仏や菩薩が、自らの光をやわらげて、衆生の塵に同じ、種々の姿で現れ、化導して利益を与えることをいう。
摩訶止観には「和光同塵は結縁のはじめ、八相成道は以って其の終わりを論ず」とある。
末法においては、「和光」とは御本尊の、一切衆生を救う力、功徳であり、その人の悩みに応じて、また信力・行力に応じて利益を与えられる。