2013年6月23日

23日 奥秩父 笛吹川鶏冠谷右俣

メンバー:細川、原田(以上現役)、内藤(立川山岳会)、澤井(記)

以下、山ガラスの思いSeasonⅡより転載。

ヌク沢へ入る別パーティーを見送って、東沢へと向かう。
鶏冠谷出合には看板まであって、とても親切だ。
足回り、腰周りを整えて入渓する。

すぐに魚留の滝。
ここは簡単に左岸巻き。

飯盛沢、奥飯盛沢と分けて、メインの滝「逆くの字滝」(Ⅲ・A0 20m)。

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↑逆くの字滝。滝上に良い確保支点が無く、潅木まで50mいっぱい引っ張った。

二俣からすぐの25m滝は手前の4mと一緒に左岸巻き。
どっちも巻ける様だけど、左岸の方が小さく巻けそうだったので、左岸から巻いたが、右岸から巻いたほうが良かったかも。
沢床に戻るのは念のため懸垂した。

次の大物30m滝は、トポでは右壁を登るとなっているが、どう見てもランナーが取れない。
左壁を巻き気味に登って、中段に懸垂下降し上部のナメ滝を登った。

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↑上部は延々と続くナメ床をヒタヒタと歩く。

40m大滝手前から右岸の支沢に入り、すぐに右の尾根に上がって、鹿道を辿るとたいした藪漕ぎも無く、戸渡尾根の登山道に出た。

直登できない滝を巻いたり、遡行距離があるので地形図と睨めっこしたり、なんだか大きな谷を遡行する予行演習みたいだった。

登山道を下りはじめたところで、雨が降ってきて、登山道は一瞬にしてぐちゃぐちゃに。
本降りの雨になる前に、登山口まで下りて、きれいなトイレの前で雨宿りしてから、駐車場に戻った。

冷えた体を温めるべく、笛吹の湯に浸かってから、別パーティーを迎えにまたまた西沢渓谷へ。
ヌク沢パーティーが下山したのは夜9時を回っていた。

~参考記録~
西沢渓谷P7:00~鶏冠谷出合8:00~8:58逆くの字滝~11:39 30m滝下~14:32 40m大滝下~15:20登山道~16:50西沢渓谷P

最終更新:2013年08月31日 22:26