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小野福平著『催眠術治療精義』(大日本催眠学会,明38.4 )
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匿名ユーザー
病理学の概説より語り起こし、催眠の臨床的利用に踏み込んだ名著。
序文に「催眠術は流行っているものの、医療・心理の立場から真摯に催眠学を志す本が少なく、浅学非才ではあるがここに催眠学の本を書こうとした」といった執筆の動機を述べている。その真摯な姿勢と問題意識は現在こそ求められるものかもしれない。
国会図書館近代ライブラリーでオンライン閲覧可能(無料)。ここから直接ジャンプできます。
(目次)
緒論
第壱編 病理概論
第壱章 進行性疾患
第弐章 退行性疾患
第参章 変性
第四章 局所循環障害
第五章 病原論
第弐編 暗示総論
第六章 暗示
第七章 暗示の分類
第八章 暗示感受性
第九章 暗示感受性と暗示の強弱
第参編 暗示奏効の理由
第拾章 暗示能力
第拾壱章 感情
第拾弐章 本論
第四編 病理各論及び一般治療法並に暗示法
第拾参章 脳疾患
第拾四章 脊髄諸病
第拾五章 末梢神経疾患
第拾六章 痙攣
第拾七章 麻痺
第拾八章 舞踏病
第拾九章 神経衰弱症
第弐拾章 呼吸器病
第弐拾壱章 消化器病
第弐拾弐章 全身病
第弐拾参章 生殖器病
第弐拾四章 眼諸病