「東サルタバルタ」


ここサルタバルタ平原には、小さく可愛らしいタルタル族や天真爛漫なミスラ族の他にも、
かつて文明を築き上げていた種族が存在していることは、ほぼ間違いないようです。
例えば、タルタル族がホルトト遺跡と呼んでいる塔は、設備のサイズこそ近いように見えますが、
建築様式には明らかに異なる部分が散見されます。
むしろ、父グィンハムが、最後に送ってきた手紙に同封されていたスケッチ『手のような塔』に酷似しているのです。
ただし、そこはクォン北方の地バルドニアでした。
圧倒的な距離を隔てた塔の近似性。
かつて、世界には広範囲にわたる高度な文明圏が存在していた。
そして、今もこの世界に影響を及ぼし続けている。
そう考えるのは、私の穿ちすぎでしょうか?
天晶777年 エニッド・アイアンハート
最終更新:2010年02月23日 23:55
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