ワーワー
ニドキング「(案外、受け入れられてるな…この分ならいけるか…?)」
ラッキー「ニドキングさん、次の試合です。
次の試合の相手はライチュウのバッツさんです」
ニドキング「サンドパンだと思ってたが…意外だな…」
第二試合
ガガッ!!
開始と同時に双方のメガトンキックが火花を散らした
競り勝ったのはパワーで勝るニドキング、ワッツは弾き飛ばされた
外したもののライチュウが物理技を使うと言う意外性に観客席は湧き立った。
メガトンキックを外したにも拘らず、ワッツは不敵な笑みを浮かべている
ニドキング「サンドパンに勝つだけあって、技が多彩だな…(ッ!?…体が…)」
ワッツ「(静電気…奴の動きは封じた)まぁね!もっと驚けよ!!」
ワッツは大きく後ろに飛びのくと波乗りを繰り出した!
ワッツ「そしてもう一回!」
水浸しになった会場の上で
さらに波乗りを繰り出すワッツ
膨大な水量が大きく揺れ動き、それはあたかも津波であった!!
だが、大きく波を揺らしたのはニドキングの地震…
それに気付いた時、既にワッツは負けていた
そして、会場を覆っていた水が退いていき
立っていたのはニドキングだった
次の試合の相手は竜族だった
ニドキング「竜族?こう言うのには参加しないと思ってたがな…?」
ラッキー「まぁ、こちらとしてもそう思ってましが。地面とエスパーの枠にも参加希望者がいますしー
興味無いってのは一族としての事で、個人の事じゃないって事ですかねー
?「層の薄い所を狙って参加したエンライさんはともかくとして。僕は真剣ですよ」
ラッキー「困りますよ、フライゴンさん。まだ試合前ですよ」
フライゴン「いいんです、知り合いですから。」
今一理由になっていないが、ラッキーは納得したようだ
ニドキング「フライゴンか…竜族の『フライゴン』で登録してるんだな…」
フライゴン「えぇ、竜族です。ここで名を売って、竜族に入り出世したいと思いまして」
ニドキング「そうか…頑張れよ…だが、俺は負ける気は無い事からな」
フライゴン「えぇ、一緒に精一杯頑張りましょう!」
ニドキング「準決勝か…」
17の種族から戦闘を好まない草族を引いた16人
その中で既にベスト4に入っているニドキング
ニドクイン「手を抜いてあげたら?もう十分じゃないかしら」
ニドキング「いや、優勝で無いといけない…毒族の勇気を奮い立たせるには勝つ!」
?「張り切るのもいいけどよ、周りの空気も読むべきだな。ケケッ」
そんな声が聞こえた気がした…
最終更新:2007年02月12日 00:55