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郵送02 (2)「開幕のことばと参加機の傾向」


[94/4/8] ロボット集+α Vol.2  開幕のことばと参加機の傾向


 全国2000人(笑)のR.C.ファンの皆様、お久しぶりです。今回は
拡張マップによる戦いということで、マップに対応するのに苦しんだ
方も多かったようです。もともと、あのプログラムサイズは標準の3
つの地形を戦う前提で設計してありますから、苦しいのは確かです。
もっとも、みんな条件は同じですので、苦しいのもみんな同じ(笑)。
常にイコールコンディションの戦いです。

 今回集まったロボットは61体。電脳倶楽部の大会がちょうど半月
前に行われたのと、NIFTYで頻繁に大会があった(注1)ので、新し
いロボットが間に合わなかった方も多く、前回より数は少なくなりま
したが、それなりに集まりました。初参加の方も多いです。

 同じ名前のロボットが同じ大会に参加したことはかつてありません。
今回もいませんでした。R.C.にはその場合、強いほうがその名をな
のる、と言うルールがあるのですが、いまだかつて使われたことがあ
りません(笑)。名前と言えば、格好良い名前を付けようとする人、
変な名前をつける人(今回の僕のDOKKAN-Qもそうですが(笑))、ひ
たすら機能的なネーミングの人など色々ですが、中にはKACHIMASと言
うロボットもいました。しかも、対戦相手のヒストリーが残っている
ので見ると、「勝つかも」「勝つかな」「勝てそう」...(笑)。
なんかすごい執着心です(笑)。あと、.SAIKA-Eなんてのもあって、
「最下位」と読めますが、よく見ると前に「.」がついています。ド
キュメントはこれでもか!!!というくらい自信たっぷりだったの
で(僕にはそう思えました(笑))、「天才かい?」というナルシス
ティックな名前なのかもしれません(笑)。前回と同じ名前で再挑戦
の方もいます。

 ここで、今回集まったロボットの傾向を見てみましょう。

●足

 やはり、圧倒的に2足が多いです。ダッシュで一気に移動できるわ
りに燃費が良いからでしょう。Version1.1からは燃費が問題になりま
す。あと、注目は4輪です。10秒ルールにより、必ず移動すること
でエネルギーを消耗するので、燃費が抜群の4輪の人気が上がったの
でしょう。NIFTY大会では勝てない足と思われていた4輪が2足を押
さえてかなりのポジションにつけたこともあり、最近見直されていて、
ひそかなブームとなっています。


●武器


 今回の一番人気はスパーク。とにかく一度火が付けば、勝てる可能
性があるのが人気の秘密でしょうか。続いて、地雷です。マップが複
雑化したため、近距離兵器装備のロボットが多くなることを予想し、
それに対抗するためにスパークと組み合わせて使う人が多かったです。
あと、フレイムは相変わらず人気がありますが、炎はVersion1.1から
時間で消えるようになるので、その有利さは押さえられるでしょう。
別な戦術を要求されるようになります。パワーアーム、シールドは順
当なところ。アトミックもまずまずの人気。今回不人気なのがレー
ダー。マップが狭いところが多くて活路を見出せなかったのでしょう
か。注目武器はマシンガンです。前回唯一マシンガンを装備したマシ
ンが決勝進出を果たしたためでしょうか。R.C.の武器は、一見弱そ
うな武器もちゃんとメリットが作ってあるのですが、マシンガンの様
に使いこなしが難しい武器もあります。ナックルを選んでいるロボッ
トがいますが、実はナックルはパワーアームより優れているところが
いくつかあります。唯一使えないのがライフルです。これは捨てるの
が格好良いから作った武器だからです(笑)。ただ、Version1.1から
はこれも人並みの武器に昇格しました。


●組み合わせ比率

 一番多いのは、 上に書いたとおり、地雷を仕掛け、逃げるやつは
スパークで倒そうと言うロボットでしょうか。次に多いのがシールド
とフレイムの組み合わせ。R.C.最強のハードウエアとの声も高い組
み合わせですが、もちろんすべてのロボットを倒す、なんてのは存在
しません。「最強」なんて言うと誤解されそうですが、あくまで接戦
のうち有利じゃないか、と言うレベルの話です(強いものが作りやす
い、とは言えますが)。次がフレーム+アトミックの3体で、後は2
体か1体づつしかいません。
 以前、よりバランスを取ったバージョンを出すかもしれないと言っ
たら、最初から完璧なバランスのを出せ、なんて意見をもらいました
が、それは2重の勘違いです。第一に、R.C.のバランスはVersion1.0
でも市販ソフトの中では充分なレベルのはずです(あえて言わせても
らうなら、ここまでバランスがちゃんと取れているソフトはわずかし
かないと思っています)。第二は、ここでは言いません(笑)。ゲー
ムデザイン的な、とても深い問題です。これは、僕がゲームデザイン
についての本を出す時、書くつもりです。とは言っても、これは僕ら
の飯の種のため、いつ発表するかは定かではありません(笑)。
 エントリーした中には、拡張マップでは使える組み合わせが少なく、
創作範囲が狭いのでは、と言う意見もありましたが、この組み合わせ
の多彩さを見れば、そんなことはないと言えますね。ロボットの狙い
としては、最強と名高い2足+シールド+フレームを倒すのが目的と
いうのが何体かいました。

 試合は、約一ヶ月間にわたって行われました。

最終更新:2021年08月23日 13:43