「メリファト山地」


ドロガロガの背骨。
タルタル語で、天龍の骨と云う意味だそうです。
クォン大陸にも、有名な『ホラの岩』を始め、このような材質でできた壁はたくさんありました。
しかし、ここまで大きく露出しているのは、見たことがありません。
しかも大きく宙に浮いている箇所もあるのです。
私の故郷サンドリア王国では、教皇様の公式見解、『女神がエルヴァーン族を護るために作られた壁の跡』と云う説が、
皆に信じられていましたがそのようなもので無いことだけは確かでしょう。
私の勝手な想像ですが、何かの道、あるいは水道管のようにも見えました。
父にこれを見せたら、さぞ感激することでしょう。
各地にある白い岩。
そして背骨。
点と線……。
父は、いったい最後に何をつかんだのでしょう。
天晶778年 エニッド・アイアンハート
最終更新:2012年03月08日 19:16
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