108星以外

幻想水滸伝

バルバロッサ・ルーグナー
赤月帝国第17代皇帝。446年に先代皇帝が崩御した際に叔父ゲイル・ルーグナーによる帝位簒奪が発覚。
帝位継承を巡って内戦が勃発する。兵力で圧倒的多数を占めていたゲイル側に対して、バルバロッサは後に帝国六将軍と呼ばれる有能な指揮官及び軍師をそろえたため、その劣勢を退け帝位に就く。即位直後は善政を敷き、内戦で荒廃した国土を復興させる手腕も持ち合わせ、「黄金皇帝」と呼ばれるほどであった。しかし妻クラウディアを悲しむばかり、彼女の面影があるウィンディと出会って以降は政治を省みなくなり、帝国内部の腐敗を招く原因ともなる。しかし空中庭園に忍び込んだフッチをあえて見逃すなど本来は優しく思いやりがある人物である。
真の紋章の一つ「覇王の紋章」の化身である「竜王剣」を所持している。
暴君というよりとてもかわいそうな人(筆者談)。

ウィンディ
赤月帝国宮廷魔術師にしてバルバロッサの寵妃。亡き皇后クラウディアに似ていることからバルバロッサの寵愛を受け、「ブラックルーン」と呼ばれる紋章を使い皇帝や側近の将軍を操り、事実上帝国の権力を牛耳る存在となる。かつてハルモニアによって故郷の村を虐殺され、ヒクサクとハルモニアに対して復讐するために真の紋章の一つソウルイーターを執拗に追っている。自身も真の紋章である「門の紋章(表)」を宿しているため不老の身となっている。
3のルック同様にハルモニアの被害者。

テオ・マクドール
主人公の父で帝国六将軍(五将軍)の一人。通称は「百戦錬磨のテオ」。その名の通り帝国屈指の常勝将軍として知られる。
ストーリー序盤に出征し、中盤頃に解放軍と戦い、主人公との一騎討ちの末に戦死。死の間際に息子の成長を心から喜ぶなど父親としての寛大さを見せる。このシーンはすごく泣ける。

オデッサ・シルバーバーグ


幻想水滸伝2

ジョウイ・アトレイド(ジョウイ・ブライト)
ハイランドの地方貴族アトレイド家の息子。実際には母親の連れ子で父マルセルとは血のつながりが無い。
主人公の親友でゲンカクのもとで主人公とともに武術を習っていた。使用武器は彼も「坊ちゃん」だからなのか棍。
ルカの策略の一環でジルと結婚。ジルから皇王位を譲られ、最後のハイランド皇王に即位する。
ピリカのおつかいイベントではピリカから預かったお金が足りず、さらに主人公の所持金が500ポッチ以下だとジョウイが大切な指輪を売って肩代わりしてくれる。すごく・・・・優しいです・・・・。でも木彫りのお守りと指輪じゃお釣りきてもおかしくないか?
ED前に約束の地へ行くと「その強さがあればすべてを守れると思った」というゲームのキャッチフレーズをしゃべってくれます。

ピリカ
トトの村の女の子。父はマークス、母はジョアンナ。川に流されたジョウイを見つけ家に匿って以来「ジョウイお兄ちゃん」と呼んで懐いている。おつかいイベントでミューズ市から帰ってくるとトトの村がハイランド軍によって焼き討ちされている。目前で両親を殺され、さらに傭兵の砦襲撃の際にルカに殺されかけたことにより恐怖で声を失い、以後は台詞が無い。終盤でジョウイと再開した際に声を取り戻ししゃべれるようになる。顔グラが4種類(通常のピリカ・泣いているピリカ・声を失ったピリカ・高貴な服を着たピリカ)存在するなど表情豊か。戦後はジョウイの計らいでジルとともにハルモニアの辺境にある別荘で生活している。ジョウイと別れるシーンは泣ける。その際に彼と別れることを嫌がるが「別れをいやがるのではなく、共にすごせるときを大切にするんだ」という台詞になぜか納得してしまう。ここは「まだよくわからないけど、大きくなったらわかる」と解釈してよろしいでしょうかコナミさん。

ルカ・ブライト
ハイランド王国皇子。太陽暦460年に王国軍の指揮権を獲得し、自作自演の奇襲攻撃をでっちあげ休戦協定を一方的に破棄。都市同盟侵攻を開始し、「デュナン統一戦争」の戦端を開くこととなる。
そのあまりの強さと残虐さから「狂皇子」と呼ばれ、周辺国に名が知れ渡る武人。如何なる知略をも跳ね返す武勇を誇り、まさに鬼神以外の何者でもない。戦争で彼を倒すのはまず不可能である。ボス戦も18人メンバー(3パーティ)の3回の戦闘に加え、さらに一騎討ちが待っているなどシリーズ屈指の強敵である。これほどまでにプレイヤーを苦しめながら、その徹底した悪役ぶりと名台詞のおかげで根強い人気を誇る。ファンの間では「ルカ様」と敬意をこめて呼ばれる。命乞いをした女性に「ブタの真似をしてみろ」と言い、真似をして助けてくれるのかと思いきや「ブタは死ね!!!」と斬り捨てるシーンは現在も「彼を超える悪役がいない」ことを象徴している。これほどまでに残虐になった経緯は下記のジル・ブライトを参照。


アガレス・ブライト
ルカ・ブライトの実父にしてハイランド王国皇王。有能ではないが平和主義者。しかしその優柔不断が原因でルカの暴走を止められず苦しむ。デュナン統一戦争中にルカの陰謀によって暗殺される。

ジル・ブライト
ハイランド皇女でルカの異父妹。兄ルカの横暴を止めたいと思い、直に意見することもあるが、逆に自分の非力さを思い知らされる。
かつて友好のためにハイランド王族が都市同盟に訪れた際、暴漢に王族の乗った馬車が襲われ王妃サラ・ブライトが陵辱され、後に身ごもった娘である。よってアガレスは実の父ではない(作中のルカの台詞でも現れている)。ルカは母親が目の前で陵辱される様を見せ付けられ、その暴漢が後に当時の都市同盟盟主ダレルの回し者であること、父親であるアガレスは自分と母親を置いて逃げ出したことによって父と都市同盟を激しく憎むようになる。ジルの存在は彼の憎悪の象徴であるが、ルカをして「母に似ていなければすぐさま叩き斬っている」と言わしめるほど母親によく似ているらしい。ルカ死亡後ジョウイと結婚するが、ジョウイがアガレス暗殺に加担していたことを知っていながら彼に希望を寄せていたことを終盤に告白する。

アナベル
都市同盟の盟主ミューズ市長。実質都市同盟の元首的存在。性格は豪胆だが政治的能力に優れ、本来ならば都市同盟をまとめデュナン統一戦争を戦うはずであったが、序盤でジョウイに暗殺される。ビクトールの旧友でそのつても会ってビクトールを傭兵として雇い入れる。

ダレル
アナベルの父で元ミューズ市長。2の時代には既に故人となっている。市民からは名市長といわれているが、実際は野心が強く権謀術数を駆使する狡猾な政治家。かつて領土欲からハイランド王国との戦争を始めるが、自身の戦争指揮能力は皆無に等しく惨敗に終わろうとしていた。しかしゲンカクが登場して以降、彼の巧みな指揮能力によって劣勢を挽回し都市同盟は崩壊の危機を免れる。戦争終盤にキャロの領有権を巡って講和交渉が難航するが、ハイランドと都市同盟の代表の一騎討ちで決着をつけることが決定、その際にゲンカクの剣に毒を塗る。これは当時都市同盟の人望を集めつつあったゲンカクがやがて自分の地位を脅かす存在となることを危惧したダレルの陰謀であった。「ゲンカクが負ければ彼の人気も落ち、勝てば卑怯な手を使ったという名目で追放できる。」というもので、それを知ったゲンカクは剣を構えず戦わずして敗北する。ダレルの死後、その事実が公になるとゲンカクの名誉回復が行われ、娘のアナベルも父の卑劣な所業に心を痛めていた。

マカイ
トゥーリバー市三院会議全権大使(市長)。金髪のおっさん。顔グラがすごく頼りないのが印象的。

グスタフ・ペンドラゴン
ティント市長兼鉱山ギルド長。対ハイランド慎重派。というよりもハイランドが遠い存在のためほとんど他人事と考えている節がある。
その一方でグラスランドや旧赤月帝国領への侵攻は積極的に行っている。
デュナン統一戦争後はティント市長職を続けるが、後にティント共和国として独立して初代大統領となる。娘のリリィにはすごく甘い親バカ。

グランマイヤー
サウスウィンドゥ市長。都市同盟の穏健派。民のことを第一に考える内政型の政治家であるが、ティント市の赤月帝国侵攻作戦を共同して行ったこともある。しかしその際も曹操に軍を撤退させ被害を最小限に抑えるという欲で周りが見えなくなるということは無い。
最期はろソロン・ジーの軍勢に敗れ、処刑される。

ゴルドー
マチルダ騎士団団長兼白騎士団団長。騎士らしからぬ冷酷かつ非道な性格で、非常に傲慢かつ強欲。本来都市同盟全体の利益として創立された騎士団を自身の政治的駆け引きの道具にし、ルシアの父のカラヤ族長を謀殺したり、乗り込んできた主人公とジョウイを殺してデュナン地方の覇者となることを夢見たり非常に短絡的で軽率なため、頭はあまりよくない様子。最期はナナミを撃たれて激高した主人公とジョウイに敗れ死亡する。そもそも主人公とジョウイを殺しても、残った両軍に攻め込まれたら騎士団死ぬことくらい分からなかったんだろうか。


アレク・ワイズメル

ゲンカク
主人公とナナミの養父で、二人とジョウイに武術を教えた師匠。武術の腕もさることながら、都市同盟では英雄と称されその指揮能力から名将ぶりを発揮する。ダレルの陰謀によって一騎討ちで敗北して以降は都市同盟を追放されハイランド領となったキャロで隠遁生活を送る。ハイランド軍司令官ハーンとは親友で若い頃は同じ村で育ったらしい。当時「輝く盾の紋章」を宿していた。住む土地を失ったウィングホードの新たな居住地をあてがってやったり、人間以外の種族からも英雄として見られている(ちなみにこの時同盟軍の予算を流用したため、ダレルの不興を買う)。
キャロに移ってからはおそらくハイランド軍からのオファーがあったんだろうけどたぶん意地と心まで「裏切り者」にはなりたくなかったんだろう(筆者談)。

ハーン・カニンガム
ゲンカクの親友でハイランドの将軍。かつての「黒き刃の紋章」の所持者。ゲンカクの時代はハイランド軍総司令官の立場であったが、460年時にはルカ・ブライトに軍事指揮権が移ったため皇都守備軍の指揮官となっている。ラストダンジョンでは主人公の前に立ちふさがり一騎討ちになる。一騎討ちに勝利すると後世の人間である主人公たちに重い宿命を背負わせてしまったことに対して謝罪し息絶える。ゲンカクと同じ村出身ということから平民出身かと思われるが、家名を持つということからジョウイと同じく地方豪族出身ということもありうる。黒き刃の紋章を宿したジョウイに会った時どう思ったのか気になるところ。

シード

クルガン

ソロン・ジー

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最終更新:2009年10月13日 17:36
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