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科学者は市民に語りかけるべきか(自発的に)?

「仕分け」に対する科学者の反応として「情報発信しなかったことについての反省が無い」という意見があります。
ですが、僕は「社会に向けて科学者に直接情報発信させる」のはどうかな、と思います。
というのは、「役に立たないことには金を出さない」という風潮に棹さすのはむしろ「政府」であるべきです。
国民に「一見、役に立たないと見えますが、これは大切です」というのはむしろ政府の役目。
なのに、政府の方が科学者に向かって「重要性を説明しろ」と言ってしまっています。これはまず間違っている。
だから、第一次的な反応として科学者側が政府に向けて情報をしようとするのは当然の反応だと思います。

科学者は、直接市民に語りかけるより、政府やマスコミを通じて、市民を説得するため、間に立つ人を造ってくださいとか言う方が現実的な気がします。(田口善弘)
  • ただ、目的指向な大規模予算については、説明が求められるのは当然かと思います。また間に立つ人は必要ですが、そういう人材がどこで教育されるべきかといえば、やはり大学や大学院になるのではないでしょうか。 -- 名無しさん (2009-11-25 19:35:15)
  • 間に立つ人にちゃんとお金を払うことが大事だと思います。 -- 名無しさん (2009-11-25 19:42:35)
  • 間に立つ人がいることは重要だと思います。その上で、科学者自身も様々な人たちに語りかける努力があっても良いのではないでしょうか。その際に、コミュニケーターといった人材を活用できれば尚よしでしょう(人材が整う必要がありますが) -- 標葉 (2009-11-25 19:48:49)
  • ただ、「語り」として成立するためには、同時に「聴く」態度が決定的に重要だと思います。「聴く」気がないなら、語ることは逆に差別や対立を生みかねない(サバルタン研究といった領域で強調される部分ですが。これは正しい指摘だと思います) -- 標葉 (2009-11-25 19:51:09)
  • 科学者一人一人が責任を負うのは苦しいですが、科学コミュニティとしては責任あると思いますよ。 -- 榎木 (2009-11-26 00:23:53)
  • サイエンスコミュニケーターを職業として成り立たせるにはどうしたらいいですかねぇ?? -- 名無しさん (2009-11-26 00:43:45)
  • サイエンスコミュニケーター単独で食うのは難しいと思います。まずは副業的に始めて団体を作り、徐々に事業化するのがよいのでは。 -- 名無しさん (2009-11-27 10:35:04)
  • お金の問題は悩みですね。2000万円くらいの収入がないと人は雇用できないのです。 -- 榎木 (2009-11-27 16:45:49)
  • まずは副業でやるしかないですね。 -- 榎木 (2009-11-27 16:46:11)
  • サイエンスコミュニケーターの存在を研究者は欲している、けれどコミュニケーターは収入を期待できない。ガッツがある人しか続かない。→職業として成り立たない→定着しない。ということになっているのでしょうか。もし科学者と一般の人を繋げる存在をサイエンスコミュニケーターに期待するなら、どういった政策が必要になってくるでしょうか? -- 名無しさん (2009-11-27 17:50:15)
  • 大規模な予算と科研費とでは、かなり状況が異なるでしょう。 -- 長尾正 (2009-11-27 20:39:49)
  • 必ずしもコミュニケーターの話ではないですが、英国のオックスフォードなんかの事例を聞いていると、リサーチオンリーではない社会との媒介役みたいな人材を根付かせるためには、かなり意図的に投資して雇用を作り出す必要があるみたいです。つまり、大学をミッションオリエンテッド型部門とリサーチ部門みたいな感じにわけて、前者に投資してまず雇用を作る(主に目的のはっきりした短期雇用なのですが、同時にキャリアに応じて長期雇用でステップアップできる仕組みを整えます)。その上で前者が社会のミッションをこなすことで、民間などから資金を得られる仕組みを作り、それを更にリサーチに回す仕組みを作るのだ、云々。…ただ、ミッションオリエンテッド部門でも雇用の問題は残されそうですけどね。特に英国の場合、社会全体がもう終身雇用を前提にしてないというか、そういう雰囲気があるのかもしれないので、それを前提にした上でのやり方かもです。 -- 隠岐 (2009-11-29 14:14:16)
  • 続きです。長くなってすいません。結局、何かを社会に根付かせたければ、ある程度長期的な視野で、安定した予算で投資するという姿勢は必要だと思うんですよ。例えばコミュニケーター部門のある大学が本当に社会のことを考えるならまずはそれらが自前で最低限の雇用を作ってくれないと。ポスドク一万人計画→ポスドク問題と同じ図式です。実際、どうにかして大学にポストを、まずはそれからだという議論はずっと前から業界、学会側にあったわけで、関係者はその認識を持っていたはず。そうしないとただ不安定なイメージだけが先行して人は集まらず、士気の低いところでは仕事のクオリティにも支障が出かねないし、そうすれば外部からの投資だってなかなか集まらない。社会に根付くどころではないです。何かを本格的に定着させるには「初期投資」が必要なわけで。だけど当時(21世紀初頭ですかね)は交渉がうまくはいかなかった。そして今の状態があります。 -- 隠岐 (2009-11-29 14:37:43)
  • サイエンスコミュニケーターは社会的に望まれている職業なんでしょうか -- 長尾正 (2009-11-29 23:21:54)
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最終更新:2009年11月29日 23:21
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