[95/9/27] ロボット集+α Vol.6 決勝トーナメント
トーナメントの組み合わせは決勝進出の8体をリーグに残し、メニ
ューからオートトーナメントを選ぶ、という方法でおこないました。
なお、引き分けた場合は、最初の4試合の後、ランダムに選んだ他
のマップで再試合を行い、どちらかが勝つまで続けます。以降の試合
のマップは、すべてランダムに任せます。
場所はDESERTとなりました。
決勝戦開始は、8月18日、午後4時40分。場所は、ELECTRIC SHEEP
開発室のX68000 XVI(無改造)。
★ 29-HITS6(29型TV) vs PSYCHO-R(Ryo's Factory)
C SHL SPK 4 POW ATM
(出現位置の左右はこの表記と同じ)
左から29-HITS6が軽快に入場。砂漠のフットワークは軽い。PSYCHO-R
はゆっくりと入場。足の差が勝敗に結び付くか。表示されているデー
タは1対1、ドローなし。まったくの互角。
試合開始。PSYCHO-Rは1HEX後退。29-HITS6は初期制動でちょうど
PSYCHO-Rの移動先に向かってスパークを発射。スパークがPSYCHO-Rに
向かう。が、PSYCHO-Rはそれを感知したのか前進してこれをかわす。
29-HITS6は発射位置から前進。右前方にPSYCHO-Rを補足。スパーク発
射。再びスパークがPSYCHO-Rに向かう。PSYCHO-Rは既に前進を開始し
ている。しかし、そこから荒れ地になるためスピードダウン。1発が
命中する。発火はしなかった。
そこで左に旋回し、29-HITS6の方を向くPSYCHO-R。前進するが、足場
が悪い。その前に29-HITS6が飛び出してくる。29-HITS6はPSYCHO-Rの
方に1ステップ回転、スパーク発射。荒れ地での移動を終えたPSYCHO-R
も、ちょうど目の前にいる29-HITS6にアトミックを発射。スパークを
撃った硬直中にアトミックが命中!29-HITS6はボディが発火!
29-HITS6にとどめをさすべく追いかけるPSYCHO-R。29-HITS6の目の前
に飛び出す。スパークがPSYCHO-Rを襲う。そのまま前進してかわそう
とするが、食らってしまう。そこからさらに29-HITS6を追うPSYCHO-R。
あと一発、攻撃できれば。しかし、またしても29-HITS6の目の前。今
度はほぼ全弾命中。炎に包まれる。完全に29-HITS6の罠にはまってし
まう。それでも29-HITS6に向かって砂漠を走る4輪のPSYCHO-R。
2'30" BREAK DOWN。29-HITS62回戦に進む。PSYCHO-Rのアトミックの
残り火が、29-HITS6のボディをまだ焦がしつづけている。
★ SELENE-4(頼田 俊哲) vs STALKER(かっきー)
C RAD SPK H CAN SOL
まずはお互いに後退。そのあとSELENE-4は左に向かい、転回して
STALKERを狙う。1HEX軸をずらしてスパーク発射。距離が近かった
ため、STALKERには当たらない。
STALKERは前進して差を詰め、間合いを自分の索敵可能な範囲まで縮め
る。目の前をバックで逃げるSELENE-4にキャノンを発射するSTALKER。
SELENE-4は前進してこれをかわす。その直後、SELENE-4はスパークを
発射するが、STALKERは全然違う位置にいる。
STALKERはSELENE-4の射軸に出るが、SELENE-4は近距離のためか逃げる。
STALKERはターンして関係を正面向きに保つ。キャノンを撃って前進。
射軸を2度横切る。謎の動き。SELENE-4はスパークを発射。しかし、
またSTALKERは当たらないところにいる。
STALKERはキャノンを撃ちながら移動。ついにキャノンがSELENE-4のボ
ディを捉える!SELENE-4はスパークで応戦、紙一重でかわすSTALKER、
ノーダメージ。1HEX隣で同じことを繰り返す。スパークは、外れ
た!!!SELENE-4はすべてのスパークをかわされ、この瞬間負けが決
定した。2'07"。
このあと、STALKERはキャノンを撃ちつつ前進、SELENE-4をゆっくりと
追い回すが、1発も当たらない。キャノン一発の差で、STALKERは2回
戦の切符をつかむ。
★ OGOGO017(おごご) vs ROMIO8(ヨキタウ委員長)
H SOL SPK C MIN SPK
お互いに後退。ROMIO8は1HEX後退後、右を向く。そこでさらに右
にOGOGO017を捕捉、スパークを放つ。これは当たらない。
ROMIO8は地雷を撒き、前進。さらに地雷を撒き、前進し、OGOGO017の
飛び出しを待つ。ROMIO8は急速後退数HEX。OGOGO017は射軸上だが
6HEXあるため気付かない。そこに後退して撃ったROMIO8のスパー
クが3発命中。発火する。ROMIO8は4個縦に撒いた地雷のレール上で
待機。その前をOGOGO017が横切る。ROMIO8はスパーク。OGOGO017はか
わそうとするが、1発食らう。発火はしない。もう一度OGOGO017が横
切り、又もやスパーク命中。
ROMIO8はレールの上にさらに地雷を重ねながら前進。ある程度近付い
たところで数HEX後退、スパークを放つ。OGOGO017は射軸から離れ
ていたが、ROMIO8が離れていたため、安心したのか前進。それがたたっ
てまたしてもスパークを食らってしまう。ここでROMIO8はスパークを
使い切った。その後、ROMIO8はさっきの列の隣に移動、そこでも地雷
を並べている。OGOGO017はまだ一度も攻撃していない。もう、かなり
炎が回ってダメージは80%を超えている。
OGOGO017がだんだんROMIO8に近付きはじめた。が、また離れてしまう。
ラスト10秒ふたたび接近するが、接触はなかった。時間が切れた。
OGOGO017は回転しながらスパークをばらまいているが、当たらない。
ROMIO8 WONの文字。0'00" ROMIO8圧勝でOGOGO017を下す。
★ C1SHCA01(佐藤 清之) vs GIRIGIRI(なしのつぶて)
C SHL CAN 2 CAN MIN
前回第5回大会で1回戦を勝ち抜いたコンストラクター同士の一戦。
進めるのは1体のみ。今までの対戦はすべてドロー。
C1SHCA01は大きく転回し、GIRIGIRIのバックを狙う。一方GIRIGIRIは
振り返ってダッシュで地雷のレールを轢く。そこをC1SHCA01は狙うが、
キャノンのスピードでは当たらない。GIRIGIRIはそのまま外週に向か
い、入り口にいくつか地雷を撒き、その上のHEXに1つ撒き、陣を
完成させる。その後、ダッシュで角に向かい、そこでキャノンのめく
ら撃ちを始める。キャノンはC1SHCA01の横を通り抜ける。GIRIGIRIは
10秒に一度歩いてから、もとに戻る。もちろんバックすればインチ
キ出来るのだが、コンストラクターのプライドがそれを許さないのだ
ろう。C1SHCA01は地雷に阻まれて近付く事が出来ない。敵のいない砂
漠をさまようC1SHCA01。そこに、非情にGIRIGIRIのキャノンが命中す
る。残り時間はあと1分少々。GIRIGIRIの燃料はもう残り少ない。
ちょうどGIRIGIRIの射軸上に停止しているC1SHCA01に何発かキャノン
がヒットする。移動して向きを変えて戻ってきたC1SHCA01にまたして
も命中。GIRIGIRIの燃料が切れる。しかし、時間も切れた。
0'00" GIRIGIRIの判定勝ち。C1SHCA01は一度もGIRIGIRIの顔を見る事
がなかった。GIRIGIRIの与えたダメージは1/3強。
★★ 29-HITS6(29型TV) vs STALKER(かっきー)
C SHL SPK H CAN SOL
全試合も好カードだったが、この試合はさらに凄い。乱数の神は人を
楽しませることを知っている。Nifty最強のコンストラクター
29型TVと、郵送最強5回連続ベスト8のかっきー。かっきーは前
回の優勝者である。しかし、29型TVもまた前々回の優勝者である。
しかも、その時決勝でかっきーを下している。宿命の対決は、いつも
運命に吸い込まれて起きるに違いない。
29-HITS6は右前方(画面左下)に進んで振り返り、スパークをめくら
撃ち。ぐんぐん後退するSTALKERに...、命中する。発火はしない。
キャノン一発分だ。お互い前進し、2軸ずれた距離4HEX正面向き
で間合いを見つめる。29-HITS6一歩前進。STALKERはキャノンを1発
撃って後退。また1発撃って後退。29-HITS6はSTALKERをこのまま壁際
に追い詰めるのか。が、29-HITS6は後退しはじめる。STALKERは間をつ
める。29-HITS6は更に後退。STALKERも間をつめる。その後、29-HITS6
は一気に後退、目星を付けたらしくスパークを放つ。しかし、その間
にSTALKERは間合いをつめていて、2軸ずれているため全く当たらない。
今度は29-HITS6が前進、STALKERが後退。微妙にバランスが崩れてお互
いに間合いを牽制しあう。時間は残すところ後1分。このまま試合は
終わるのか。
突然!!!かっきーのSTALKERはこのままでは負けるのを悟ったのかの
ように勝負に出る。いままでとはうって変わって一気に前進、
29-HITS6を捉えてキャノンの連射!速い!29-HITS6はスパークで応戦、
それをSTALKERは全弾食らってしまう。一方29-HITS6はシールドで防ぎ、
セオリー通りに左後に後退。ノーダメージ。STALKERは炎に包まれてい
る。前進を続け、29-HITS6を追いまくるSTALKER。しかし、追えば追う
ほどPSYCHO-Rのように29-HITS6の術にはまる。STALKERのキャノンは
29-HITS6のシールドをついに破る。しかし、炎は既に全身に回ってい
た。クロームオレンジのSTALKERは、赤い爆発に包まれながら砂漠に墜
落する。
0'07" 29-HITS6はSTALKERを下し、2度目の優勝に向けての決勝進出を
決める。STALKERは、いいロボットである。が、勝負は何時も非情だ。
勝負とはそういうものだ。
★★ ROMIO8(ヨキタウ委員長) vs GIRIGIRI(なしのつぶて)
C MIN SPK 2 CAN MIN
共に地雷を装備した、曲者同士の対決。この勝負の勝者を29-HITS6が
待っている。ROMIO8は素早くスタート位置につき、遅れてGIRIGIRIが
付く。
試合開始。GIRIGIRIは先程と同じように地雷の陣を張る。ROMIO8もそ
れと平行に地雷を撒いている。上の端まで地雷を撒いたROMIO8は、下
に向かう。そこにGIRIGIRIのキャノンがヒットした。
ROMIO8はGIRIGIRIを探しているが、見つからない。ROMIO8燃料が少な
くなったのか、ペースが遅くなる。すると、GIRIGIRIの弾が当たりは
じめる。
GIRIGIRI燃料が切れる。しかし、あと時間は10秒ちょっと。ROMIO8
探しても探しても相手は見えない。
0'00" またしてもGIRIGIRIは相手に発見されることなく勝利を収めた。
★★★ 29-HITS6(29型TV) vs GIRIGIRI(なしのつぶて)
C SHL SPK 2 CAN MIN
8月18日、午後8時35分。第6回大会の決勝が始まった。
スタート地点から初期機動を行う29-HITS6は振り返って後退、スパー
クを放つ。地雷を仕掛けるGIRIGIRIを捉える。わずかなダメージ。炎
は付いていない。
29-HITS6は地雷に阻まれてGIRIGIRIを見付ける事が出来ない。
GIRIGIRIは陣の中からキャノンを打ち続けるが、29-HITS6の軌道は前
2体と違うため、キャノンはヒットしない。しかし、29-HITS6もまた
GIRIGIRIに近付く事が出来ない。
GIRIGIRIはキャノンを何発か撃っては、たまに歩く。29-HITS6は見え
ないGIRIGIRIを探してフィールドをさまよう。29-HITS6は同じところ
を往復するように移動する。その間も黙々とキャノンを発射する
GIRIGIRI。
同じ展開が続く。均衡は破れるか。時間は流れる。
0'13" GIRIGIRIは燃料切れで停止。ついにタイムアップ。GIRIGIRIは、
また今回も果たして発見されなかった。しかし、最初に食らったわず
かなダメージが致命傷となった。初期機動で29-HITS6の放ったスパー
クが仇となり、発見されないがゆえに、チャンスもなく、負けた。
29型TVは、29-HITS6によって2度目の優勝を果した。前試合と今
試合、共に最初に放ったスパークが命中している。特に、この試合は
そのとき与えたキャノン一発相当の差で、勝利を収めた。29-HITS6は、
最初に多くのロボットが上に行くのを知っていた。この最初に放つス
パークこそが、29-HITS6の真価だったのかもしれない。
<第6回郵送ロボットバトル大会最終結果>
優勝 29-HITS6 29型TV
準優勝 GIRIGIRI なしのつぶて
3. STALKER かっきー
3. ROMIO8 ヨキタウ委員長
5. C1SHCA01 佐藤 清之
5. SELENE-4 頼田 俊哲
5. OGOGO017 おごご
5. PSYCHO-R Ryo's Factory
最終更新:2022年07月12日 20:39