【闇騎士】‡遠キ闇ヘト誘フ理想郷‡【ダークサイド】セイバー:
普段は大人しい街もこの時期になると、この時期らしい年末の慌しい喧騒が聞こえる最中、ここ一升庵の拠点『戦略的移動料亭・NEW一升庵』でも年末の恒例行事「忘年会」が開かれていた。
今回は特別に私、セイバーもこの忘年会に参加する事が出来た。正直言って....イヤッッッホ―――♪ ですw
- しかし、それが私に残された時間が迫っている事も示していたのであった.....なんてネ★
華悪凛「さぁー今年は皆、良く頑張りました。特にここ最近私のイベントにご協力してくれた事、この場をお借りして感謝申し上げます。そして!来年も一升庵にとって、今年よりも素晴らしk(ry」
秘翼「(小声)ぁーまた始まったよ。ホンッッッット毎年毎年よくもまぁ~同じ台詞を飽きもせずに喋れる事(疲」
シュトライザ「ひ、秘翼。余りそーゆー事は口に出さない方が・・・(汗」
がるま「(チンチンチン)なぁーもう飯食ってもいいかぁ?オラ腹へってしょーがねーんだぁー」
鳴海「ちょ、が、がるまさん。箸で食器鳴らしたらダメって親に教わらなかったのですか。それに、いつもとキャラ違うし...(滝汗」
がるま「ん?オラの何処が違うってんだよ。あんまりしつこいと『また』盾にするぞ?」
鳴海「ぇ?!ちょっと注意しただけであの仕打ちですか??!! ぁ、あまりにも見返りが多すぎますよぉ(泣」
秘翼「でも、あの攻撃受けて平気な方は私の記憶が確かなら・・・なるみんぐらいかと」
がるま「ちょ、ちょっとマテ!それってつまり・・・(ある意味)勇者スキルなのでわ?」
シュトライザ「(!)そ、そうか・・・生まれ持って(勇者)スキルがあるならば、何度でも立ち上がるのは道理!」
鳴海「シュトライザさん、その『私、凄い事思いついた!』みたいな表情で力説するの止めて下さい!」
華悪凛「・・・であるからにして、ってコラ鳴海!私の話をちゃんと聞きなさい!!ったく少しは大人しく私の素晴らしい演説でも聞き惚れなさい!そうでしょ?がるま??」
がるま「全くもって素晴らしいお言葉を頂きました。」
シュトライザ「女将の心意気に私も感動の涙を禁じ得ません。」
鳴海「ぇえええ!(ちょwがるまさん?先程まで私と喋っていましたよね? それからシュトライザさん、あの一瞬で自分に目薬を差して、さも感動していると言った好印象を振舞っているのは何故でしょうか?)」
秘翼「女将、彼はまだ若いの。その位してあげたら?」
鳴海「ぁ、あははは...(そして最もありえない助け舟が私の元へと来てるし...今までイジメっ子として見ていてごめんなさい)」
華悪凛「全く、今回は見逃してあげるけど次は無いからね。」
鳴海「ははぁー有難き幸せ(平伏 ...ってどうかしましたか秘翼さん?(小声)」
秘翼「(小声)助けてあげたんだから・・・貸し3回分です。なるみん♪」
鳴海「・・・・・。(前言撤回。やはり未来は変えられなかったよトランクス...って誰やねんトランクスって)」
華悪凛「・・・では皆様、グラスを・・・一升庵の輝きし未来と皆様のご健勝を祝い・・・」
一同「「「「「「カンパ―――――イ!!!」」」」」」
開始から1時間余りが経過した。
女将が選びに選び抜いた食材・各種飲物、オマケに東洋問わずのデザートしかも素人の口でも分かる一級品がテーブルにズラリと並んでいてとても美味しく頂けた。
とくにこの『茶寮・富貴どら焼き』が私が今まで食べた事の無い味だったものでつい食べ過ぎてしまった。うん、反省反省。
セイバー「・・・みんな、話があるの・・・とても大切な」
鳴海「ふも?もんでふぉーか??(ぇ?なんでしょうか)」
秘翼「な、なるみん。も、揉んでって・・・・(赤面」
シュトライザ「食べながら喋るのは行儀が悪いぞ鳴海。」
がるま「あはは~カッコ良くキメても、お口にご飯粒が付いてて台無しダネ☆ どれどれ、私が取って・・・食べちゃお~♪」
シュトライザ「が、がるま?! き、キサマ!酔っているのか?!? よ、正気に戻れ!冷静になれ!」
がるま「私は常に冷静だよワトソン君♪・・・さぁ、大人しく唇を捧げよや――――!!!」
鳴海「ぇ、がるまさん!?いくら酔っているとは言え、キャラが激しく壊れてますって!!それと、ワトソンって誰ですかぁー?!(焦;;」
シュトライザ「チィ!止むを得んな。くらえ!・・・浪速バッカス流、ソニック・フィストーーー!!」
がるま「こ、コレは?! ふ、フタエノキワミィー?!? そ、そんな、まさか・・・ぐはっーーー!(倒」
シュトライザ「・・・ヘヘッ。俺のソウルに、燃えたろ?(キュピーン☆」
秘翼「大人って怖いですね。すぐに欲望に身を任せるのですから・・・(溜息」
華悪凛「おーコレはまた凄い余興だね~♪ ・・・って話って何ですか、セイバー」
セイバー「(ポカーン)・・・ハッ! ぇえ、じ、実はですね、ゎ・・・私は・・・・」
そう、その時であった。
一升庵に設置されていた警報装置が一斉に作動、料亭内に響き渡った。事の重大さに逸早く察知した女将は勢力員に指示した。
華悪凛「この時期に敵軍ですって?! ったく、年の瀬に仕掛けるだなんて....静かに初夢でも見ていればいいのに!」
がるま「そうは言っても敵は待ってはくれないぞ・・・シュトライザ、料亭内への索敵を怠るなよ」
シュトライザ「了解した。・・・しかし、ここまでの接近を許した事はあっただろうか・・・イヤな予感がする」
秘翼「ま、誰であろうと容赦はしません。それでなるみん、敵の数は把握できて?」
鳴海「敵軍の数は10人程、戦力的に見ればそこまで脅威には・・・?! こ、コレは?!! ぉ、女将さん!」
華悪凛「鳴海、落ち着いて。メインスクリーンに切り替えて。」
鳴海「りょ、了解しました!・・・・映像、出ます!」
女将の指示でメインスクリーンに映った映像。濛々と立ち上る煙の向こう側に「何者」かがコチラを見ていた。次第に自動消火設備が作動し、煙が段々晴れていきその姿がはっきりと映し出された。
- しかし、そこには、誰もが予想だにしていなかった強者『達』がソコにいた。
シドニー「フッフッフ・・・久しいな、一升庵の諸君。元気にしていたかね?」
一同「「「「「「!!?」」」」」」
誰もが目の前の光景に疑問を持った。
シドニー。Maniaを統括する絶対的支配者。独自に開発したMST構築システムは他のMSTマスターを圧巻する程の実力を備わった庭師にしてゲームマスター。
その彼が今、この一升庵に攻め込んでいる。
- しかも彼の後ろには多くの戦士を控えていた。彼らも数多くの戦闘を経験している事はその『空気』を読めば分かるものであったのだから。
正直言って、この面子を相手にするにはこちら側もそれ相応の覚悟が必要であったのだ。
- しかし、それはさておき、一つの疑問が一同の頭の中に過ぎった・・・・・それは
一同『シドニーさん、仕事はどうしたの??』
シドニー「! こ、この、ゎ、私が・・仕事如きに、縛られる訳が・・・な、なかろう!」
華悪凛「そんな事言って、どうせ職場から抜け出して此処に来てるんでしょ?ま、その気持ちは分からない訳でないのですけど」
秘翼「お、女将?そんな、本人を目の前にしてそのような事を・・・ま、恐らく事実ですけど」
シドニー「!・・・あぁ、そうさ!私は職場から抜け出して此処へ舞い降りた!だが、それがどうした!!・・・べ、別にいいではないか!ゎ、私だってその、日々のライフワークに疲弊しきっていて、オマケに今年は忘年会が無いかも知れないと言った非常事態まで起きているのだから....私だって癒しを求めているのだよ!!」
フリーダム「シドニー、しっかりしろ!コレは我々の戦闘意欲を掻き消す為の精神攻撃なのだから!」
貫井 未早「そんな大層な事では無いと思うのは気のせい・・・・でもないか」
佐山 御言「二人とも、熱くなるのは構わないが、コレでは話が一向に進まない。そうだろう、柾木?」
柾木 智樹「いえ?私は然程気にはしませんが・・・もっとも、彼も私と同じ事が言えると思いますけど。」
バルト「ヘヘッ、気が合うじゃないか。ウダウダするよりも手っ取り早く殺り合おうゼ!!」
アル・アジフ「・・・・そうですね。こうして彼らを目の前にして我慢するのは、少々酷だな」
中森 明菜「勝負に拘るのは良い事ですけど、彼らは正真正銘の『強者』です。だから・・・・」
Shadow「各々油断するな・・・・か」
正宗「油断だと?フッ、笑わせるな。そんなモノ、微塵も無い事をこの戦いで証明してやる!」
シドニーを筆頭に後ろから現れた彼らは一升庵に対し、正面から宣戦布告をしてきたのであった。史上類を見ないこの挑戦状に一升庵の
メンバーは・・・
がるま「遂に勇者として、キサマらを迎え撃つ時が来るとは・・・覚悟しろ!(どこからともなく勇者の歌が聞こえる?!)」
シュトライザ「フッ・・・このオレに速さで勝負するだと? フン、上等だ!」
鳴海「ぇ?え?? せ、戦闘ですか??? ぼ、ボクも・・やゃ、やれば出来るって事、証明してやる!!」
華悪凛「折角遠くから来たのに残念ですけど、早々に退場してもらうので悪しからずに・・・ネ♪」
秘翼「ぁーぁーめんどうくさい。かったるい。ねむい。 ・・・なるみん、お茶ちょーだい。」
セイバー「・・・・・」
正直に言うと、余りに普段どおり過ぎて涙が出そうです。・・・・・・・このタイミングで言うものアレだけど....ま、いっか。
セイバー「皆さん。先程からみんなに言いたかった事が一つありました。」
シュトライザ「どうした?この期に及んでまだ婚約者を探したいとでも言うつもりか?」
鳴海「シュトライザさん、先読みが出来るのですか!? す、凄い・・・ボクも見習わなきゃ」
華悪凛「そんな訳無いでしょ。 ・・・それで、何を聞かせてくれるのかしら?セイバー」
セイバー「えぇ、実はですね。この戦いが終わったら、私『一升庵を脱退します』・・・どうも今まで、ありがとうございました」
一瞬、周りの時間が止まったかのように感じた。しかし、冗談を言っているセイバーではない事はイヤでも解ってしまった。・・・だって、彼女の瞳に宿る「決意」と言う名のオーラが見えていたから。
華悪凛「・・・・そう。」
鳴海「ぉ、女将さん!? い、いいのですか、そんな簡単に!!」
華悪凛「お黙り。コレはセイバーが決めた事。私達が口を挟んではいけない・・・それに・・・・・」
一同「「「「「 ?? 」」」」」
華悪凛「一升庵の掟その壱。『君の考えと、私の考えが違うと分かったら…黙って袂を別れよう。私は何も言わない…』でしょ?」
一同「「「「「 !!! 」」」」」
セイバー「女将・・・・」
華悪凛「ま、そーゆーワケだから。最後ぐらいは『勝利と言う名の美酒』を貴方に贈る私達からのせめてもののお礼と思って受け取って。」
シドニー「・・・話は終わりか?ならば私からは『敗北と言う名の挫折』をプレ
ゼントしてあげようではないか。いくぞ、皆の衆!!」
正宗「了解した。各人、散開して各個迎撃に当たれ!・・・一升庵に目にモノみせてやるのだ!!」
がるま「そう急くな。どうやらこの我琉魔刀も全力を開放したがっているようだ・・・いくぞ勇気ある挑戦者達よ。MSの調整は十分か?」
後に語られる『料亭一升庵・襲撃事件』 こうして幕を開けるのであった・・・・
決着はどうなるか。挑戦者達の怒号、一升庵の奮闘そして、セイバーの行方は何処に・・・・それはまだ、誰にも分からない。
それは多分、アナタ自身の目で確かめると良い。
はてさて、運命の女神はどちらに微笑むことやら・・・・・・
※※※ 大会ルール(最新版) ※※※
予想的中者側の縛り項目
①サイコミュ武器、全体武器の搭載禁止
②耐久600以下 コスト100以下
③男性キャラはアタッカー。女性キャラはセ○バーさんから男性を守るデフェンダー。性別不明はフリー行動でお願いします。
④戦場:仮想空間
④回復:無し
⑤団体&個人戦術使用:有り
............余談
華悪凛「ぁ、そうそう。今回の作戦ですけど・・・秘翼はフリー行動私はアトミック必須で、ガルマはね、とことんアタッカーで暴れて下さいw それから、シュトライザはそのガルマさんのサポート。んでもってなるみん、みんなを守る盾。(ぇ 最後に・・・セイバー。男性客狙いのアタッカーでこの戦いに終止符を打ちなさい。」
がるま「そう言う事ならまかしておけ! ・・・みっくみくにしてやんよぉ~♪」
シュトライザ「ふぅ。サポートも楽ではないが、女将の命ともあれば仕方ない・・・シュトライザ、発進する!」
秘翼「ぁーぁーぁーメンドイ。ほらなるみん、さっさと発進する・・・って顔が青いけど、どうかした?」
鳴海「ぇ、えーっと、えーっと・・・・今の会話、全部敵側に向けて回線開きっぱなしてした(汗」
セイバー「ちょ、コラ、鳴海!最後の最後でドジっ子スキル、発動させるだなんて・・・(爆」
華悪凛「なーるーみーんー。どうしてアナタって子はまぁ~た同じ事を繰り返すのかしら~?」
鳴海「ま、またボクの所為ですか?!そ、それにボク、まだ初犯ですけd(´□`;)」
華悪凛「ぅ、ウルサイウルサイ! いーから、さっさと逝くの!」
鳴海「ゎ、ちょ、逝くって字が違ぁーーーうぅーーーー! ひぇ~;;;」
セイバー「・・・まぁ、何だ。つまりは、そーゆー事d(マテ」
秘翼&シュトライザ「結局はこうなるのか、やっぱり・・・」
がるま「そんなコトより皆!ォ、オラ元気を分けてくれ!!(それもマテw」
ちなみに、参加者は以下の方のみでお願い致します。
フリーダムさん
正宗さん
バルトさん
貫井 未早さん
Shadowさん
アル・アジフさん
柾木 智樹さ
中森 明菜さん
佐山 御言さん
シドニーさん
最終更新:2007年12月31日 22:04