ベルツェーリウス:ワカたよー。で、原因ナニか?
エミール:ゴブリンの住処により強い魔物が現れて、仕方なく森から村に来る…そういうケース、他にもあったりしましたか?
イミテ:いや…知らないな
ルーヴェント:私も話で聞いただけだからね…
GM:村人「な、なんだって…。それが本当なら、恐ろしいな…。ゴブリンの住処はここから北の森林だ」
エミール:乗りかかった船です。心配事は潰しておきたいと思いますが、異論はございませんか?
イミテ:無いな
ルーヴェント:あると思うかね?
ベルツェーリウス:イイヨ。行ってみればワカルよ。餌がナクナタだけかもシレナイ
エミール:皆さんすばらしいですね
四人は牧場主から聴いたゴブリンの住処へと森の中を進む。
ルーヴェント:彼らに罪はないかもしれないが、私達のエゴの犠牲になってもらうしかないね
ベルツェーリウス:モシ、フエスギて、エサガなくなテ、大量にヒシメイてたラ、ドスル?
エミール:…そうか。そういう可能性もあるのですね
イミテ:ふむ、いい的だな
ベルツェーリウス:その場合、サスガに、応援、要請、すべき、だと、思うノ
エミール:まずは様子を探って、必要なら他の冒険者に声をかけましょうか
イミテ:なるほどな…流石に手に負えないか…
ベルツェーリウス:ソウね。ミツからナイヨウに静かにいこう…バリバリ…ゴリゴリ
イミテ:…おい!
エミール:しっ!
ベルツェーリウス:…はっ、ゴメんナサい
ルーヴェント:おや…あれは…?
森の奥から二匹のゴブリンが抜けてくる。…!後ろにはさらに大型の怪物の姿が!
アクティブシーンに移行します。
イミテ:デカブツのお出ましか
エミール:大きい怪物から逃げているんじゃないですか?
ベルツェーリウス:デカい。アレは…ナニ?鬼か
エミール:ルーヴェントの推論があたっていたようですね
ルーヴェント:オーガだな…あいつが現れたせいで、ゴブリンたちが森から追い出されつつあるんだな。奴を倒せば、他のゴブリンも村まで下りてくることはなくなるだろう
イミテ:斬りごたえがありそうだ…
ベルツェーリウス:とりアエず、両方、やらナイと、ダメね
エミール:この場合、ゴブリンは被害者の方かもしれませんが、全部斬るということで
イミテ:異論はない。行くぞっ!
ルーヴェント:くれぐれも、死なないようにな
ベルツェーリウス:鬼サンこちラー(クローキング!
エミール:浄化します。ホーリーライト!
イミテとルーヴェントは、オーガから逃げて来たゴブリンの前に踊り出し、武器を構える。
エミールは神聖魔法の詠唱をはじめ、ベルツェーリウスは怪物たちの不意を突こうと、その身を木々の影に隠した。…討ち漏らしたゴブリンが無防備のエミールに迫る。
エミール:あれ、ベルの気配が…?あぁ!いつの間にかゴブリンに接近されていました
イミテ:エミール、無理をするな、下がっていろ
エミール:ありがとう
ベルツェーリウス:ダレもゴブリン攻撃しないノカ
ルーヴェント:すまない、誰かが仕留めると思っていたのだが、私がトドメを刺そう
ベルツェーリウス:まかセタ
エミール:パーティを組むごとに、意思疎通もスムーズになっていくかもしれませんね
ルーヴェントは瀕死のゴブリンを仕留めた。一方で獲物をなくしたオーガが冒険者達に迫るが、イミテがファルシオンを振るってその動きを止める。その隙にベルツェーリウスが猛毒の一撃を食らわせ、苦しむオーガは戦士たちの集中攻撃を受けて絶命した。
…残ったゴブリンを追い詰める。
エミール:あと一人!
ベルツェーリウス:こそこそ…アンブッシュ!
エミール:!!!
イミテ:グゥッ!?
死角から飛び出したベルツェーリウスのハンマー(?)が…なぜかゴブリンの傍らにいたイミテを襲う!
ベルツェーリウス:アレ、あ、ゴメン。見間違えタ(素で間違えた…すまん
ルーヴェント:大丈夫かね…!?
イミテ:いや、問題は…ない。まだ戦える…!(ダイジョブですよー
エミール:緑深い森のことです。そういったこともあるでしょう。ヒール!
思わぬハプニングのために重症を負ったイミテだったが、気丈にも武器を構え直し、自ら最後のゴブリンを屠った。
イミテ:ふぅ
ベルツェーリウス:ムム…コレデ、オワタ、な
エミール:一件落着ですね…たぶん
ルーヴェント:倒してしまった4匹には済まないことをしたかもしれないね
ベルツェーリウス:ドウせ、村近く。イツか、コウナタ
イミテ:なに、生きるためには必要なことと思えばいい。…悼む心は分かるが、な
ルーヴェント:これで敬遠してくれると嬉しいんだがね
エミール:せめて、次は美しい姿で転生できるよう、祈っておきましょう…
オーガがいなくなったことで、他のゴブリンたちはまた森で暮らすだろうから、村も平和になるだろう。⇒クエストクリア!
ベルツェーリウス:わーい、お金ダー。国にオクラなきゃ
イミテ:ふぅ、お疲れだ
エミール:どうもありがとう。みなさんのおかげでうまくいきました
イミテ:いや、俺一人では何もできなかっただろう。礼を言うのは俺の方だ
エミール:私はまだまだですので、またお力添えください
ルーヴェント:なに、エミールの回復魔法がなければイミテが大変だったはずだ
ベルツェーリウス:ゴメンね。いたかタ?
イミテ:はは…戦闘が終わってから急にキたな…
最終更新:2016年11月08日 17:34