2人はそれからも逃亡を続けた
向かってくる敵は倒した、そうしなければ生きていけないから
いつしか2人は進化し、ニドリーノとニドリーナになっていた

ガサッ
ラビ「誰だ!」
人間「うおっ、野生のニドリーノか」
ポリゴン「どうしますか、戦いますか?ご主人。回答の入力を」
人間「やめとこうぜ、お前今直接攻撃しか技無いだろ。毒消し無いからな」
ポリゴン「ならばゲットしてはいかがでしょう?ご主人。回答の入力を」
人間「確かにニドラン系持ってないけどよぉ。
    結構めんどいんだぜ。技マシンと月の石はピッピとプリンに使う予定だから余分に無いしなぁ」
ポリゴン「命拾いしたな」

ラビ「おい」
ポリゴン「まだ用があるのか。お前とは戦闘はしない事になったは…」
深々と刺さった角によってポリゴンは息絶えた
人間「ひぃ!!逃げられなかった!?あぁ目の前が真っ暗に!!」

ラビ「ちっ、言いたい放題言いやがって…本当に………」

エスパ「ねえラビ。今の人間荷物落として行ってるわ」
ラビ「見てみるか?」
エスパ「そうね、見てみましょう」

ラビ「えっ」
ぱぁぁぁぁぁ
エスパ「なに?なんなの?」

2人はニドキングとニドクインに姿を変えていた
ラビ「進化…?なのか…?父さんと同じ…同じ姿だ…」


2人が逃亡生活を続けている間に故ニドキングに対する嫌疑は誤解であった事が証明され
かねの塔を焼いた犯人は再び謎になってしまった
しかし、疑いは晴れても、一度悪い方に傾いた感情が良くなる事は無かった
毒族の暗黒の時代が始まったのだ…

大気汚染、水質汚濁、土壌汚染
毒族とは関係の無い事象すら、毒族が存在している事が原因とされ
毒族排斥の気運が高まった


ラビ「エスパ、俺は俺の名を捨てる…」
エスパ「え…どういう事?」
ニドキング「俺はニドキングを名乗り、ニドキングとして毒族の長になる…
       そして、あんな思いをする事の無い世の中にする」
エスパ「あなたが…そう言うのなら。私も…そうする、ニドクインになる
     ニドクインになって、あなたを手伝う」
ニドキング「いいのか…」
ニドクイン「いいの……あなたがいれば…それがいいの…」


ニドラン物語 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11(完)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年02月12日 00:53