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- 乾燥させた昆布
- 名称昆布(詳細別途ページ)
- 性別 不特定種
- 年齢 生物学が生まれる前から
- 種族 コンブ科
- 趣味 水面に顔を出すこと
- 特技 超時間(半永久)潜水
- 得物 乾燥及び出汁の抽出
- 必殺技 おでんに煮物、なんでもござれの多種多様性食物変化
- 職業 水中光合成兼特定種隠れ蓑用生成物
- 名乗り 不等毛植物門褐藻綱コンブ目コンブ科
- お好きに
○100 gあたりの栄養価
エネルギー 577 kJ (138 kcal)
炭水化物 56.5 g
食物繊維 31.4 g
脂肪 2.0 g
飽和脂肪酸 0 g
一価不飽和脂肪酸 0 g
多価不飽和脂肪酸 0 g
タンパク質 8.0 g
○ビタミン
ビタミンA相当量 71 μg (9%)
β-カロテン 850 μg (8%)
チアミン (B1) 0.80 mg (70%)
リボフラビン (B2) 0.35 mg (29%)
ナイアシン (B3) 2.0 mg (13%)
パントテン酸 (B5) 0.24 mg (5%)
葉酸 (B9) 170 μg (43%)
ビタミンB12 0 μg (0%)
ビタミンC 15 mg (18%)
ビタミンD 0 g (0%)
ビタミンE 1 mg (7%)
ビタミンK 110 μg (105%)
○ミネラル
カルシウム 760 mg (76%)
鉄分 2.4 mg (18%)
マグネシウム 540 mg (152%)
リン 240 mg (34%)
カリウム 5300 mg (113%)
ナトリウム 2700 mg (180%)
亜鉛 1.0 mg (11%)
~~~食材としての利用~~~
○昆布の佃煮
古くから日本各地で食べられており、たとえば昆布締めは富山県の郷土料理となっている。昆布巻き鰊は山形県、松前漬けは北海道の郷土料理である、
昆布は、主に乾燥させて出汁をとるために日本料理では幅広く使われる。
ロシアでは「海のキャベツ(морская капуста)」と呼ばれるが、食べ物としてはそれほどよく知られていない。
細長く刻んで刻み昆布(そうめん昆布)にも加工され昆布の佃煮が作られる。
また、表面を薄く削ってとろろ昆布やおぼろ昆布(こちらは糸状ではなく薄く帯状に
削ったもの)にするほか、酢こんぶやおしゃぶり昆布としてお茶請け・おやつにも用いられる。
北海道では、湯通しした若い昆布を刺身昆布として食べる習慣がある。結び昆布や昆布巻きなどに用いられる棹前昆布は「早煮昆布」とも呼ばれ、漁期前に採取された未成熟で薄い昆布をボイルして干したものである。
統計局の家計調査によると、青森市、盛岡市、富山市[22]が昆布消費量の多い都市(2003〜2005年平均:1世帯あたり)で、全国平均の1.4〜1.8倍を消費している。
沖縄県那覇市は7位(全国平均の1.1倍)である。
沖縄県はかつて日本産昆布を中国に輸出するための中継地点であったことから、昆布を利用する食文化が生まれ昆布消費量が多かったが、近年は若者の伝統食離れで消費が減少している。
昆布つくだ煮の消費量が多い市は福井市、大津市、富山市で、これに京都、奈良など近畿地方の都市が続く。
近畿地方では古くから北前船によって昆布が多く流通し、独特の昆布消費文化と加工技術が存在するため、つくだ煮消費量が多い。
_人人人人人人人人人人人人人_
> つくだ煮消費量が多い!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
昆布は特に豊富な食物繊維や鉄分、カルシウムなどが含まれており健康食品として人気が高い。
池田菊苗が1908年古来から使われる昆布の旨み成分がグルタミン酸であることを発見し、これがうま味調味料の味の素となった。
他にも、昆布には人にとって必須元素であるヨウ素を多量に含有している。
コンブの表面に付着している白い粉は味の源となっているグルタミン酸とマンニトールで、調理前に水洗いをすると流されてしまう。
調理の際、だし汁に色が付くことがあるが、緑色はクロロフィルの色素で、茶褐色はカロテンの色である。
青紫色への変色は、水道水に含まれる塩素イオンによりコンブのヨウ素が溶け出し、ボウルや鍋に付着したデンプンとが適度な温度でヨウ素デンプン反応を起こしたものであり、この色は加熱することにより消える。
2004年、こうはら本店と大阪府立大学が提携し発酵食品の発酵塩昆布が発売された。
もともと、昆布には硫酸基をもつ物質が含まれており、菌の繁殖を妨げていたのであるが、この硫酸基に影響を受けずに昆布を発酵させる菌が海底生物から見つかったことで、発酵塩昆布の開発に拍車がかかった。
昆布を発酵させる技術は、宝酒造、協和発酵キリン、がそれぞれ独創的な技術を持つ。

最終更新:2015年10月20日 02:08