核医学画像 > モニター診断

核医学画像のモニター診断について、北陸三県の会合がありました。(H21.12.12)

モニター診断を開始している施設は多いですが、核医学画像につては十分な画質の検討がなされていないまま診療科への画像参照や診断が行われているのが現状。

  • 問題点
    • 装置によっても、画像処理の部分について独特なものがあり、同じフィルターでもアルゴリズムが異なり、見え方が違う。
    • 画像表示のwindowが100%表示の場合、数値を操作することによって見え方がだいぶ変わってしまう。
    • linear表示か、suqure表示かによってかなり見え方が異なる。
    • 負荷心筋SPECTの場合、フィルムでは、重ねてみたりが可能であったが、モニター診断では、負荷と安静を上下に並べて見ないと診断がしにくいのではないのか?
    • 心筋梗塞シンチなど、dualで行うときなどカラーで重ね合わせ表示など工夫が必要なのではないか?
    • DICOM Viewerでは、LUTの変更ができないと思うので、問題である。
    • モニター診断で悪い印象を与えてしまうと、益々核医学離れが進んでしまうのではないか?
  • 意見交換
    • 標準化をすすめる場合、何を標準化するのか?
    • 装置によって処理やフィルターのアルゴリズムが異なる。標準化できない。
    • メーカーの意見としては、技術学会などで検討されているように、ユーザーからの提言があれば動きやすい。メーカー側で標準化を強要できない。
    • 話がずれるかもしれないが、整形領域では、モニター診断を開始した当初は、フイルムでの見方と同じように表示して欲しいという診療科の依頼があった。表示の順番など自動並び替えを行うなど、かなりの部分でニーズに対応したつもりである。 しかし、その他対応できない要求でも、モニター診断に合わせて、読影の仕方を変えてくださいという要求をこちら側から提示することも一つの方法だと思う。
  • 結論
    • 何を決めようとしているのか主旨が分からない。読影法の変更か、画像の出し方か、しかもそれをDICOM Vieiwerに求めるのか、さまざまな考え方がある。
  • 元々、セカンダリキャプチャー画像では無いのですか? -- 5628 (2011-01-10 11:29:46)
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最終更新:2011年01月10日 11:29
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