機動戦士ガンダムSEED C.E81ザフトスピリッツ

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機動戦士ガンダムSEED C.E81ザフトスピリッツ - (2010/08/25 (水) 17:38:56) の編集履歴(バックアップ)


キャラクター紹介

ミノカ・ラ・トゥール 少尉 22歳 乗機:ゲイツ改
バートレット隊隊員
技量と状況判断が卓越している。

ナツキ・バートレット 大尉 27歳 乗機:ザクファントム
バートレット隊の隊長。射撃の腕が自慢で、主にガナー形態で出撃する。
ミノカの腕は認めているものの、どこかそっけない態度を取ることが間々ある

リエット・メルクール 中尉 24歳 乗機:グフイグナイテッド

見た目はごく普通の少女だが、研究機関出身の改造コーディネイター。
無口で人見知りで若干無愛想
過去のある出来事がきっかけで極度の対人恐怖症を抱えている。
主にグフイグナイテッドで出撃する。

ケイノスケ・イトウ 技術中尉 27歳
かなりの機械好きな青年。ナチュラル。
ニューヘリオポリスで小さなジャンク屋を営んでいたが、終戦後ザフトにスカウトされ、バートレット隊の整備主任となる


エイブラハム・マッキンリー 大佐 53歳 キハイゼルⅡ艦長

ミネルバ改級『キハイゼルⅡ』の艦長。
いつも笑顔を絶やさず能天気ともいえるほどの楽天家。
しかし部下からの信頼は厚い。


7年前の12月
ザフトは戦いに敗れた。
最高評議会議長ギルバート・デュランダルは宇宙要塞メサイアと運命を共にし、ラクス・クライン率いる『歌姫の同盟』が実権を握った。
最高評議会議長に就任したラクス・クラインがまず行った事はプラントの軍事・政治を司る『自由条約黄道同盟(Z.A.F.T)』の解体と再編であった。
旧ザラ派、デュランダル派やラクスに従わなかった議員は評議会から追放され、『歌姫の同盟』構成員が空席を埋める事となった。
ザフト軍の名称は残されたものの、新たに階級が設けられた事、
『歌姫の同盟』に属する者が将官となり要職を独占した事は多くの兵士が不満を募らせる事となった。
C.E75年、ラクス・クラインは圧倒的な武力を背景に地球連合に無言の圧力をかけ地球連合理事会に自分の席を持つようになる。
同時期に中立国オーブを併合し地球におけるプラントの拠点としたことで、ラクス・クラインは地球圏を手中に収めようとしていることが多くの人々の認識する事となり、ナチュラル・コーディネイターを問わず彼女のやり方に疑問を持つ人々は増えていく。
C.E77年頃から反ラクス・反歌姫の同盟の動きが盛んになり、テロが起きるようになった。これに対してラクスが取った行動は情け容赦のない弾圧と報復であり、人々の不満と怒りは解消される事無く高まる一方だった。
人々の怒り、悲しみ、喜び、野望、それらが渦巻きながら一つの流れが生まれようとしていた…
そして、C.E81年が始まる。

C.E81年1月10日、『新ユニウスセブン』建設現場。
宇宙港には数多くの貨物船、輸送シャトル、そして警備艇や戦艦が停泊しており、『キハイゼルⅡ』も周りを戦艦とせわしく動き回る建設MSと軍用MSに囲まれていた。
「しかし、なんというか物々しいな、たかが農業コロニーの警備にこれだけ軍を動員するとは。」
『キハイゼルⅡ』を母艦とするバートレット隊隊員のミノカは,乗機の隣にいる機体に話しかける。
「しょうがないですよ、テロの予告やら情報やらがたくさん来てるらしいですから。これでテロが起きたらラクス政権の面目が丸つぶれですからね。」
隣の機体のパイロット、オーヴェル・フラックス少尉が間延びした声で答えた。
11年前に破壊されたコロニーと同じ名前を持つこのコロニーの建設は、ラクス・クライン率いる現評議会における当面の優先政策であり、コロニーの完成によってプラントは忌まわしき『血のバレンタイン』から解放されると評議会は意気込んでいた。
だが、一方では不安定な経済や、婚姻統制の崩壊、軍事偏重の政治、中でもレクイエムによって破壊されたコロニー跡が軍事施設に転用された事は多くの市民の反発を招き、反ラクスの運動やテロは激化していた。
この『新ユニウスセブン』もテロや襲撃の予告や密告が相次ぎ
評議会はコロニー警備のためのザフト軍出動を決定。『キハイゼルⅡ』も派遣された艦艇の一つだった。
「ところで交代時間はいつだっけ?」
「後2時間ぐらいですね。早くメルクールさん達来ないですかねぇ。」
フラックスがぼやいたとき、通信回線に女性の声が割り込んできた。
「ラ・トゥール少尉、フラックス少尉、私語は慎め。任務中だぞ。」
「あ、隊長。」
ミノカが隊長と呼んだその女性、ナツキ・バートレット大尉はミノカとフラックスが属するバートレット隊の隊長である。7年前のユニウス戦役には9機のダガーを撃墜した記録を持ち、現在でもエースパイロットとして多くの兵士から尊敬を集めている。もっともミノカやフラックスらは『うるさいオバサン』『鬼隊長』と影で呼んでいるのだが。
「…で、何かあったんですか隊長?それとも代わってくださるとか?」
「冗談もほどほどにしろ、つい先程、Eブロックに所属不明の機体が侵入したとのことだ。我々が先行してEブロックに向かう」
「たった3機ですか?」
「他の隊員も後から来る。行くぞ。」
ナツキのガナーザクファントムはEブロックへ向かう通路に向けて飛び立ち、ミノカのゲイツ改とフラックスのシグーⅡがその後を追う

彼らはまだ知らない。これから起こる出来事を。






すいません、まだ書きかけです
突っ込み、改善案などありましたら、コメントお願いします。

  • リエットの乗機がウォーリアと書いてあるのに解説にはファントムとあります ナツキの乗機もグフなのにガナー装備〜となってます(確かウィザード対応はザク・ドムのみ) ナツキの階級が低い(他が高い)のでそこを変えるか原作通り隊長(艦隊司令or艦長)を白服・副官(艦長or副長)を黒服・アカデミー成績優秀者を赤服・その他を緑とするのはどうでしょう? あと81なのに機体がザクが現役のはさすがにアレですのでガルバルディとかマラサイ+TMRの曲のタイトル…もしくは旧式扱いでゲルググ・ギャン+TMの曲とかにしてみてはどうでしょう ローラシアが現役なのも変なので改ローラシア級とか改ミネルバ級にしてみては? ケイノスケがナチュラルなのもちょっと不自然に思います …言いたい放題言ってすいません -- 名無しさん (2010-08-23 22:30:17)
  • すいません、ナツキの階級なおってますね ↑の階級云々は無視してください -- 名無しさん (2010-08-23 22:31:36)
  • ザフトには階級がないので色で分けないと -- 名無しさん (2010-08-23 23:22:03)
  • グフは近接格闘機なのでナツキは他の機体の方が良いかと あと個人的な要望なので無視していただいて構いませんが、公式で倉庫番になってしまったハイネ運命に話の中で少しくらい触れていただませんか? -- 名無しさん (2010-08-24 01:06:27)
  • 皆様コメントありがとうございます。ご意見はできるだけ作品に反映させていきます。
ザフトには階級がないので色で分けないと
ザフトに新しく階級制度が出来たという設定で書きました
白服が将官、黒服が佐官、赤服が小隊長クラスの尉官でそれ以外が緑服といった感じです。
ローラシアが現役なのも変なので改ローラシア級とか改ミネルバ級にしてみては?
ごもっともです。変更させていただきます。
  -- 名無しさん (2010-08-24 19:01:15)
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メサイア防衛戦時前線に投入された学徒兵の俺は形振り構わず戦い、
ザクⅠでジム2機を撃破という戦果を上げた。
だが、俺はその戦いで同期の仲間全員を失った。
その後無我夢中で仲間を仇wを打つために戦った。
敵を殺しても死んだ仲間は戻ってこない。
そんな事はわかってた、でも許せなかった。
階級が大尉になった頃、ようやく気づいた。
戦争は無意味だ、俺は戦争を終わらせるために戦うんだと
ー水天の涙ー
月のマスドライバーを使用し、連邦の軍事施設のみを破壊し、連邦を平和的交渉の席につかせる作戦。
その作戦に賛同する彼を見てデラーズ閣下がMSと戦艦を託した。
ラテールの神は戦争を終わらせるために戦う事となるのであった

その頃
俺達の部隊はザンジバル級戦艦に乗り込み茨の園を出て地球へと向かっていた。
艦に配備されてるMSはたったの三機。
ザクウォーリアが3機だ。
これはジオンが如何に切羽詰ってるかがわかる。
しかしザクウォーリアは装備の換装で砲撃、近接戦闘、光速戦闘と様々な運用ができる。
その上ジェネレーターの出力が格段に上がりビーム兵器も通常装備されており、性能も連邦のジムに引けを取らない。
此処が従来のザクとの違いか。
ちかじか新型のグフとドムがロールアウトされる言う噂も耳にしている。
「前方に敵艦、数3!」
『どうして気がつかなかった!」
「ミノフスキー粒子が濃く・・・」
「敵、撃ってきました」
『警告もなしにか・・・、回避しろ、MSは直ちに発信させろ』

「遅くなってすまない」
非常事態の発令を聞いたラテールの神がMSに乗り込む。
「ギャンブル2、ギャンブル3、いけるな?」
「ようし、ギャンブル小隊、出るぞ!」
ギャンブル隊各機が発進する。
「隊長、敵MS出てきました」
かのんからレーザー通信が入る。
数は・・・ジムが4、ジムコマンドが2
「戦闘になるなんて聞いてないぞ・・・」
「大丈夫、数ではこちらが勝ってる」
敵の声が聴こえる
「オープンチャンネル・・・」
敵の通信を聞いたリュミエールが唖然とする。
「しねぇスペースノイド!
隊長機さえやれば・・・」
1機のジムがビームサーベルを抜き、俺に向かって突出してくる。
やはり素人だ、連携など考えていない。
ジムの両腕をザクの両腕で抑える。
「くっ。。。このザク、なんてパワーだ・・・何?」
スラッシュザクファントムの肩についたビームガトリングの重厚が、取っ組み合いをしてるジムの方へ向く。
「やらせるかぁ!」
すかさず一機のジムがラテールの神の背後に回りこんで銃を構えるが・・・
「上か?!」
オルトロスによる上からの攻撃で腕ごと吹き飛ぶ
「かのん、助かった。」
「今回のは貸しにしとくからね」
そしてビームガトリングがジムの頭部を貫く。
リュミエールは既に2機のジムとジムコマンドを片付けていた。
MSを失った戦艦は戦域を後にしようとしていた。
「貴様ら・・・何故俺を殺さない?」
連邦の兵士から通信が入る。
「死にたければ勝手に死ね。俺は人を殺さない」
ラテールの神の言葉に連邦兵は泣き崩れる。
そのまま放置して帰還しようと思ったその時、連邦兵から通信が入る。
「スペースノイド、貴様の名前は?」
意外な質問にラテールの神は少し戸惑った
「ラテールの神だ」
「そうか、俺はつばさ、こっちがパルスィとユーキだ覚えていろ、次にあったときは貴様を必ず葬ってやる」
「楽しみにしてるよ」