ホエルオーに戻った政府軍はミオシティについて話し合っていた

ゴウカザル「ダークライと戦うなんて無茶です!奴はシンオウの伝説のポケモン、その力は計り知れません」
レジスチル「なぁに、こちとらホウエンの伝説のポケモンよ」
レジアイス「そうだ、ダークライおそるるに足らず」

そんな話をしていると闇夜から声が聞こえてきた

???「政府軍の皆さんこんばんわ」
ゴウカザル「何者っ…お…お…おおお前は!?」

その姿を見たゴウカザルの蒼い顔が益々蒼くなった

オニゴーリ「何だてめぇは、見かけない顔だなシンオウのポケモンか」
???「フフフ、そうですよオニゴーリさん」
ゴウカザル「お、オニゴーリさん離れてください!奴はビークイン…マリル軍です!」
オニゴーリ「何っ!」

オニゴーリはマリル軍と聞いた瞬間、ビークインに冷凍ビームを放った

オニゴーリ「フフフ、この距離では避けられないだろう」

オニゴーリだけでなくその場にいたもの全員がそう思っていた、ゴウカザル以外は
ビークイン「やれやれ、政府軍はやけに乱暴ですね」
しかし、ビークインは無傷だった

オニゴーリ「何だと!?」
よく見るとビークインの周りには何万もの小さな虫が飛んでいた
その虫を使って防御したようだ

ゴウカザル「や、奴はマリル軍の幹部…『クイーン』と呼ばれています」
レジスチル・レジアイス「「何っ、『クイーン』だと!?」」

2人が驚くのも無理が無かった
マリル軍の幹部にチェスのコマの名を当てているのは知れ渡っていたからだ

レジスチル「キングがマリルだとすればクイーンのこいつはマリル帝国№Ⅱって事か!」
フローゼル「ビ、ビークインと言えば東部を制圧に掛かった際、僅か12000の軍勢で10万のドダイトス軍を倒した指揮官…」
ゴウカザル「そ、その通りです…マリル軍が北部を制圧している間に私が万全に準備したマリル迎撃軍も奴の指示の下完全に潰されました…
        ありとあらゆる策略を駆使して兵力差を覆す…正に戦の天才としか言い様がありません…」
政府軍に走った動揺は大変大きかった
しかし、レジアイスは冷静にビークインに話し掛けた
レジアイス「で、そのクイーンさんが単身で我々に何の様で?」
ビークイン「単身?…フフフ、私はあなた方をスカウトに来ました」
レジスチル「何だと!?」
ビークイン「レジスチルさん、レジアイスさん、どうです?その体我々マリル軍に預けてくれませんか?」

ビークインの突然の申し出に唖然とする政府軍
レジアイス「ふざけるな!」
レジスチル「寝言は寝てから言えっ!」
二人の返事と共に政府軍全員は攻撃態勢に入る

ビークイン「やれやれ、事を荒立てたくは無かったのですが…そっちがその気なら仕方ありませんね」
レジスチル「№2の首を取りマリル軍に突きつけてやるぜ!」
レジアイス「ビークイン覚悟!」
レジスチルとレジアイスはラスターカノンと冷凍ビームを浴びせた
ゴウカザル「…確かにビークインは伝説のポケモンじゃない、こっちには伝説のポケモンが2人もいる…
       それに政府軍の皆さんだっている…幸い奴は一人…勝てるかもしれない!」
希望を取り戻したゴウカザルは炎の渦をビークインの浴びせた、そのゴウカザルの攻撃を皮切りに政府軍は次々と攻撃を浴びせた
鋼族・氷族両陣営から冷凍ビーム、吹雪、ラスターカノン、ジャイロボールなど次々と攻撃が飛ぶ

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最終更新:2007年02月15日 21:35