内野手、捕手の守備について・・・
たまに かかとをベッタリつけて守っている姿を見かけますが、それでは一瞬の遅れが生じてしまいます。
守備で大切なことはいかに速く次の動作に移れるか ですよね。
内野手においてはグラブは地面に先を触れさせて構える。
これはハーフバンドやイレギュラーの打球にも正確に対応できるためです。
手の動き、上から下よりも下から上への反応のほうがはるかに速いのです。

捕手は投手が投げ下ろせるように少し低めに構えてやること。
そして何よりもキャッチングの前、投手とのサイン交換が済んだ時点でかかとを浮かせて構えること。そうしないと次の動作に体重移動をする時間のロスが生じます。
盗塁阻止を強いられるポジションですからよく肝に銘じておいてください。

野手も同じことが言えます。
かかとをつけた状態で打球を待っていると第一歩が遅れることは勿論、左右の打球を回り込んで捕ることも出来ません。かかとを浮かせるということは体重移動をスムーズにし、あと一歩の打球に追いつくためなんですよ。

体の軸を中心に回転しやすい体勢をとると考えてもらっても構いません。過去の試合で少し気になっていましたのでこの場を借りてお伝えしておきます。

かかとべったりのヒトは打席に入っても体重がかかとに乗ってしまっているため、窮屈なスイングとなっています。腰が開いて手打ちしかも当てただけのバッティングに繋がります。

野球では守備も打撃も後ろに体重移動をする必要はありませんから・・・

再度言いますが、後ろに重心があるとへっぴり腰で体が開ききった形になってしまうということを頭に入れておいてくださいね。

上手なメンバーの足に注目して参考にしてみてはいかがでしょう。
上手下手は運動神経、反射神経の良し悪しだけじゃないと思いますよ!
最終更新:2006年09月17日 22:16