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・三鷹車両センター
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中央・総武緩行線から帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄(東京メトロ))東西線への直通運転用の103系1000・1200番台および301系を置き換えるために2003年(平成15年)1月から落成が始まり、同年5月1日に営業運転を開始した。
車体の帯の色は水色(青24号)、青色 同様の色を採用している東京メトロの05系と07系には青と水色の間に白いラインが入っているが、本系列では青色と水色の間にラインはない。
在籍車両数は三鷹車両センター10両編成7本(70両) 当初は80両が置き換えの対象だったが、JR車の地下鉄乗り入れ運用が削減され、10両が代わりに前述の中央・総武緩行線用の0番台(ミツ57編成)として新製された。全車両が東急車輛・川崎重工のメーカー製となっている。特に川崎重工製の通勤タイプは本番台のみである。なお、東西線と相互直通運転を行っている東葉高速鉄道東葉高速線への乗り入れは行っていない。
東西線との直通仕様となっているため、車体幅は本系列では唯一の2,800mmであり、車体デザインは千代田線直通用の209系1000番台のものを基本としている。先頭車の前面には地下鉄線内用の非常扉を装備し、非常時にはハシゴ付き補助腰掛を使用して車外に脱出できるものとしている。
運転台は従来の通勤形を基本としているが、マスコンハンドルにはデッドマン装置を搭載する。ただし、この装置は東西線内でのみ使用される。さらに運転台左下にJR~東京地下鉄切り換えスイッチの設置、右下に東京地下鉄用誘導無線送受話器の設置が行われている。
客室内構成は0番台に準拠したもので、内板は白色系、座席表地は青色。ただし、車椅子スペースは他番台とは異なり、東京メトロ車に合わせた2・9号車の設置としている。このほか、800番台ではJR東日本の電車として初めて車両間の貫通扉が傾斜式に変更され、2003年以降に製造される他番台へ採用が進められた。さらに車外スピーカーや乗降促進ブザーも製造当初から設置。
冷房装置は山手線500番台(トウ504編成以降)同様に能力向上形のAU726形を採用しており、電源容量の関係からモハE230形800番台車には全車SIV装置(SC62A形)を搭載している(編成で3台)。列車無線装置はJR線用のデジタル無線のほか、東京地下鉄用の誘導無線装置を搭載しており、このため4号車の床下には誘導無線送受信機の設置、妻面および床下に誘導無線アンテナを設置。
走行距離調整のため、東西線内のみの運用にも使用される。
(「Wikipedia」より一部改)
〔2003年 1月31日 東急車輛製〕
〔2003年 2月19日 東急車輛製〕
〔2003年 3月 5日 東急車輛製〕
〔2003年 3月19日 川崎重工製〕
〔2003年 5月 9日 東急車輛製〕
〔2003年 5月24日 川崎重工製〕
〔2003年 5月15日 川崎重工製〕