Re:タイプライターのキーボードの配列をバラバラにした目的は?

yasuoka (21275) 2009 年 09 月 16 日PM 11:51http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/488326
タイプライターのキーボードの配列をバラバラにした目的は?
女性ナレーター ちなみに、タイプライターのセールスマンが顧客の前で簡単に "TYPEWRITER" と打ち込めるように1行目のアルファベットを並べ替えると "TYPEWRITER" が打てるようになっているそうです。http://slashdot.jp/~SD/journal/488302 2009年09月16日PM 08:34
1882年8月(現在のQWERTY配列が登場した)当時のタイプライター
の商標は「Type-Writer」とハイフンが入るので、ハイフンが同じ行になければ話の辻褄が合わない。http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/488326 2009年09月16日PM 11:51

「ちなみに」以下の話は、貴分類では「TYPE WRITER」ネタhttp://b.hatena.ne.jp/raycy/20090917#bookmark-16087694
こちらでは、「セールスマンねた」としていたが、「TYPEWRITER上段ネタ」でもいいかな。

「TYPEWRITER上段ネタ」文字そろった時期は、早くて1873年6月遅くて翌春出荷前http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/406296。初期の製品ロゴは「TYPE WRITER」http://slashdot.jp/comments.pl?sid=368963&cid=1195446。QWERTY配列成立以前の問題。
ってことがいいたい。

ここでは真偽をmy論じたいのではない。貴スタンスと同じく言説の成立のつじつまの話です。
このネタの生まれる素地としては、
  • まず、英文字上段だけで「TYPEWRITER」と打てる機械が1874年には発売されたていたことがある。http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/191.html
    • さらにいえば、そのつい一年前の春、ショールズ、デンスモアら側とレミントンとの量産向け打ち合わせモデル・プロトコル機までは、「R」は下段にあった。
    • 量産直前時期に駆け込み的に、「R」は、上段に移された。
  • そして、当時の商品ロゴは「TYPE WRITER」。http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/190.html

そして、かんぐりやら推論が生まれて、ネタとなったのかもしれない。
一行目に「TYPEWRITER」をそろえた意図。
セールスマンが顧客の前で簡単に "TYPEWRITER" と打ち込めるように

1882年8月(現在のQWERTY配列が登場した)当時のタイプライターhttp://slashdot.jp/~yasuoka/journal/488326
の1882年がなんで引き合いに出されるのかが、よくわからない。http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/192.html
以上、感想でした。この1882年の事柄で、1873年の上段文字セット完成の意図を論ずる展開のつじつまの関係をTypeハイフンWriterネタとしてみた。

ところで、質問ですか、
1882年8月(現在のQWERTY配列が登場した)当時のタイプライターに「アーム」などという機構はない。http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/488326
ですが、1893年のDaugherty Visible発売以降http://slashdot.jp/search.pl?op=journals&uid=21275&q=Daughertyには存在するとされる
貴ご高見に感化されてか巷間、「アーム式タイプライター」http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/170.htmlとするものもあるようです。2004年の記事の例はちょっと違ってて、タイプ・ボールを(フロントストライク式の?)タイプアーム式とを対比する文脈でとりあげてあるようだが。
先述の、「アーム」という機構、「アーム」機構、英語ではなんと言うのでしょうか。あちら欧米の事情を検索したいですし、。


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最終更新:2009年09月19日 12:53
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