[96/04/19 23:55] 黒KAZN’CH 「[大会]新馬戦・分割Bレース(1)」
こんばんわ、....いや違った。
皆様始めまして。黒KAZN’CHIです。
私は本来、今大会主催者の影なのですが、とある使命を伝える電波
の影響で実態化しているのです。
で、その使命とは....新馬戦の様子を伝えるということでした。
さて、今大会の新人コンストラクターは4名、最近では多い方の
ようですね。というわけで、どうやら私がお届けするのは分割レ
ースBのようです。
ここに出走しているのは、れいあんぽうさんのれいちゃん終わっ
てる3号と、つうさんのYANKEE-5ですね。
お二人ともNIFTY大会では初参加ではありますが、過去に電くら
大会に出場した経験があるそうです。実績もあげてきての参戦と
いうことですから、新人というのも申し訳ないかなという気もし
ますね。
といいつつ、早速出走新馬の様子を見ていくことにいたしましょう。
馬体検査】
[ロボット名] REI.Z3 [ロボット名] YANKEE-5
[コンストラクタ-] れいあんぽう [コンストラクタ-] つう
[脚] 2-LEGS [脚] 6-LEGS
[ボディ] BODY-5 [ボディ] BODY-1
[武器1] SHIELD [武器1] SHIELD
[武器2] MISSILE [武器2] CANON
[プログラム] 91.1% [プログラム] 74.4%
[ブロック] 27.8% [ブロック] 35.6%
RBTname = REI.Z3.rbt RBTname = YANKEE-5.rbt
move = 5 move = 11
turn = 10 turn = 19
attack = 5 attack = 11
dirs = 20 dirs = 15
diss = 7 diss = 5
check = 2 check = 1
rndm = 1 rndm = 1
count = 0 count = 1
れいあんぽうさんのロボットはシールドミサイルという今回のト
レンド装備です。ただ、流行の6足を使わず2足というのが特徴
的。回転の速い6足に対してどういう動きをしてくれるのか興味
があります。使用命令を見てみるとカウントを使っていないのが
目を引きます。
対するつうさんのは6足。V1.2で性能の上がった移動能力に加え
て、元々6足の特徴である回転速度を生かす攻撃が見られそうで
す。ただ、こちらも流行のミサイルを使わずキャノン装備です。
アタック命令の数からしても連射で相手を粉砕するタイプなのか
もしれません。
どちらのロボットもランダムを使っているので、毎回違った展開
を見せてくれそうですね。
...と、ここでふと気がついたのですが、REI.Z3の方がプログ
ラム充填率は高いのに、命令ブロック充填率はYANKEE-5の方が高
いのです。しかも、かなり大きな差のようです。そこで、プログ
ラム中における命令ブロックの比率を調べるために、新たな充填
数値を計算してみることにしました。これを仮にコマンド指数と
でも呼ぶことにしておきましょう。
計算式は....CU/P.A / CU/P.B....単純ですね。(^^;
つまりプログラムにおける命令ブロックの使用率が高いほど1に
近付いていくというわけです。
例えば、ほとんどが命令コマンドで詰っていた郵送第5回大会出
場のN.S.E.T7のコマンド指数は、1.18でした。
では、今大会出場ロボットの平均コマンド指数はどうかというと
これが2.45でした。
で、この2体に関して見てみるとYANKEE-5は2.09と平均よりもプ
ログラム中の命令ブロックの比率が高いのに対して、REI.Z3では
3.28とかなりな数値になっています。ちなみに全ロボット中で、
3以上の数値をあげているのはREI.Z3だけです。
どうやらREI.Z3はかなり特徴的なプログラムになっているようで
す。
R.C.はその特徴としてフローチャート式のプログラムを採用し
ています。ライン記述方式ではないため、プログラムを組むにあ
たってパズル的な要素も加わっているわけですから、どのように
組んでいるか、その絶妙さを見るのも楽しみの一つであります。
例えばかつての一撃君シリーズのように見た瞬間に感動を呼び起
こすプログラムも存在しています。
というわけで、失礼ながら中を覗かせていただくことにしましょ
う。まずは、YANKEE-5から....。
これは、なかなか、しっかりとした作りですね。無駄なラインが
一切ありません。しかも、コネクタごとにしっかりとブロック分
けされていて、綺麗に仕上がっています。なかなか手慣れた様子
です。
次にREI.Z3のプログラムを見てみましょう。
こちらはYANKEE-5の対極にあるかのように、縦横にラインが走っ
ているようです。一見すると無駄なラインが多いように感じられ
るかもしれませんが、そうとも言えないようです。命令ブロック
の間をラインが走り回るプログラムは、YANKEE-5の機能的なプロ
グラムとは別の美しさを感じます。しかも、X4:Y18の命令ブロッ
クに接続するラインを見るとわかるのですが、ライン優先順位を
巧みに使った高度な技も見られます。
どうやらこの勝負、機能性でYANKEE-5、芸術性でREI.Z3に分があ
るようです。そうです、既に戦いは始まっているのです。(笑)
というわけで、この勝負の一回戦は引き分け。さらに二回戦へと
続きます。
次回は調教状況の模様をお送りする予定です。
ではでは。
黒KAZN’CHI
[96/04/20 19:24] 黒KAZN'CHI 「[大会]新馬戦・分割Bレース(2)」
皆様始めまして。アイを失っていた第1の影に代わって新馬戦の
様子をお送りする第2の影、黒KAZN'CHIです。
れいあんぽうさんのREI.Z3と、つうさんのYANKEE-5。
今回はこの両機が実際にどのような戦いをするのか、その調教の
様子を見ていくことにいたしましょう。
【調教報告】
トラックマンレポート
調教はダートコースだけでなく、ターフや舗装道まで使って行わ
れたようです。調教パートナーは最近の大会で注目を集めたロボ
ットがつとめているようです。おや、今大会の台風の目である、
BEATBACKも登場しているようですね。
報告を担当するのは、覆面トラックマンZ氏です。
[REI.Z3]
2足/シールド/ミサイル。特徴的なのは、移動ルーチンにランダムが登載
されてる事。毎回大きく動きが異なる。それが勝敗に影響を与える事も大きい。
2足なので、ターンで後手を踏んで負ける事も多い。同じシールド/ミサイル
とは、シールドの強度が勝敗を分ける。
*対BEATBACK・砂漠・BD勝ち
2足のため、ターンするときに、一発多くミサイルをくらう。しかし、撃ち
合って、BEATBACのシールドを先に破り、逆転BD勝ち。
*対.CTION/3・森・BD負け
.CTIONと木をはさんで撃ち合い。.CTIONが先にタマ切れをおこ
し、有利かと思いきや、殴り合いに持ち込まれ、惜しくも及ばず。これもター
ンの遅れ。
*対.VIORATE・森・BD負け
.VIORATEのチェーンのメクラ撃ちに突っ込む。ミサイルで応戦する
が、一歩及ばず。
*対PENPEN01・アスファルト・BD負け
さすがにパワーアームとまともにやり合うと、分が悪い。
*対ANJERETA・アスファルト・ドロー
ANJERETAのレーザーをシールドで受けとめ、ミサイルの撃ち合いに
なり、引き分け。
[YANKEE-5]
6足/シールド/キャノン。VER1.2で顕著になった後方移動を採用。キャ
ノンは、移動中に1発づつ、乱れ撃ち。敵にはなるべく近づかないようにし
てるようだ。射線が合っても、ある程度距離がなければ攻撃しない。攻撃し
たらすぐ逃げる。逃げ場がないときに、撃ち合いに応じるようだ。1HEX
に敵がいると、シールドを捨てて殴りに入るが、これもすぐ逃げる。完全な
撃ち合いにならないので、ミサイル相手でも、凌ぎきれる事もある。
*対BEATBACK・アスファルト・BD負け
最初に射線が合ったときの攻撃で、BEATBACKのシールドを飛ばす
が、射線があったあと逃げる時にミサイルを何発か当てられ、有利な状況を
生かす事が出来ず。
*対ZZ-COMM・森・BD負け
追いつめられて、コムニオのパワーアームとの殴り合いに応じるが、2発
殴ったあと、逃げて凌ぐ。しかし、敵との距離を取ろうとする移動中に、地
雷を踏みまくって、惜しくも自滅。
*対SPINNER・砂漠・BD勝ち
互いに慎重な両機であったが、時間切れ寸前に仕掛けてまともに撃ってきた
SPINNERに応戦し、シールドの差で撃ち勝つ。
*対KRHIYOKO・砂漠・判定勝ち
射線が合っても逃げるYANKEEが、KRHIYOKOのレーザーをかわ
す。その後KRHIYOKOは燃料切れを起こすが、そのチェックがなく、判
定勝ちにとどまる。
*対TYPE13・アスファルト・BD負け
1HEXの距離で出会い、殴りにいくが、TYPE13はシールドを捨てず
ミサイルで応戦。2発食らう。YANKEEは逃げるが、その後、移動中に1
発当てられたのが響き、次の出会いでBD負け。
どちらも、負けている時であってもなかなか善戦しているようで
すね。しかも、ランダムを使っているので、調教報告どおりの結
果になるとは限らないようです。
例えば、私がYANKEE-5の対BEATBACK戦を見た時
にはキャノン2発のダメージを与えてそのまま逃げきって勝って
というのもありましたし。
というところで今回はここまで。次回はいよいよ決戦の予定です。
ではでは。
黒KAZN'CHI
[96/04/23 22:21] 黒K 「[大会]新馬戦・分割Bレース(3)」
こんばんわ、主催者第3の影、黒Kです。
だんだんハンドルが手抜きになってきているように感じたあなた、
それは気のせいです。(笑)
さて、新馬戦分割Bレース、れいあんぽうさんとつうさんのマッチ
レースもいよいよ最終決戦、直接対決の時がやってきました。
これまで見てきたところからすると、REI.Z3はランダムター
ンの気紛れ移動をしつつも、一度会敵したらミサイル連打する強攻
タイプ。対するYANKEE-5はめくら撃ち機能も搭載した撃ち
逃げタイプのようですね。
前回の調教の様子を見ると、両者とも過去の大会で上位にきていた
強豪相手でもなかなか善戦しているようです。そのうえどちらもラ
ンダム搭載、運命の天秤がどう傾くかで勝敗は分かれることになり
そうです。
さて、それではそろそろ対戦の模様を見てみることにいたしましょ
う。実況報告は私、黒KAZN’CHI改め黒KAZN'CHIというのも
改めた黒Kがお送りします。
対戦に選ばれたマップは.....森です。
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★新人対決マッチレース
REI.Z3 VS YANKEE-5
れいあんぽう つう
2/SHL/MIS 6/SHL/CAN
MAP = FOREST
【2:58】 両者ともに初期起動無し。ただ、カウント命令のないREI.Z3が
まず一歩前に歩きだします。それとほぼ同時にYANKEE-5も後退。
【2:56】 軸線上に相手を見付けた両者、ほぼ同時に振り返り、中央聖域
をはさんで向き合います。やる気か?しかし、間には木があり
ます。が、それを気にも留めずYANKEE-5はキャノン連射開始。
もちろん弾は全て無敵の木が受け止めます。
REI.Z3はそれを木立の向こうからじっと見つめています。
【2:45】 木の向こうのYANKEE-5を見つめていたREI.Z3に早くもVIOLATED
が点灯。YANKEE-5はまだキャノンを撃ち続けています。
【2:40】 YANKEE-5のキャノンがついに無くなりました。この期に回避行
動は....ありません。(^^;
【2:34】 じっと見つめるREI.Z3を見つめかえしていたYANKEE-5にもつい
にVIOLATEDが点灯します。
そのまま木をはさんでお見合いを続ける両者、このまま最後ま
でいっちゃうんじゃないかという不安な気持ちになります。
【2:00】 両者のお見合いは続いています。やっぱりこのままなのかな~。
【1:00】 ランダムが発動して急に動きださないかな、という期待をよそ
に状況に変化はありません。(^^;
【0:30】 残り時間判定で動きださないかな、という期待をよそにやはり
状況に変化はありません。(;_;)
【0:00】 そしてそのまま時間切れ....。(T_T)
DRAW GAME
というわけで、両者の直接対決は引き分けに終わりました。
どちらも一歩も引かない対戦でしたね。それではこれで対戦の実況報告
を終わりに....というのもアレですから、マップを変えて再戦して
みましょう。
今度のマップは....アスファルトです。
★新人対決マッチレース 第2戦
REI.Z3 VS YANKEE-5
れいあんぽう つう
2/SHL/MIS 6/SHL/CAN
MAP = ASPHALT
【2:58】 やはり両者とも初期はなし、ですがREI.Z3がおもむろに左ター
ンして歩き始めます。この待機時間なら初期起動と変わらない
かも。ほぼ同時にYANKEE-5も反転して後退。YANKEE-5がそのま
ま後退するとREI.Z3の正面に出ます。
【2:55】 しかし、REI.Z3はほとんど休まず左ターン。そして一歩歩いて
両者軸線上に乗ります、その距離2Hex。すばやく振り向く
YANKEE-5。が、距離が近いのを嫌ったかYANKEE-5はそのまま回
避します。
【2:51】 REI.Z3がようやく気付いて振り向いた時には、既にYANKEE-5は
そこにはいません。ここでREI.Z3は2Hexダッシュして追撃。
相手の射線上に一気にやってきます。が、なぜかそのまま気付
かず歩き出してしまいます。(^^;
YANKEE-5も近距離を嫌って回避。そのまま両者は離れていきま
した。
【2:33】 REI.Z3は右に左にランダムターンを繰り返しつつ休まず歩き続
けています。気のせいかさっきから同じようなところを歩いて
いるような...。と、そこへはるか左壁あたりから飛来して
きたYANKEE-5のめくら撃ちキャノンが。これがREI.Z3に当たっ
てしまいます。
【1:50】 キャノン一発分のダメージを受けたREI.Z3は散歩を続け、マッ
プ上段付近にまでやってきました。そこには壁際を進んできた
YANKEE-5が。YANKEE-5、キャノン2射。REI.Z3のターンはかろ
うじて間に合い、これをシールドで受け止めます。が、REI.Z3
が反撃のミサイルを放った時にはYANKEE-5は既に回避した後で
した。
【1:42】 REI.Z3のお散歩ルートは左壁方向に向かっています。そして、
ここで再びYANKEE-5の軸線上に歩き出してしまいます。またも
YANKEE-5のキャノン2射。REI.Z3は今回もこれをシールドで受
け止め反撃しますが、またYANKEE-5は回避した後でした。
その後、REI.Z3はさらに左壁方向にお散歩を続けます。知って
か知らずか、これによって近距離を嫌うYANKEE-5は次第に左上
壁付近に追い詰められてきています。
【1:30】 REI.Z3が左上壁を背にしたYANKEE-5の前に歩みを進めます。
今度は逃げ場がないYANKEE-5はMこれまでと違ってキャノンを
連射。REI.Z3も振り向いて応戦します。撃ち合いになれば後は
シールド勝負。しかもミサイルの方が破壊力が大きいだけに有
利か。
....が、願い空しくREI.Z3のシールドはあっさり壊れてし
まいました。YANKEE-5のシールドはミサイル2発を受けても壊
れません。
【1:26】 キャノンの雨の降り注ぐ中、ついにREI.Z3のミサイルがYANKEE
のシールドを破壊します、が、時既に遅し。次のミサイルを放
つ間も無く、REI.Z3はYANKEE-5のキャノン連射の前に爆発して
しまいます。
BREAK DOWN!
YANKEE-5 WON
この対戦ではREI.Z3はどうも運に恵まれていなかったようです。
というわけで、この対戦ではYANKEE-5が勝ちましたが、
どちらもランダムを使っているだけに対戦結果は毎回違うようで
す。森マップでも引き分けばかりというわけでもないようですし。
こうしてみていくと、どちらのロボットも積極的に動くしその動
きも毎回違うしで、なかなか楽しいです。とにかく勝ちにいくと
いうガチガチな感じでもなく、それでいて無理に芸を見せようと
いう感じでもない自然な感じがなんだか新鮮に思えました。
お二人とも電くら大会に出場したことのある経験者ではあります
が妙にすれたところもなく、やはりNIFTY大会にとっては新風と
言えるでしょう。
今回の大会でもそうですが、これからもこういった楽しいロボッ
トを見せ続けていってくれることを期待したいですね。
というところで、3回に渡ってお送りしてきた新馬戦分割Bレー
スがこれで終わりです。それでは、またいつかお会いいたしまし
ょう。
報告は黒KAZN’CHI改め黒KAZN'CHI改め黒Kと名乗った、
R.C.C.に生息する黒い影こと、はたでした。
最終更新:2022年11月16日 06:43