【萌え】

隠語としての萌え(もえ)とは、一部文化において、アニメ・漫画・ゲーム等様々な媒体における、対象への好意・傾倒・執着・興奮等のある種の感情を表す言葉である。「対象物に対する狭くて深い感情」という意味を含んでいるため、それよりは浅くて広い同種の感情を表す「好き」という言葉を使うのにふさわしくない場合に用いられる。原初は異性・小動物等の愛玩的対象に対して、恋愛感情や性的欲求に近い感情が「燃え上がる」という意味のスラングから来たものであるとみられている。ネット上で「燃える」の誤変換から発生したと見られる。

日本にて1980年代後半から1990年代初頭頃に成立した説が有力だが、その成立の経緯は不明な点が多い。また、現在は様々な分野で使用されているが、元は隠語・俗語であるため、使用法や解釈を巡る議論は絶えない。

2000年以降オタク用語としてマスメディアを中心に取り上げられるようになり、2005年にはユーキャン流行語大賞に選出された。



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最終更新:2010年11月30日 16:57
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