2011年5月21日
メンバー:澤井、田岡
田岡とわらじ始め。釜の沢の予定だったが、日曜雨の予報に怖気づいて土曜日帰りで竜喰谷へ。
最終の高速バスで来る田岡を日野BSでピックアップしてそのまま道の駅丹波へ。
道の駅には山屋1パーティーとキャンピングカー多数。
軽く一杯やって早めに寝る。
軒下で快適に朝まで眠れた。
明るくなってから起床。
一ノ瀬林道の石楠花橋までジムニーで入る。
先行には単独行者1名と釣り師複数。
出遅れた。。。
さて、石楠花橋たもとの駐車スペースで足回りを整えてから遡行開始。
まずは、一ノ瀬川を10分ほど下降する。
竜喰谷の出合は本流の二段の滝の途中に出合うといった感じ。
F1(5m)は定石通り左岸巻き。
つづくF2(5m)は、右壁は水中なので左壁に取り付くが、逆層な上に脆い。
ここも左岸に巻き道を見出して巻き。
釣り師と出会うが、挨拶を交わして、しばらくはなるべく水に入らないことを約束して、先へ行かせてもらう。
お互い気持ちよくやりたいものだ。
ろくに滝を登らずに下駄小屋の滝(12m Ⅲ+)。
じゃんけんで勝ったので、私がロープを引っ張る。
ビレイ用のハーケンは左壁にある。
1段目を登って、潅木からランナーを取る。
2段目、残置スリング付きのハーケンと潅木でランナーを取って、落ち口へトラバース。
このトラバースが少し悪いが、スタンスはあるので慎重に。
落ち口から少しだけ引っ張ったところの潅木と残置ハーケンでビレイ。
ロープスケールで35m程だった。
↑下駄小屋の滝。ルートは左壁。
しばし歩くと、竜喰谷最難の曲がり滝(12m)となる。
右壁に残置スリングが見えるが、かなり悪そう。。。
ここはおとなしく引き下がる。
一つ下の8m滝下からリッジ状を辿ると曲がり滝の落ち口へと導かれる。
踏み跡は明瞭だ。
朝の冷たい水に浸かった身体には、たまの巻きは身体を暖めるいい機会となる。
リッジの巻きも意外と面白かった。
ここから先は癒し渓となる。
新緑のなか、ひたすらにナメの廊下が続く。
廊下状のミニゴルジュが出てきたりして、単調にならずに遡行できる。
↑美しいナメ。
あっという間に、源頭の様相となり、大常木林道の木橋で遡行を打ち切った。
ほぼ水平に大常木林道を辿ると、二の瀬の分校近くの車道に飛び出した。
~参考記録~
石楠花橋6:30~7:35下駄小屋の滝下~8:25曲がり滝下~10:15大常木林道10:45~12:05二の瀬~12:30石楠花橋