ニドキング「なぁ、俺達と毒族再興の為に頑張ってみないか?」
マタドガス「いや…俺たちは…ここで静かに暮らせればそれでいい」
ベトベトン「外…怖い~から~…ここ~いる~」
ニドキング「ぐっ…」
ニドクイン「そう、邪魔したわね。お元気で…」
ニドクイン「これからどうするの…?」
ニドキング「ぐぅ…」
あれから数年、ニドキングは各地を渡り歩いた
彼らが見たものは廃液の海に追いやられたメノクラゲ達
放棄された実験施設のなかに隠れ住むべトベターとドガース
どれもこれも明るい生活とは程遠い姿であった
ニドクイン「みんな、自信を無くしてるのね…」
ニドキング「なんとか…なんとかさぁ…自信を持たせたいよなぁ…」
ニドクイン「そうね・・・」
2人はまた仲間を探しに歩き始めた
?「うおっ!野生っ!」
ニドキング「誰だ!?」
人間「…トレーナーも居ないみたいだし、よぉしゲットしてやるぜ!行け、キングドラ!そしてヤドキング!」
ニドキング「人間か…面倒だな…」
ニドクイン「向こうはこっちを捕まえるつもりみたいだし、逃げられないわね…」
キングドラ「フフフ、我が主人の『キングパーティー』を完全にする為に捕まるがいい…」
ヤドキング「…」
ニドキング「(トロそうなほうから仕留める…)メガホーン!!」
しかし、一瞬早くキングドラの波乗りが2人を襲った
人間「まだレベルが低いし、この程度じゃ倒せてないだろうな…このハイパーボールで…」
水がひくのを待ちモンスターボールを構える
しかし、その目に映ったものは貫かれたヤドキングと
ニドクインの馬鹿力で吹き飛ばされたキングドラだった
人間「なら、行け!キングラー、ケッキン…」
ニドキング「悪いが…いい加減にしてくれないか…こっちは気が滅入ってるんだ」
モンスターボールを投げようとした手をニドキングが掴み睨みつけた
言葉は通じていないが、その恐怖で腰を抜かすトレーナー
人間「ひぃ……キング…」
その言葉を言い残してその人間は気を失った
ニドキング「こっちの気分なんてお構いなしにきやがって…」
そう言いながら荷物を物色するニドキング
彼らは技マシンの存在を知ってしまった
だからこそ人間の目に付くように歩くのだ
最終更新:2007年02月12日 00:54