「パシュハウ沼」


この沼地には、クゥダフ族と呼ばれる凶暴な獣人が住み着き、縄張りとして久しい。
多くの命知らずの輩が、この地で行方不明となっていた。
しかし、完璧な地図を目指す私の中では、リスクよりも、広大な沼沢地帯を空白のままにしてしまう無念さの方が明らかに勝っていた。
調査中、うっかり火を使ってしまい、私はたちまちクゥダフ族に捕まってしまった。
そのまま、彼らの村へと連行された私は、建物が金属で出来ていることに仰天した。
かつてタルタル族の恐るべき力だった炎の魔法を、今や、我々が煙草の火をつけるのに使うように、蛮族だと思っていた彼らも、
バストゥークの高度な冶金技術を密かに自分のものにしていたのだ。
計画を全部打ち明けると、彼らは以外にも感激して解放してくれ、率先して沼を案内さえしてくれた。
天晶763年 グィンハム・アイアンハート
最終更新:2010年02月23日 20:48
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