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・さいたま車両センター(旧:浦和電車区)
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209系0番台の置き換え用とする京浜東北線・根岸線向けの車両で、番台区分は1000番台、浦和電車区に配置。2007年度(2007年9月)から2009年度(2010年1月)にかけて870億円を投入し、10両編成83本(830両)が製造。MT比6M4Tの10両固定編成のみが製造され、2007年(平成19年)12月22日から営業運転開始。本番台区分の投入により、車齢が若いものの機器の故障が多かった京浜東北線の209系は0番台の半数程度が廃車、それ以外の0番台と500番台は他路線へ転用。
0番台の機能に加え、新製時より209系と同様の超音波ホーム検知装置を先頭車前端両側に装備し、保安装置をD-ATCに変更したほか、6号車のサハE233形1000番台の床下には非常用のハシゴを新設するなど、安全性の向上が図られている。ドアエンジンは0番台と同じスクリュー軸駆動式であるが、京浜東北線と根岸線ではドアの半自動扱いを行っていないことから、ドアスイッチを含めた半自動機能は非搭載。ただし、「3/4閉機能」スイッチが搭載されており、輸送障害などで長時間の停車となる際に使用。
外観では、前面帯が前面窓下に配され、列車番号表示器が前面窓の右下隅(向かって左)に設置されている点が0番台とは異なる。本番台区分においては、空気圧縮機はモハE232形各車に搭載され、静止形インバータ(SIV)はモハE232形1000番台と1400番台に搭載されるほか、モハE233形1000番台には予備のパンタグラフを搭載。
客室内では、各ドアの上部に設置されている液晶ディスプレイが、0番台やE231系500番台などの縦横比率4:3の15インチから、16:9の17インチワイド画面へ変更。座席モケットは路線カラーである青色をベースとした明るい色調とし、背もたれの柄はバーコード風の長短の線を組み合わせることで「スピード感」と「モダンな都会」のイメージを表現した。座面も0番台に比べて改良。また、編成両端先頭車は、すべての荷棚とつり革の高さを優先席と同じタイプの50mm低くした仕様。
209系0番台では6号車に連結されていた6扉車は当初連結する予定だったが、京浜東北線のピーク時の混雑率が年々緩和されていること(東北縦貫線開業後はさらに混雑率低下が見込まれる)、拡幅車体による定員増加、常時着席のニーズなどの面から本系列では連結しないこととなった。
側面・前面の種別・行先表示器では209系500番台と同様に路線名と行先を交互に表示するが、路線名は「京浜東北・根岸線」と表示(南行は横浜駅入線時より表示。蒲田行・鶴見行など根岸線に入らない列車や横浜以北では「京浜東北線」のみの表示)。種別の背景色は各駅停車がスカイブルー、快速はピンク。また、0番台では西行の中野以西(土休日は吉祥寺以西)で快速の種別の表示を行わないが、当番台では北行の田端以北、南行の浜松町以南でも各駅停車の表示を行う。
2015年3月のダイヤ改正にて、所属区が位置同じにして「浦和電車区」から「さいたま車両センター」へ改称、表記も「宮ウラ」から「宮サイ」へ変更。また下十条や蒲田などの運輸・運転区も別名に改称。快速停車駅も上野東京ラインの影響で全日神田停車・土休のみ御徒町停車、本数削減など当形式に変動が目に見える形となる。
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2014年 2月23日、川崎駅付近にてウラ177編成が夜間定期回送中に工事作業車と衝突し前方2両が転覆脱線する事故が発生。その後、2014年2月28日夜から3月1日未明にかけて、京浜東北線川崎駅で脱線し大破した2両の撤去作業が行われた。車両の吊り上げは日付が変わった3月1日1時半から始まり、2両はトレーラーに積み込まれ陸送。2016年12月4日付で、川崎事故当該車両の元サイ177編成2両(クハE233-1077、サハE233-1277)が廃車となっていたことが 2月15日に判明。事故当時のウラ177編成で、E233系では初めての廃車。解体された事故車2両は解体されたと思われたが、福島県白河市に有る、「事故の歴史展示館」に何と、事故教訓車両として社員内で公開された。一方で事故を免れた残りの 8両も直後に東京総合車両センターへ回送。長らくその場で留置されていたが、2018年 4月にその 8両全て、解体された。
本来であれば登場当時の83本で完全コンプリートしたいところであったが、集中的にコンプリートする時期の前にこの系式にてまさかの不慮の事故に遭い、復活を望んでいたが願い叶わず解体され、今も代替編成の登場はない。誠に悔しく残念ではあるが、現時点の82本で完全コンプリートとさせていただきます。(管理人談)
(「Wikipedia」より一部改)
〔2007年 9月 1日 東急車輛製〕
〔2007年 9月20日 東急車輛製〕
〔2007年10月 9日 東急車輛製〕
〔2007年11月 5日 東急車輛製〕
〔2007年12月26日 東急車輛製〕
〔2008年 1月28日 川崎重工製〕
〔2008年 1月10日 東急車輛製〕
〔2008年 2月13日 川崎重工製〕
〔2008年 2月25日 東急車輛製〕
〔2008年 2月28日 川崎重工製〕
〔2008年 3月13日 東急車輛製〕
〔2008年 3月18日 新津車両製作所製〕
〔2008年 4月 1日 新津車両製作所製〕
〔2008年 4月14日 新津車両製作所製〕
〔2008年 4月28日 新津車両製作所製〕
〔2008年 5月14日 新津車両製作所製〕
〔2008年 5月28日 新津車両製作所製〕
〔2008年 6月10日 新津車両製作所製〕
〔2008年 6月24日 新津車両製作所製〕
〔2008年 7月 7日 新津車両製作所製〕
〔2008年 7月22日 新津車両製作所製〕
〔2008年 8月 5日 新津車両製作所製〕
〔2008年 8月21日 新津車両製作所製〕
〔2008年 9月 4日 新津車両製作所製〕
〔2008年 9月19日 新津車両製作所製〕
〔2008年10月 6日 新津車両製作所製〕
〔2008年10月21日 新津車両製作所製〕
〔2008年 8月25日 東急車輛製〕
〔2008年 9月 3日 東急車輛製〕
〔2008年11月 5日 新津車両製作所製〕
〔2008年11月18日 新津車両製作所製〕
〔2008年 9月11日 東急車輛製〕
〔2008年10月 1日 東急車輛製〕
〔2008年12月 3日 新津車両製作所製〕
〔2008年12月16日 新津車両製作所製〕
〔2008年11月 4日 東急車輛製〕
〔2008年11月13日 東急車輛製〕
〔2009年 1月14日 新津車両製作所製〕
〔2009年 1月27日 新津車両製作所製〕
〔2008年12月 1日 東急車輛製〕
〔2008年12月 8日 東急車輛製〕
〔2009年 2月10日 新津車両製作所製〕
〔2009年 2月14日 新津車両製作所製〕
〔2008年12月25日 東急車輛製〕
〔2009年 1月13日 東急車輛製〕
〔2009年 3月 9日 新津車両製作所製〕
〔2009年 4月 1日 新津車両製作所製〕
〔2009年 3月19日 東急車輛製〕
〔2009年 3月30日 東急車輛製〕
〔2009年 4月14日 新津車両製作所製〕
〔2009年 4月28日 新津車両製作所製〕
〔2009年 5月15日 新津車両製作所製〕
〔2009年 4月14日 川崎重工製〕
〔2009年 4月28日 川崎重工製〕
〔2009年 5月29日 新津車両製作所製〕
〔2009年 6月11日 新津車両製作所製〕
〔2009年 5月20日 川崎重工製〕
〔2009年 6月11日 川崎重工製〕
〔2009年 6月25日 新津車両製作所製〕
〔2009年 7月 9日 新津車両製作所製〕
〔2009年 6月29日 川崎重工製〕
〔2009年 7月 8日 川崎重工製〕
〔2009年 7月24日 新津車両製作所製〕
〔2009年 8月 6日 新津車両製作所製〕
〔2009年 7月22日 川崎重工製〕
〔2009年 6月18日 東急車輛製〕
〔2009年 8月25日 新津車両製作所製〕
〔2009年 9月 8日 新津車両製作所製〕
〔2009年 8月18日 川崎重工製〕
〔2009年 9月18日 新津車両製作所製〕
〔2009年10月 6日 新津車両製作所製〕
〔2009年 9月 1日 川崎重工製〕
〔2009年 9月14日 川崎重工製〕
〔2009年10月21日 新津車両製作所製〕
〔2009年11月 5日 新津車両製作所製〕
〔2009年10月 2日 川崎重工製〕
〔2009年11月18日 新津車両製作所製〕
〔2009年12月 3日 新津車両製作所製〕
〔2009年 7月27日 東急車輛製〕
〔2009年12月21日 新津車両製作所製〕
〔2010年 1月22日 新津車両製作所製〕
〔2010年 1月25日 新津車両製作所製〕