クジラ豊漁選択論
セリフ例
クジラは豊漁の魚を食っているので、その魚がいくら減ろうと豊漁のまま。
クジラは「そのとき沢山いる魚」を食べるので、漁業との競合といった意味において漁業被害は起こらないということだ。
論破用コピペ
クジラ豊漁選択論ですね。「豊漁」だからといって資源量が多いとは限りません。「不漁」だからといって海から消えているわけでもありません。「豊漁の魚」も「不漁の魚」も海には存在しています。クジラは不漁の魚でも目の前にいれば食べます。「豊漁の魚」だけを選んで食べているわけではありません。
概要
「クジラ食害論」に対抗するためr13812が提唱している珍説。「クジラは豊漁の魚しか食べないので漁業被害は起こらない。『不漁』の魚は『いない』のだから食えるわけがない」という内容。
つまり、クジラは人間がどの魚を漁獲しているか把握しており、その漁獲量が短期的に多い魚(豊漁の魚)だけを選んで食べるので漁業被害は起こらないという屁理屈。「不漁」の魚はそのとき絶滅しているということになる。
解説
餌の選択
クジラの餌は、ヒゲクジラの場合は主にオキアミやプランクトン、サンマやマイワシ、カタクチイワシなどの小魚、ハクジラの場合はイワシやサンマ、サバ、タラ、イカなどである。クジラはそれらのうちどれかを狙って食べるわけでなく、そのとき多い餌種を食べるという特性がある。r13812はこれを曲解している。
「豊漁=資源が多い」という飛躍
r13812は「豊漁」の原因を「資源量の増加」しか想定していない。実際には、回遊経路の変化や漁業者の技術・設備向上、出漁数の増加など様々な要因がある。
資源量が少なくても「豊漁」は起こり得る
資源状態が悪い(少ない)としても、漁場にたまたま資源が集中すれば「豊漁」はあり得る。漁師は魚群を探知できるので、大きい魚群を見つければ「豊漁」にはなるのである。短期的に漁獲が集中すれば「豊漁」には見えるというだけにすぎない。
「不漁=ゼロ」理論
r13812最大の幼稚性を示す屁理屈。「『不漁』なのだから『いない』ということ」と言語感覚の未発達を示している。「不漁」とは「例年より漁獲量が少ないこと」を表す言葉であって、「漁獲量がゼロであること」だけを表す言葉ではない。実際の不漁の原因は豊漁の逆、すなわち回遊経路の変化で漁場が遠のいたり、魚群を探知できなかったり、出漁数が減ったりなどで起こる。その結果「漁獲量の減少」が起こるだけであって、資源がゼロになったわけではない。
1匹でも「豊漁」理論
「『大豊漁』の何分の一だろうが『豊漁』であることには変わりない」そうなので、r13812の中では「1匹でも豊漁」ということになる。
「大豊漁」という独自基準
r13812は「マイワシは現在豊漁」と言っているが、長期的に見れば依然として「不漁」である。これに対しr13812は「かつての大豊漁に比べれば「不漁」なだけ、とのこと。「マイワシを不漁と言ってるのはネトウヨだけ」とのこと。
「豊漁」の基準
マイワシは1匹でも豊漁らしいが、サンマの場合は過去の3倍でも「豊漁とは言わず、「数万トン程度では豊漁とは言わない」そうである。
ソース
X(旧Twitter)
5ch(旧2ch)
別に選別しているわけじゃない。
沢山いる魚に遇う確率が高いから自然にそういった魚を食うってことに過ぎない。
最終更新:2025年05月16日 23:24