ドクロッグ「ククク…冥土の土産を一つ増やしてやろう…湿原で無敗を誇る我が奥義をな…
       はぁ~…我が姿を次に見た時、貴様は死ぬ!!」
そう言いながら湿原の中に身を消すドクロッグ
ニドクイン「何をやるかと思えば、チンケな事…。(どこに隠れても私の間合いに入らなければ私は倒せない)」
呟きながら周囲を冷凍ビームで凍らせ、技マシンを使う

ピシ!
ニドクイン「そこね!雷!!」
自らの足の下にあいた割れ目へ雷を叩き込む
ドォン!!
ドクロッグ「うぎゃぁ!!き…貴様…自分ごと雷で焼くとは正気か…!?」
ニドクイン「お生憎さま、私に電気技は通じないのよ」

ドクロッグ「…こしゃくな真似を…ならば我が拳で葬るまでよ…」
かわらわりを繰り出すドクロッグ、それに対し下からかわらわりをニドクインは繰り出した
ニドクイン「その隙だらけの拳こそがあなたの弱点…」
バキィ!!
ニドクイン「素早い体に攻撃が当たらないなら、私を狙う手だけを破壊する」
ドクロッグ「ぐあぁ!!手が…手がぁ……」


バクフーン「おいおい…なんだありゃ…相性差し引いても圧倒的じゃねぇか…」
ケーシィ「あのドクロッグの事は知らんが、ニドクインは産まれてからずっと戦いの中にいたんじゃ…
      レベルが…戦いの年季が違いすぎるんじゃよ…」
周囲のグレッグル達は既に一掃されていた


ニドクインは苦しむドクロッグに止めを刺さず、後ろを向いた
ドクロッグ「なっ…」
ニドクイン「毒族を殺す気はしない…見逃すからマリル軍から抜けなさい…」
そう言ってその場を立ち去ろうとするニドクインだったが、ドクロッグはその言葉に従わなかった
ドスッ
ニドクインの首筋に手刀が叩き込まれた
ドクロッグ「毒手拳『脳髄支配』貴様は我が支配かっ!?」
ドッボォォォォ!!
ニドクインの馬鹿力でドクロッグは湿原の大地に圧し込められた

ニドクイン「悪いわね…私の体を好きにしていいのはあの人だけなの…」


ラルトス「勝利の喜びより…悲しみ…」
ケーシィ「そんな彼女だから仲間にしたんじゃよ。
      さっ、シェイミ。ワシらはどこを目指そうかの」
シェイミ「うん、そうだね。まずは西南の港町、ダークライの所だね」


一行は南西の港町ミオに進路をとった



ドクロッグ「ぐぅぅ…この恨み…忘れはせんぞ…忘れは…せん!!」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年02月13日 18:49