ニドキング「やるなぁ…地面族の里で見た印象とは大違いだ…
        あれから随分特訓したんだな…立派なもんだ
        だが…だがよぉ…勝たせてもらうぜ!!」
フライゴン「僕だって!」

再びフライゴンが鋼の翼で襲い掛かり
ニドキングは拳に力を込め迎撃の態勢を取る!

両者がぶつかり合おうとするその時
ニドキングの体は技を繰り出す事が出来なくなってしまった!
?「ケケッ空気読めよ」

ガッ!!

鋼の翼の威力で吹き飛ばされ、気を失うニドキング

バクオング「なんと、なんと、なんとぉ!!!あれだけの技を誇る!
       あたかも技のデパートであるようかのような!ニドキング選手を!
       若手のフライゴン選手が倒してしまったぁ!!!
       竜族のポテンシャルとはここまで高いのかぁ!!!!!!!!」

ワァァァァァァァ!!!

大歓声に包まれる場内、薄れ行く意識の中でニドキングは気付いてしまった
観客は毒族が勝利する事は望んでいない事を…
?「言ったろ、空気読めってケケケッ。まぁここで負けるのがお友達を引き立てれていいけどな、ケケッ」
ニドキング「あぁそうかもな…」

そして、トーナメントの優勝者は水族のカメックスに決まり
最大派閥の水族の優勝、トーナメントは何の意外性も無く幕を閉じた


ニドラン物語 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11(完)

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最終更新:2007年02月12日 00:56