『種族代表トーナメント開催決定!』
『予選、各種族による試合で代表を決定
決勝トーナメント、代表がトーナメント形式の試合を行う
只今参加者募集中!!テレビの人気者になれるチャンスかも』
ニドキング「ふぅん…」
ニドクイン「毒族で出てみたらどうかしら?強く戦う姿を見てみんなを勇気づけられるかもしれないわ」
ニドキング「そうか、そうだな。じゃあ出てみるか!」
ラッキー「はいどーも、参加希望の方ですねー。お客様は毒・地面ですがどちらで参加なさいますか?」
ニドキング「毒で頼む」
ラッキー「はい、『毒』ですねー。では控え室の方にどうぞー。そちらの方も参加をご希望ですかー?」
ニドクイン「いえ…私は付き添いで」
ラッキー「では、お名前の方をどうぞー」
名簿に『ニドキング』と書き込むニドキング、それを見て係員のラッキーが困った顔をする
ラッキー「いえ、種族名ではなく個人名でお願いしますー。」
ニドキング「俺の個人名は『ニドキング』だ…」
ガチャッ
控え室のドアを開いて中に入る。二人は粗末な作りである事を心配したが
用意された毒族用控え室は綺麗な物だった
ニドキング「しかし…毒族の参加者は俺しかいないのか……」
ニドクイン「だからこそあなたが戦って、皆を勇気づけなくっちゃ」
ニドキング「ああ、そうだな」
最後まで毒族の参加希望者は現れず、ニドキングはそのまま決勝トーナメントに進出する事となった
バクオング「えー、皆さんお待たせしました!いよいよ種族代表トーナメント
決勝トーナメントの開催です!!解説はマイクいらずの私達です!」
一試合目が始まった
ニドキング「初戦からエスパーか…厄介だな…」
エンライ(チャーレム)「お手柔らかによろしく」
ゴォッ
ニドキングのメガトンキックが宙を薙ぐ!
エンライ「既に見切っている…。ハッその程度で勝負しようとは片腹痛い、ほほほほほ!」
ガッ!!
再びニドキングのメガトンキックがエンライを襲い、そのままエンライは沈んでしまった…
バクオング「いやー『見切り』で攻撃を避けながら『いばる』、いい連続技ですが。相手の攻撃力を上げてしまうのが欠点ですねー」
最終更新:2007年02月12日 00:54